2025.01.16

スポーツ栄養士の気になる年収は?年収アップのためのコツも伝授!

スポーツ栄養士は、食事や健康管理の面からスポーツ選手を支える重要な仕事です。

スポーツ栄養士は、選手やチームに寄り添ってサポートをする仕事ですが、気になる年収はどれくらいなのでしょうか。

本記事では、スポーツ栄養士の年収や、年収を上げるための方法についてご紹介します。

スポーツ栄養士の仕事とは

スポーツ栄養士の仕事内容

スポーツ栄養士は、アスリートから日頃スポーツを楽しむ一般層まで、幅広い人々が生涯健康的にスポーツが続けられるように食事面のサポートをする仕事です

選手に寄り添い、監督やコーチと連携をとりながら栄養面でアドバイスをすることもあり、選手個々人の特徴に合わせた栄養計画や指導、食事メニューの考案などに携わることも。

時にはアスリートやスポーツ関係者に向けた栄養に関するセミナーを開催することもあります。

ジュニアアスリートに対しては、毎日の食事の基本やバランスの良い食事についてなど基本的なポイントをアドバイスすることも重要な役割です。

また、健康寿命が注視される近年は、介護やリハビリの現場においてサポートをする機会も増えてきています。

栄養学に限らず、運動生理学の知識なども求められるスポーツ栄養士の活躍の幅はますます広がりつつあります。

スポーツ栄養士になるためには

スポーツ栄養士になるためには、栄養士として欠かせない栄養学についての知識を身に着ける必要があります。

栄養素や食事のバランス、健康管理につながる栄養療法について学べる大学や専門学校に進学して知識を養います。

専門知識が学べる教育機関では、臨床現場の実習で栄養指導の技術が磨けることも。必要な知識を習得したあと国家試験に合格することで、管理栄養士の資格を得ることができます。

スポーツに特化したスポーツ栄養士を目指す場合には、日本スポーツ栄養学会が実施する認定試験に合格する必要があります。

栄養に関する知識に加えて、スポーツ栄養学に関する専門的な知識が問われるのでより専門的な知識を習得することが重要になります。

スポーツ栄養士に必要な資格

スポーツ栄養の専門家としての証明となる「公認スポーツ栄養士」は、公益社団法人 日本栄養士会および、公益財団法人 日本スポーツ協会が立ち上げた資格です。

資格取得のためには審査に必要な条件を満たしたうえで、日本スポーツ栄養学会開催の「スポーツ栄養ベーシックコース講習会」の受講、さらに「公認スポーツ栄養士養成講習会」を受講します。

そのうえで、検定試験を受け合格することで資格認定されます。試験の詳細は、公式サイト上で確認しましょう。

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スポーツ栄養士の年収

スポーツ栄養士の平均年収は、勤務先やスキルにより変動しますが平均すると約350万円と言われています

平均で見た年収の低さは、まだ職業としてあまり広く認知されていないことが要因としてあげられます。

ジム勤務では200万円以上、病院勤務では250万円以上、プロアスリート専属の場合は1,000万円以上など、勤務先により年収もさまざまです。

参考:情報かる・ける

スポーツ栄養士の主な就職先

スポーツジム

スポーツ栄養士が活躍する主な就職先のひとつに、スポーツジムがあります。スポーツジムには老若男女問わず幅広い層が健康維持や体力向上を目的に足を運びます。

スポーツ栄養士は、日々トレーニングに励む会員に対して個々人の運動プログラムに合った食事計画を提案したり、栄養セミナーを開催したりします

時にはジム内で健康食品が販売されることがあるので、商品に関する知識も求められます。

スポーツチーム

選手が最大限のパフォーマンスを発揮できるように、スポーツ栄養士としてチームに所属するケースがあります。

選手により毎日のコンディションも体質も異なるため、日々の食事管理は欠かせません。試合やトレーニングに向けた適切な栄養指導をおこないます

日々チームや選手に寄り添い、側でサポートした選手が最高の結果を残せた時には、ともに喜びあえるといった醍醐味が味わえるでしょう。

信頼関係とコミュニケーションが欠かせない、責任の伴う働き方です。

病院

病院内で、食事面もおける患者の治療や回復をサポートする働き方もあります。患者の体質や病状によって、適切な食事療法は異なります

栄養の知識に加えて、医学的な知識も求められることからより専門的なスキルが求められることになるでしょう。患者の健康状態の改善を目指して、医師や看護師と連携することも欠かせません。

