2024.09.23
ハンドボール関係の仕事を徹底解説!就職するポイントやメリットとは?
部活動やクラブチームなどでハンドボールをやってきた人の中には、ハンドボール関係の仕事に就きたいと思っている人もいるのではないでしょうか。
ハンドボールに関わる仕事には、ハンドボール選手以外にもさまざまな仕事があります。
本記事では、ハンドボール関係の仕事や、就職する方法についてご紹介します。
INDEX
ハンドボール関係の仕事10選
プロハンドボール選手
ハンドボールをすることを仕事として収入を得ているのが、プロハンドボール選手です。一般的なプレーヤーとは異なり、高度なプレーを披露することで観客を楽しませます。
試合で良い成績をおさめたり、応援してくれるスポンサー企業やファンを集めたりすることで収入を得る仕事ですが、日頃から不断の努力を重ねる必要があります。
また、競技中にケガをすることがないようにメンテナンスも欠かせません。
プロハンドボール選手になるためには、ハンドボールスキルがあることも重要ですが、心身をメンテナンスしモチベーションを維持し続けるスキルも求められるため、繊細な職業といえるでしょう。
監督・コーチ

プロやアマチュアのハンドボールチームの采配やケアを行う仕事に、監督・コーチの仕事があります。
ハンドボールに関する知識とスキルが求められることから、現役で活躍していた選手が就任するケースが多いです。
監督・コーチになるチームはさまざまであり、キッズやアマチュアのチームの場合は安全なプレーができる環境を整える必要があります。
プロチームの場合は、公認スポーツ指導者資格の取得が求められることもあるでしょう。
収入や働き方も、所属するチームにより異なるため、監督・コーチとして目指したい方向性はあらかじめ定めておきましょう。
アナリスト

アナリストは、動画を通して選手やチームのスキルを分析したり、対戦チームの強みや弱点を分析したりします。
データを分析しながら、チームの勝利に貢献する役割を担います。
日本ではアナリストの雇用は少なく、プロスポーツチームでデータを駆使して戦略を立てているチームはまだまだ少ない傾向にある点が特徴的です。
スポーツトレーナー

選手のトレーニングをサポートするスポーツトレーナーの仕事は、選手たちが試合で最大限パフォーマンスを発揮するために欠かせない仕事です。
トレーニングやコンディショニングのサポートをすることで、ケガや傷害を未然に予防することにつなげることはとても重要なことです。
スポーツトレーナーになるために必須の資格はありませんが、アスレティックトレーナーや理学療法士、柔道整復師などの資格を取得しておくと今後のキャリアアップに役立ちます。
こちらの記事もおすすめ
スポーツトレーナーになるには?仕事内容・資格・スキルを徹底解説
ハンドボール関連グッズメーカー企業

ハンドボールに特化したアイテムを開発し販売するスポーツメーカーの仕事は、ハンドボール選手の活躍に直結する仕事です。
大手スポーツメーカーのアシックスやミズノもハンドボール用品を取り扱っていますが、ヒュンメルやケンパなどの海外ブランドのメーカーも多い傾向にあります。
国内で有名なハンドボール専門ブランドは、インパルやトランジスタなど。スポーツメーカーには、営業や企画開発、広報など多様な職種が存在します。
自分に合った職種や能力が活かせる職種にはどのようなものがあるのかを見つけてみましょう。
スポーツ栄養士

ハンドボール選手のような体を駆使するスポーツ選手にとって、食事は身体作りの中の基本です。
そのため、毎日どのような食事をするのか、どんな栄養素をどれくらい食べるかが身体作りには欠かせません。
スポーツ栄養士は、選手の栄養バランスを指導して身体作りをサポートします。スポーツ栄養士になるには、スポーツの知識以外にもスポーツ栄養に関する知識も求められます。
管理栄養士の資格だけでもよいですが、公認スポーツ栄養士の資格も取得しておくことがおすすめです。
こちらの記事もおすすめ
スポーツ栄養士の気になる年収は?年収アップのためのコツも伝授!
スポーツ関連メディア(カメラマン・ジャーナリスト)

選手やチームの活躍をいち早く世の中に伝える仕事に、スポーツ関連メディアの仕事があります。
スポーツ関連メディアの仕事の主な内容
- 選手やチームを取材して記事を執筆する
- テレビ番組を制作する
- 臨場感あるプレーの様子を撮影して新聞社や放送局に提供する
会場に足を運ばない人にも選手の活躍する様子が伝えられるほか、ハンドボールなどスポーツの魅力をより多くの人に発信することができるので、やりがいが感じられる仕事といえるでしょう。
こちらの記事もおすすめ
スポーツジャーナリストになるには?求められるスキルややりがいもご紹介
ハンドボール協会スタッフ

各スポーツには協会が存在しており、ハンドボールにも「公益財団法人 日本ハンドボール協会」が存在しています。
ハンドボールに関するニュースや試合の情報を発信するほか、ハンドボールをより盛り上げるための活動に従事している協会です。
運営には事務管理の仕事やパートナー企業を獲得するなどの業務が存在しています。
スポーツ施設スタッフ

