- TOP
- 桑田真澄の「人生の勝利投手になるために」
- 桑田真澄×東俊介スペシャル対談「全てにおいてバランスが大事」
2024.08.09
桑田真澄×東俊介スペシャル対談「全てにおいてバランスが大事」
ATHLETE LIVEを運営する株式会社アーシャルデザインは2024年1月、桑田真澄氏のエグゼクティブアドバイザー (顧問)就任を発表しました。
活動の第1弾として、同社の東俊介氏(株式会社アーシャルデザインINNOVATION事業部 事業責任者/北國銀行ハニービー監督)との対談を実施。
早稲田大学大学院時代の「同級生」というお二人ならではの親密で熱い会話がなされました。
対談は3本立てで実施。第1回のテーマ「日本のスポーツ界に感じる課題」からスタートしました。
対談の全編は以下YouTube動画にて視聴可能。桑田氏、東氏の言葉をぜひ参考にしてください。
(文:加賀一輝)
今の野球選手に必要なバランス
大学院時代の修士論文で「野球道の再定義」を提唱した桑田氏。
従来の野球界で大切とされてきた「練習量の重視・絶対服従・精神の鍛錬」に対し、現代に即した「練習の質を重視・尊重(リスペクト)・調和(バランス)」に変えていくことが必要と言います。
東「スポーツだけじゃなくて、仕事面でもビジネス面でも通ずるところがありますよね」
桑田「変えちゃいけないこともあると思うので、そういうものは継承しながら色々なことに変化していっていいと思います。変化しなければいけないなと考えていますね」
続いて、話題は「間違った野球界の常識」へ移ります。
東「僕らの世代は必ず野球を通りましたが、指導者に『(バットは)上から叩け』とよく言われたんですよね」
桑田「野球界は最短っていうのが大好きなんですよね。最短でボールを捉えろ、最短で走れ、最短でフライを捕りに行けとか。でもよく考えると最短が大事じゃないんですよ。“最速”が大事なんですよ」
最短距離でバットを振ってもヘッドスピードは出ません。多少弧を描きつつ、ボールを捉えるときに“最速”が出ていれば、結果的に強い打球が打てます。
走塁でも少し膨らみながら走ったほうが減速せず、早く次のベースに到達します。桑田氏は現在指導するジャイアンツでもコーチ陣に“最速”というワードを浸透させようとしているとのこと。
「言葉によく騙されるんですよ。『真っ直ぐ』とか『上から』とか『最短』とか。そういう言葉は正解に聞こえるんですけど、真面目な人に限ってそれをやろうとするので、なかなか結果が出ないですね」
このほかにも桑田氏の「Eat to Win(勝つために食べる)」と言い聞かせた食生活、「人間はため込むことができない」という名言が飛び出した第1回。最後は東氏が「努力もしっかりと習慣づけることですね」と締めました。
続きはこちら
アスリートエージェントとは?
アスリートエージェントは、アスリート・体育会&スポーツ学生に特化した就職・転職エージェントです。
創業以来、
といった業界でも高い数字を出しているのが特徴です。
就職の知識が全くない方でも、元競技者であるキャリアアドバイザーが手厚くサポートいたします。
履歴書の書き方から面接のアドバイスまで、スポーツと同じように「勝つまで」全力で支援させていただくのがモットーです。
利用は完全無料です。私たちと一緒に就活でも勝利をつかみ取りましょう!
ARTICLE