2025.03.01
体育会学生に人気な業界・職種・会社とは?就活で成功するための秘訣も紹介
体育会学生が就活を進める上で、どんな業界・就職先が人気なのか気になる方も多いのではないでしょうか。
また、体育会系学生の持っているスキルや経験、体力面を評価する企業は多く、体育会学生は就活で有利であるといわれています。
本記事では、体育会学生に人気な業界・職種・会社とともに、体育会学生が就活で有利な理由や就活で成功するための秘訣をご紹介します。
INDEX
体育会学生に人気な業界6選
まずは、体育会学生に人気のある業界を6つご紹介します。
スポーツ業界

スポーツ業界は、スポーツ経験者であれば一度は憧れる業界ではないでしょうか。スポーツメーカーに務めることはもちろんスポーツイベントの企画運営、選手の育成など様々な職種があります。
新卒でスポーツ業界への就職は厳しいというような意見もありますが、新卒でもチャレンジすることは可能です。
スポーツ業界の最大の魅力は、自分の好きなことを仕事にできることです。
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教育業界

教育業界と聞くと、学校の先生が一番に思いつくかもしれません。教育業界には、小学校や中学校などの教育機関や塾講師だけでなく、勉強のための教材をつくっている企業なども含まれます。
教育業界は、生徒たちの成長をサポートすることにやりがいを感じられる業界です。
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製造業界(メーカー)

製造業界は、食品や衣料品、電気製品、住宅、自動車など多くの分類があります。その中でもスポーツメーカーは、体育会学生にとってとても魅力的な業界でしょう。
競技の経験を活かして製品の開発に携わることができ、自分の経験を直接反映させることができます。
またメーカー業は、製品開発や生産管理などでチームワークを活かせる機会が多くあります。
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広告業界
広告業界とは、テレビやWebサイトなどの媒体を通じて商品やサービスの魅力を人々に発信する業界です。
1つの広告を作るのにも、クライアントや広告代理店、広告制作会社など多くの人が関わります。そのため、体育会学生の強みでもあるコミュニケーション能力が求められます。
また、人の心を動かす広告をつくるためには、最新の流行に敏感である必要があります。
食品業界

食品業界には、農家さんや食品メーカー、両者の仲介をする商社など多様な働き方があります。
また、スポーツ栄養食品や健康食品では、スポーツに関わる仕事ができます。
食品業界は、消費者の健康をサポートできることがやりがいでしょう。
メディア・マスコミ業界

メディア・マスコミ業界では、スポーツジャーナリストやキャスターとしてスポーツを盛り上げることができます。
スポーツイベントの取材や報道を通じて、観客や視聴者に感動を与えられることはとてもやりがいがある仕事です。
体育会学生に人気な職種5選

体育会学生に人気な職種を5つご紹介します。
スポーツインストラクター
スポーツインストラクターは、自分の競技経験を直接活かせる仕事です。フィットネスクラブなどを通じて、多くの人々に運動の楽しさを伝えることができます。
スポーツインストラクターは、大学時代に競技経験で培ったコミュニケーション能力を発揮することができます。
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教員

教員は、体育会学生にとって魅力的な仕事の1つです。
体育会学生の多くは、体育の教員を目指すことが多いです。体育教師は、自分の競技経験を通して生徒にスポーツの楽しさを伝えることができます。
また、部活動を通して自分の好きな競技を生徒に教えることができることも1つの魅力です。
営業職
営業職では、競技で培ったコミュニケーション能力を活かすことができます。
体育会学生のコミュニケーション能力や積極性は、顧客との信頼関係の構築に役立ちます。
目標に向かって努力することができる人には魅力的な仕事です。
公務員
公務員は、安定した職業として人気があります。地域スポーツの振興や健康増進施策の企画などで、社会に貢献できることが魅力の1つです。
一見スポーツとは関係ないと思われがちですが、スポーツ業界を影から支える役割を担っています。
医療・福祉

医療・福祉は、リハビリテーションや健康指導などの関わり方があります。
患者のリハビリや健康維持をサポートする仕事は、人々の生活の質を上げて社会貢献にも繋がるため、とても魅力的です。
もちろんスポーツ分野でも活躍することが多く、選手たちの身体的サポートを担う重要な役割です。
体育会学生に人気な就職先10選