ハンドボールをするための体育館など、スポーツ施設は全国各地あらゆる場所に存在しています。
もし欠陥や不備があれば大きな事故につながりかねません。気持ちよくハンドボールがプレーできるのも、施設スタッフが清掃や整備をしているからこそといえるでしょう。
また、清掃や管理など安心安全に使えるための仕事の他に、週末やシーズン中にはイベントや大会の運営に携わることもあり、臨場感ある様子や熱気を近くで感じられるという醍醐味も味わえます。
スポーツエージェント

スポーツエージェントとあ、スポーツ選手に代わり、チームの契約や入団の交渉を行う仕事です。
契約金の交渉のほか、契約更新などの対応をし、選手の年俸の3〜5%が契約料として入ってきます。
良い条件・良い契約金額で契約できるかどうかは、エージェントの腕の見せどころです。日本ではあまり普及していない職業ですが、海外ではメジャーな職業となりつつあります。
こちらの記事もおすすめ
スポーツエージェントの仕事内容からお金事情まで徹底解説
ハンドボール関係の仕事に就くポイント

実力や経歴などの身体能力の高さをしっかりとアピールする
ハンドボール関係の仕事の中には、ハンドボールのスキルを発揮してレクチャーする場面も多く、実力や経歴、身体能力の高さが求められることがあります。
ハンドボールの技術に限らず、身体作りの面ではウェイトトレーニングなどについても丁寧かつ分かりやすく指導できるか判断されることもあるので、身体能力の高さはアピールしましょう。
実力や身体能力は、事前に実技試験で確認されることもあります。
熱意ややる気をアピールする

スポーツ経験がある人は特に、苦しい状況に陥っても諦めず仕事に向き合う力があるため、就活の段階で熱意ややる気をアピールすることが大切です。
熱意ややる気があるからこそ、一生懸命働いてくれると採用担当者の期待が膨らみます。
面接は直接採用担当者と話せる貴重な機会なので、しっかりと伝えられるように準備をして臨みましょう。
資格やスキルが必要な場合はあらかじめ取得しておく

仕事によっては、資格やスキルが就活に有利に働くことがあります。希望する仕事で取っておいた方が良い資格がある場合は、事前に取得しておくことがおすすめです。
就職できる領域の幅が広がると同時に、内定率のアップも期待できます。
ハンドボール関係の仕事に就くメリット
ハンドボールに関わり続けながら働くことができる
ハンドボール関係の仕事に就けば、ハンドボールに関わり続けながら働けるメリットがあります。
ハンドボール選手やチームを日々サポートしたり、ハンドボールに関するニュースを集めたり、好きなことが仕事に直結することでやりがいを持って働けるでしょう。
応援している選手やチームに寄り添った仕事ができる

スポーツトレーナーは、選手の体調やフィットネスを管理し、選手の健康とパフォーマンスに寄り添った仕事を行います。
スポーツジャーナリストや放送関係者は、選手やチームの出来事を報道し、ファンにスポーツの魅力を伝え、応援者とのつながりを築く役割を果たします。
こうした仕事は、スポーツに関わるさまざまな側面において、選手やチームに寄り添った仕事です。
ハンドボールが好きな人が情熱を活かし、スポーツ界に貢献できる魅力的な仕事といえるでしょう。
ハンドボールの魅力を多くの人に伝えられることにやりがいを感じられる

ハンドボールの仕事によっては、ハンドボールの人気を促進し、新たなファンを獲得することができます。
スポーツジャーナリストや、イベントの主催者などはまさに魅力を発信することに醍醐味を感じることができるでしょう。
ハンドボールへの情熱と共に、多くの人々に素晴らしさを紹介し、支持を集めることができます。
ハンドボール関係の仕事に就くデメリット
年齢や体調によっては働き続けることが難しくなる
ハンドボール関係の仕事の中にはレクチャーや指導などをする場面も多く、年齢や体調によっては働き続けることが難しくなることもあります。
実際に体を動かしながら指導をするほか、休日や夜の練習のサポートに立ち会うこともあり、身体に大きな負担を感じることもあるでしょう。
長く働き続けるためには、長期的なキャリアプランを組み立てて、年齢に合った働き方や仕事内容を工夫することが大切です。
休日が不規則になりやすい

ハンドボールの練習や試合は休日に行われることも多く、休日が不規則になりやすい特徴があります。
平日休日問わず、フレキシブルに動ける人が向いている仕事になります。土日祝は必ず休みたいという人は、条件に合った仕事を探す必要があるでしょう。
採用している枠が多くない

ハンドボール関係の仕事自体がそこまで多くないため、採用枠が少ない傾向にあります。
そのため、すぐに働きたいと思っていてもなかなか希望する枠が空いていない可能性があることも念頭に置いておく必要があります。
パートやアルバイトの枠で求人を募集していることもあるので、こまめに求人情報を確認するようにしましょう。
ハンドボール関係の仕事に向いている人の特徴

