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岡田 麻央 / Mao Okada   元バスケットボール選手|現在:タレント(シンクバンク所属)

コートから芸能界へ活躍の場をシフト。現役を引退しても、なりたい自分になる。

「食事や睡眠と同じくらいバスケが好き。
それが私にとって普通のことなんです」

とにかくバスケが大好き!
そう語る岡田麻央さんは、元バスケットボール選手。
トヨタ紡織サンシャインラビッツのプレイヤーとして
WJBL(バスケットボール女子日本リーグ)で活躍されました。

そんな彼女の現在の職業は、タレント。
ファッションモデルやスポーツモデル、
TVレポーターなど様々なフィールドで活躍中です。

一見、スポーツの世界と芸能界は遠く離れているように思いますが
岡田さんいわく「バスケと芸能界には通じるものがある」のだそうです。

Profile

 

岡田 麻央(おかだ まお)1988年11月生まれ

元バスケットボール選手。小中高とバスケ部に所属し、高校卒業後はトヨタ紡織に就職し実業団の選手となる。インターハイ出場、国体優勝、WIリーグ1位などの実績を持つ。2016年に現役を引退し、芸能事務所に所属。現在は芸能事務所「シンクバンク」のタレントとして、スポーツモデルやレポーター、ファッションモデルなど幅広い分野で活躍。

「一人前の選手である前に一人前の人間でありなさい」

— バスケットボールを始めたのはいつ頃ですか?

小学4年生の時に部活で始めたのがきっかけです。実は、人生でいちばんキツい練習をしたのが小学校時代でした(笑)。小学校の部活なのに、顧問の先生がとても厳しい人で……。でも、厳しい練習のおかげで自分がうまくなっていくのが楽しかったんです。

そして何よりバスケが大好きだったので、辛くてもやめたいとは思わなかったんですよ。この経験が自分の基盤となって、中学、高校の練習にもついていくことができました。

小学校時代の経験が、岡田さんのスタミナの基礎となったんですね。

そうなんです。中学に進学すると、バスケ部の他にクラブチームにも入っていました。その時に教えてくれた先生は“一人前の選手である前に一人前の人間でありなさい”という考えの持ち主で、バスケの技術だけでなく人として大切なことを教えてくれました。ただ練習に打ち込むだけでなく、マナーや礼儀、勉強することも大切だと学びました。

高校は愛知県内にあるバスケの強豪校に進学しましたが、将来はプロになろうという思いは正直ありませんでした。ただ、とにかくバスケができる環境にいたかったんです。それは小学校の時から変わりません。ご飯を食べたいとか、眠りたいのと同じように、バスケをしていたかったんです。

— スポーツをしていない女の子たちを羨ましく思ったことはありますか?

高校時代は1年のうち350日くらいバスケをしていたので、同級生の女の子たちが楽しそうに遊んでいる姿を見て、ちょっとだけ羨ましく思った時もあります。でも、バスケをしていない自分としている自分だったら、後者のほうが好きです。だから私はこれでいいんだと思ってバスケを続けてきました。

— 高校時代はどんなことを考えながらバスケをしていましたか。

入学したばかりの頃は、何も考えずに思い切りプレーしていました。それが功を奏したようで、1年生の途中からスタメンに、2年生ではエース、3年生ではキャプテンと、順調に進んでいきました。高校時代の私は、周りの人と自分を比較せず、ただ自分が上手くなることだけを考えてひたすら練習に励んでいました。

バスケを続けるために、プロ選手の道へ

— プロになろうと思ったきっかけは何だったのですか?

バスケをやめない環境を選択してどんどん進んでいったら、プロ選手の道に辿り着いた感じです(笑)。トヨタ紡織に内定を貰い、親にも先生にも背中を押され、実業団の選手になりました。

バスケに対するモチベーションは小学生の時から変わらないので、最初はプロの選手になったという自覚はあまりなくて『大好きなバスケをやって、お金を貰えるなんてラッキー』と思っていました。でも、初めてファンができたり、応援団の人が見守ってくれたりして、バスケをすることに対して、初めて責任を感じました。

そして、大好きなバスケをやることが、自分の親やファンの人々の喜びにも繋がっているのだと気づき、とても幸せな気持ちになりました。

— プロになり、学生時代との違いを感じましたか。

実業団のチームとなると、色々なところからエース級の選手が集まります。今まで人のことを気にしないでプレーしてきたのですが、ここで初めて人に対するプレッシャーを感じました。2年目の時にヘルニアになり、全力でプレーできなくなってしまったんです。

私はバスケのエリートコースを歩んでいないし、私以外にも強い選手はたくさんいます。調子が悪ければ試合に出してもらえません。周囲から、他の選手と比べられている……と意識すればするほど、プレッシャーを感じ、力が発揮できなくなってしまうんです。同じチームの選手なのに、ライバルとして見られる経験が初めてだったので、応えられなかったんだと思います。