フリーランスとして活躍

習得した知識やスキル、これまでの経験を活かしてフリーランスとして活躍する方法もあります。

フリーランスで働くことで、個人やチーム、法人など幅広い層に対してアプローチできる自由な働き方が実現できます

仕事内容も栄養管理やアドバイスだけにとどまらず、ワークショップを開催したり、執筆活動をしたり、コンサルティング業務を請け負ったりすることも可能になります。

自分のスキルをどのように発揮したいのかを明確にしたうえで、フリーランスという働き方を目指すのもおすすめです。

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スポーツ栄養士が年収をあげるための方法

専門性を高め、資格を取得する

スポーツ栄養士として年収をあげるために、専門性を高めて資格を取得する方法があります。

栄養に関する知識に加えて、アスリートに対する食事指導の専門性を高めることで、よりスポーツの専門性に特化させられることも。

公認スポーツ栄養士の母数もまだ少ないことから、専門性を高めることでプロのチームやアスリートの専属契約につながることも期待できます

また、公認スポーツ栄養士の資格以外の資格取得により、活躍できる幅も広がります。

たとえば、アスレティックトレーナーの資格やパーソナルトレーナーの専門資格は、取得することでコンディショニングやメンタルケア、トレーニングの面でもサポートできるようになります。

他の栄養士と差別化できる要素があれば、年収アップにつながる働き方が実現できるでしょう。

トップチームや選手と専属契約をする

トップチームや選手との専属契約は、多くのスポーツ栄養士が憧れる働き方です。

栄養管理はスポーツ選手が良いパフォーマンスを発揮するために欠かせず、最前線で活躍する選手やチームであればあるほどお金をかけてでも管理を徹底したいもの。

専属で契約できれば、チーム内でも重宝され年収アップにつながります

しかし、その分高い専門知識や経験がもとめられるため、責任感が伴うことを理解しておきましょう求められる専門性が発揮できなければ、契約解除になる危険性も伴います。

専属契約できるのはスキルが広く認められている、ほんの一握りのスポーツ栄養士だけ。とても狭き門になることを念頭において、まずは現場で多くの実績を積むことが求められます。

独立して活躍する

独立も、年収アップへの大きな近道です。理由としては、実力次第で高い年収が狙えるため年収に上限がない、得られた仕事の分だけ稼げる、副業ができるなどがあります。

報酬の分だけ収入を得ることができるので、社員として所属する働き方以上の収入が見込めるケースも。

独立する際には、体力や精神面のバランスも考慮して無理の無い働き方ができるように自分でコントロールをするようにしましょう。

スポーツ栄養士の年収以外のやりがい

選手を身近で支え、ともに喜び合える

スポーツ栄養士は日々選手の近くで食事やパフォーマンスのサポートをする分、選手の活躍や成長を身近で感じ喜び合えるやりがいがあります

サポートしてきた選手が結果を出すと、まるで自分ごとのように嬉しい気持ちになれるのも、醍醐味のひとつ。

中には、信頼関係を築くうえで、個別の相談を受けることもあるでしょう。親身に相談にのり支えることで、スポーツ栄養士としてのやりがいもさらに大きく感じられるでしょう。

さまざまな専門家と仕事ができる

スポーツ栄養士は、コーチやスポーツ医学の専門家など、さまざまな専門家と連携する機会が豊富です。

連携することで、選手のパフォーマンスをより向上させることにつながります。多くの専門家と仕事をすることで、自身の知識やスキルの向上や新しい可能性を見出す機会に発展させられることが期待できます

自分自身の成長への可能性も考えながら、さまざまな専門家と連携した働き方がおすすめです。

あらゆる場所で活躍できる可能性がある

スポーツ栄養士は、自身の知識やスキルさえ発揮できれば、あらゆる場所で活躍できます。最近では病院のリハビリセンターや、オンライン上の栄養相談室など、活躍できる場所や機会も広がってきています。

必ずしもスポーツジムやチームに所属することが必須ではないからこそ、自分に合った働き方が実現できるでしょう。長い目で見た時に、どんな場所で活躍したいのかを考えておくことも大切です。

スポーツ栄養士への就職・転職をお考えの方はエージェントに相談しよう

スポーツ栄養士への就職・転職を考えている方は、エージェントに相談することをおすすめします。

スポーツ栄養士は、アスリートやフィットネス愛好者のパフォーマンス向上に貢献する重要な役割を担っており、専門知識や経験を活かせる仕事が多く存在します。

しかし、この分野の求人は限定的で競争も激しいため、転職活動をスムーズに進めるためには専門的なサポートが求められます。

スポーツ専門の就活エージェント「アスリートエージェント」は、スポーツ栄養の分野に特化した求人情報を提供し、あなたのスキルや資格に合った職場を見つけるサポートをいたします

履歴書や職務経歴書の作成、面接対策など、転職活動全般を手厚くサポートしてくれるため、安心して活動を進めることができるでしょう。

スポーツ栄養士を目指している人は、ぜひアスリートエージェントにご相談ください。

まとめ

今回は、スポーツ栄養士の年収や主な就職先、やりがいについてご紹介しました。

年収アップを視野に入れてスポーツ栄養士を目指したい人は、体育学生・アスリート専門の就職エージェント「アスリートエージェント」へのご相談がおすすめです。

どれくらいの年収を目指したいのか、目標を定めたうえで相談してみましょう。

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