ハンドボール関係の仕事に向いている人の特徴にはどのようなものがあるのか、具体的に見てみましょう。
ハンドボール好きで、知識を深める意欲がある人
「ハンドボールが好きで、知識を深める意欲がある人」は、ハンドボール関係の仕事に向いています。
ハンドボールへの強い興味や情熱を持ち、ルールや戦術、選手やチームの情報など、競技に関する知識を積極的に学び続ける姿勢がある人のことです。
具体的には、試合を観戦するのが好き、最新の業界の動向やトレーニング方法について学びたいと思う人がハンドボール関係の仕事に向いています。
意欲と関心があることで、ハンドボールに関わる業界での仕事に役立つ深い理解と継続的な成長が期待できるでしょう。
体力面・精神面に自信がある人

「体力面・精神面に自信がある人」も、ハンドボール関係の仕事に向いています。
ハンドボール関係の仕事では、肉体的な持久力とストレスやプレッシャーに強い精神力が必要になるケースがあります。
主な仕事内容は、ハンドボールの指導や運営、イベントのサポートなど、体力を使う仕事に耐えられることや、試合やイベントのプレッシャーに動じず冷静に対応できるかどうかなどです。
長時間の作業や突発的なトラブルにも柔軟に対処できる強さが重要となるでしょう。
ハンドボール関係の仕事に就く方法

人脈を頼る
ハンドボール関係の仕事に就くためには、人脈を頼ることもひとつの方法です。求人が少ないからこそ、紹介をしてもらうことでスムーズに採用が進む可能性が期待できます。
紹介を依頼する時には、紹介してくれる相手に迷惑がかからないようにすることが基本です。
きちんと自己PRや経歴を整理しておき、必要なスキルや資格がある場合は事前に取得しておけると理想です。
認められるスキルや実績を磨く

求人や採用枠が少ないからこそ、認められるスキルや実績を磨いておくことで、周囲と差をつけることができます。
ハンドボールのコーチを目指したい場合には、アルバイトを通してハンドボール指導の経験を積んでおくことで、指導の経験があるとして評価されることも期待できます。
目指す仕事にはどのようなスキルや実績があることが望ましいか、事前に確認をして準備を進めましょう。
こちらの記事もおすすめ
【例文あり】自己PRでハンドボールの経験を伝えるポイントとは?
就活エージェントに相談する

就職エージェントに相談することも、内定獲得のための近道です。就職エージェントはエリアや業界に特化したものなどに細分化されます。
スポーツ分野に特化した就活エージェント「アスリートエージェント」は、ハンドボールなどのスポーツ経験がある人材に特化した就活支援を実施しています。
履歴書の作成法から企業紹介まで幅広いサポートを実施しているので、気になる人はチェックしてみましょう。
こちらの記事もおすすめ
【公式】アスリートエージェントが選ばれる理由は?サービス内容と強みを徹底解説
ハンドボール競技と仕事を両立する方法も

ハンドボール関係の仕事に就きたい人の中には、競技と仕事を両立させたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、ハンドボール競技と仕事を両立するための方法についてご紹介します。
ハンドボール実業団のある企業に就職する

ハンドボール競技と仕事を両立するために、ハンドボール実業団のある企業に就職する方法もあります。
自社の社員で構成されたハンドボールチームを持っている会社がハンドボールチームを運営し、選手として活動する社員の支援をしています。
企業がチームを持つことで、選手が仕事と競技を両立しやすくなるメリットがあります。
アスリート側もハンドボールの実業団を持つ企業に入社することで、勤務時間や業務内容が競技活動に配慮される場合が多く、仕事と競技の両方を効率よくこなすことが可能となるでしょう。
競技と仕事を両立する働き方「デュアルキャリア」については、以下の動画で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
ハンドボール社会人チームに所属する

仕事をしながらハンドボールの競技活動を続けるために、企業や地域の社会人チームに参加する方法があります。
社会人チームに所属することで、ハンドボールを趣味として続けたい人や、競技を続けるためのサポートを受けたい人が業務の合間に練習や試合に参加できます。
社会人チームは仕事との両立がしやすい柔軟なスケジュールで活動することが多く、アマチュア競技者として活躍できる場を提供しています。
たくさんのハンドボール社会人チームがある中で、自分のライフスタイルや居住地に合ったチームを探してみるとよいでしょう。
こちらの記事もおすすめ
仕事もハンドボールもやりたい!競技とビジネスを両立する方法を紹介
まとめ
ハンドボール関係の仕事は、スポーツ選手以外にもさまざまです。自分に合った仕事が見つかったら、積極的にアプローチしましょう。
アスリートエージェントは、スポーツ関係の仕事に就きたい人を完全無料でサポートしています。
これまでのノウハウや実績を活かしたサポートをおこないますので、どんな小さな悩みからでもぜひご相談ください。
アスリートエージェントとは?
アスリートエージェントは、アスリート・体育会&スポーツ学生に特化した就職・転職エージェントです。
創業以来、
といった業界でも高い数字を出しているのが特徴です。
就職の知識が全くない方でも、元競技者であるキャリアアドバイザーが手厚くサポートいたします。
履歴書の書き方から面接のアドバイスまで、スポーツと同じように「勝つまで」全力で支援させていただくのがモットーです。
利用は完全無料です。私たちと一緒に就活でも勝利をつかみ取りましょう!
ARTICLE