2年目、3年目は試合に出ることが減り、バスケをやめたいと思いました。試合に出られないなら、バスケをやる意味がないのでは……?と感じていたんです。でも、バスケが好きだから続けたい。なんとか自分のモチベーションを上げるために、憧れの選手のプレー映像を見て、『ああなりたい。頑張ろう』と気持ちを奮い立たせていました。

やるならば思い切りやろうと練習を続けた結果、5年目にはスタメンになりました。その年のWIリーグで優勝し、実績を残すことができました。

引退後に選んだ芸能界、少しでもバスケ界に貢献したい

— 引退を考えたきっかけは何だったのでしょうか。

大好きなバスケをしている時は、親やファンの人たちも喜んでくれるけど、続けていくには年齢のハードルがあります。選手としての終わりを考えたとき、自分の将来のことを想像しました。そして、このまま引退してすぐに結婚してしまったら、もったいないかも……と感じたんです。

家庭をもつ前にしか出来ない、自分がもっと幸せにだと思えるものがあるような気がしました。「バスケ」という表現を、競技の世界ではなく違うフィールドで活かせたら、自分の幸せがこの先も続くのでは……と考えた先に辿り着いたのが、芸能界だったんです。

— 引退後は芸能界の道へ進もうと考えたのですね。なぜバスケの世界から芸能界へ入ろうと思ったのですか。

私は、自分の中にあるものを表現するのが好きなんだと思います。バスケでも、コートという場所で自分を表現して、その姿を見て喜んでくれる人がいることが幸せなんです。

それから、バスケの持つ雰囲気はファッションや音楽とも通じるところがあり、芸能とも相性が合うと確信していました。バスケやスポーツに興味がない人も、音楽やダンス、映画と同じような感覚でバスケに親しみ、好きになるきっかけになれば……と思いました。

バスケの持つ雰囲気が好きな人はきっといると思うので、私が色々な活動をすることによって、結果的にバスケ界に貢献できたらいいなと考えています。

— 引退すると決めた時、周囲から反対されませんでしたか。

コーチや親にはやめないで欲しいと言われましたが、最終的には、私の人生だから自分で決めればいいよと言ってくれました。

辞めるタイミングで、たまたま音楽タレントのオーディションがあって、ダメ元で応募してみたんです。きっと受からないだろうと思っていたんですが、最終審査まで残ることができました。グランプリは逃しましたが、「可能性があるからやってみない?」と声をかけていただき、事務所に所属。自分に出来ることは何か考えながら、色々な練習をするようになりました。

最初の半年間は、地元でアルバイトをしながら東京に通ってレッスンをする生活を続けていました。

タレント、スリーバイスリーの選手、これからも情報を発信し続けていきたい

— 過去にはフリーでもタレントのお仕事をされているんですよね。

そうなんです。事務所に所属していた時、自分で提案してSNSで情報発信をしたところ、バスケ関連の仕事をいただけるようになって。自分で情報発信をしたほうが活動しやすいと思い、フリーになりました。

その当時、通信系の派遣会社で働きながらタレント活動をしていたのですが、職場にも恵まれました。会社の上司が、偶然にも現役時代の私のことを知っている人だったので、今後やってみたいことを話したら非常に喜んでくれたんです。

タレント活動も応援してくれて、仕事もやりやすいように調整してくれて、大変お世話になりました。この春からは芸能事務所「シンクバンク」に所属し、新たなスタートを切りました。

— 現役時代に岡田さんを応援してくれていた人が、芸能活動も応援してくれたのですね。現役を引退して2年目となる今の目標は?

今、ちょうど色々なことが動き出している時なんです。最近はタレント活動の他に、スリーバイスリー(3人制バスケットボール)の選手として競技を始めました。双方の活動が相互作用して、バスケ界にも貢献できたらいいなと思っています。

音楽やファッションと同様にバスケもライフスタイルの一部として発信し続けていきたいです。自分の子どもが生まれた時には、子どもにも伝えたいことです。

— 最後に、セカンドキャリアを考えている現役の選手たちにメッセージをお願いします。

選手として全力で競技をするのは当たり前のことです。その上で、私のように現役の終わりが見え出した時、次のキャリアを考えるのは大切だと思います。現役を退いてからの人生のほうが長いので、将来設計は大事ですね。自分がなりたい自分を想像して、準備を始めることはオススメです。

— 取材後記

バスケに対する愛情を持ったまま、
コートから芸能界へと羽ばたいた岡田さん。
「日本ではバスケがあまりメディアに出ないのが悔しい」と語られます。

小学生の頃から築き上げた技術と
競技に対する熱い想いが彼女の原動力となり、
日本中に新しいバスケのイメージを発信する存在になるのでしょう。

“好きなこと”そして“なりたい自分”を追い求めて
まっすぐに進んでいく岡田さん
は、
きっとこれからも多くの人を感動させ、パワーを与えてくれるはずです。

 

取材/アスリートエージェント 小園翔太
取材・文/佐藤愛美
編集/榧野文香

岡田麻央インスタグラム
@mao_okada_official

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