続いて、体育会学生に人気な企業を10社ご紹介します。
株式会社マイナビ
「株式会社マイナビ」は、就活生ならよく耳にする企業でしょう。
人材サービスの企業として、体育会学生の就活支援も行っています。そのため、体育会学生の経験を活かしながら体育会学生の就活のサポートをすることができます。
同じ体育会学生の就活のサポートができることは、とてもやりがいを感じられるでしょう。
トランスコスモス株式会社
「トランスコスモス株式会社」は、対企業のサービス業を行っている企業です。企業の課題解決のため、デジタルマーケティングやBPOを提供しています。
BPOとはビジネスプロセスアウトソーシングのことで、企業の業務プロセスの一部を一括で外部の専門家に委託することです。
チームでのプロジェクト運営が求められるため、体育会学生の経験を活かすことができます。
また、社会貢献活動として小学校で出張授業を行っており、バスケットボール教室などもあるため、スポーツに携わることができます。
株式会社大塚商会
「株式会社大塚商会」は、企業に対してソリューションを提供している独立系SIer企業です。
チームで働くということが重要視されているため、体育会学生の強みが活かせます。
また、健康経営を掲げているため体力や健康に関心の高い体育会学生には、魅力的でしょう。
日本航空株式会社
「日本航空株式会社」は、日本を代表する航空業界の企業です。コロナの影響で大変な時期もありましたが、現在は外国人観光客のインバウンドにより、市場は回復しています。
航空業界と聞くと、パイロットやキャビンアテンダント、整備士を思い浮かべるかもしれません。
しかし、日本航空では国際貨物の取り扱いやクレジットカード、農業など幅広い業務を展開しています。
生活に欠かせない航空業界で働くことは、縁の下の力持ちとしてとてもやりがいがあるでしょう。
ラディックス株式会社
「ラディックス株式会社」は、コンサルティング業としてオフィスの情報化を支援する企業です。教育制度が整っているため、ITに詳しくない人や文系学生でも安心して業務を行うことができます。
「絶対にひとりにしない」というモットーを掲げているため、チームとして働くことを重要視しています。体育会学生はスポーツを通してチームワークを培ってきたため、こうした環境に適応しやすいです。
また、土日祝が完全にお休みのため、競技を続けるという選択が取れることも魅力的です。
アサヒビール株式会社
「アサヒビール株式会社」は、ビール業界です。ビール業界は大手4社で国内出荷シェアの99%を占めています。
アサヒグループとして「挑戦と革新」というOur Valuesがあり、体育会学生の向上心やチャレンジ精神を活かすことができるでしょう。
アサヒビールとしては、「すべてのお客様に、最高の明日を。」をビジョンに掲げており、「お客様のため」にひたむきに頑張りたいという熱意を持った体育会学生にはぴったりでしょう。
東京コンピュータサービス株式会社
「東京コンピュータサービス株式会社」は、ソフトウェア開発やコンサルティングを通して世の中の便利を支えています。
キャリア選択として、マネジメント系とスペシャリスト系の2つから選択できることも魅力の1つです。
また、企業が求める人物像には、「主体性」や「協調性」、「やり抜く力」などがあり、どれも体育会学生に当てはまります。
株式会社AODAISHO
「株式会社AODAISHO」は、SNSや人事のコンサルティング業務を行っている企業です。
2021年に設立し、2025年卒が新卒第1期生となります。
AODAISHOでは、個人で働くのではなくチームでプロジェクトを進めるため、チームプレー経験の豊富な体育会学生の強みを活かすことができます。
富士通株式会社
「富士通株式会社」は、IT業界でITシステムの設計やコンサルティングなどを行っている企業です。
国内だけでなく海外進出もしており、グローバルな活躍の場があることが魅力的です。
口コミでも体育会系だと語るコメントが多いため、体育会学生の強みを活かすことができるでしょう。
伊藤忠商事株式会社
「伊藤忠商事株式会社」は、5大商社の1つです。
その中でも伊藤忠商事は、「非資源分野」に強い企業です。非資源分野とは、食品や繊維、機械などのことで、資源分野と比較して価格変動リスクが少なく安定しています。
伊藤忠商事の経営理念は、「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」です。
つまり、自社だけでなく取引先や株主などすべての人たちのことを考える必要があります。体育会学生の周りをみて行動できる力が活かされるでしょう。
参考:マイナビ
体育会学生が就活で有利な理由

「体育会学生は就活に有利」ということを聞いたことのある体育会学生は多いでしょう。
では、なぜ体育会学生は就活に有利といわれるのでしょうか。ここでは、その理由をご紹介します。
競技経験で培った数々のスキルがある
体育会学生は、競技を通じて様々なスキルを身につけています。協調性、忍耐力、責任感など企業が求めるスキルを自然と備えていることが多いです。
これらのスキルはビジネスシーンでも役立つため、企業が求めている人材といえるでしょう。
経験やスキルを自己PRやガクチカでアピールしやすい

体育会学生は、部活動での経験から自己PRやガクチカでアピールできるエピソードを持っています。
競技での成功体験や挫折体験は、自己PRや面接での説得力を増し、企業に対する印象を強くしてくれるでしょう。
企業が就活生に求めているポテンシャルが高い
企業は、体育会学生に高いポテンシャルを期待しています。
部活動を通して培った粘り強さや目標達成力は、社会人になっても必要とされるスキルです。
また、ストレス耐性や問題解決能力などの体育会学生がもつスキルが、企業にとってとても魅力的です。
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体育会学生が有利な企業の特徴

体育会学生は就活を有利に進めやすいですが、その中でも特に体育会学生が有利になる企業の特徴をご紹介します。
過去に体育会学生を採用している企業
過去に体育会学生を採用している企業は、体育会学生の特性を理解していて、その活かし方を知っています。
また、体育会学生の採用実績があるということは、「体育会学生の強み」が企業が欲しい人材の特徴と合っているということです。
今後も体育会学生を積極的に採用する可能性が高いため、体育会学生の採用実績がある企業はチェックしておきましょう。
社風が体育会系な企業

社風が体育会系な企業は、上下関係が明確だったり、ストレス耐性が重要視されたりします。そのため、体育会経験をそのまま活かしやすい環境です。
積極性や協調性などの体育会学生の強みが高く評価されるでしょう。
体力・精神力を必要としている企業
体力や精神力を必要としている企業は、体育会学生のタフさを求めています。
建設業界などの肉体的な負荷が大きい業界や競争が激しい業界では、体力や精神力の強さが評価されます。
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体育会学生が就活で成功するための秘訣

「体育会学生は就活に有利」といっても体育会学生は、部活動で忙しく就活する時間が限られています。
そこでここでは、体育会学生が就活で成功するための秘訣をご紹介します。
就活計画をしっかり立てる
体育会系の学生が就活で成功するためには、まずはしっかりとした就活計画を立てましょう。
就活は時間がかかり、さまざまな企業や業界にアプローチしなければならないため、事前の準備が大切です。
計画を立てる際には、自分の希望する業界や職種を明確にし、そのために必要なスキルや知識を整理しましょう。
また、企業の選考スケジュールを把握し、エントリーシートや面接準備の期間を逆算してスケジュールを組むことも重要です。
体育会系の学生がアピールできる強み(チームワーク、リーダーシップ、目標達成力など)を、どの企業でどのように活かすかを考え、自己PRの内容を練り直すこともポイントです。
就活の進行状況を定期的に振り返り、必要に応じて調整することで、無駄な時間を減らし、効率よく活動を進めることができるでしょう。
しっかりと計画を立てて、目標を達成できるようにすることが、就活成功への近道になります。
インターンシップに参加する
インターンシップに参加することで、企業の雰囲気を知ることができます。
また、実際の業務を体験することで自分の向き不向きが分かるため、インターンシップには積極的に参加することをおすすめします。
1Dayのインターンシップもあるため、部活が忙しい方でもできるだけ参加してみましょう。
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OB/OG訪問をする

OB・OG訪問では、先輩の就職活動や実際の業務について直接聞くことができます。
自分の興味がある業界や企業についてリアルな情報を得ることができるため、就活の方向性を明確にするのに役立ちます。
また先輩が体育会学生であれば、部活と就活の両立についてもアドバイスもらえるかもしれません。
企業分析を怠らない
就活を成功させるには、企業分析は必須です。
企業分析を行うことで、自分に合った企業を見つけることができます。企業分析は、企業理念や事業内容を知るひとつの手段であるため、面接対策としても重要視する項目です。
体育会学生特化型の就活エージェントを活用する
体育会学生特化型の就活エージェントを使うことで、効率的に就活を行うことができます。
体育会出身のキャリアアドバイザーが多く在籍しているので、体育会学生の強みを理解し最適な企業を紹介してくれるでしょう。
体育会学生特化型の就活エージェントなら、「アスリートエージェント」がおすすめです。過去の実績から、あなたにぴったりな方法で就活のサポートを行います。
無料で登録・利用可能なため、就活をスムーズに進めたい方はぜひ相談してみましょう。
体育会学生の就活に関する注意点

体育会学生が就活を進める際には、競技と学業を両立させてきた経験を活かす一方で、就職活動特有の注意点にも気をつける必要があります。
多くの体育会系の学生は、「チームワークやリーダーシップ」「目標達成力」といった強みを持っていますが、どのように企業に伝えるか、また、就活の中で起こりがちな誤解や課題にどう対処するかを考えなければなりません。
ここでは、体育会学生の就活における特有の注意点について、具体的なアドバイスをご紹介します。
競技経験だけをアピールしない
体育会学生は、就活をする際に競技経験だけをアピールしないことが大切です。
競技経験から得たスキルや成長は大きな強みですが、それだけでは企業が求める人材像にぴったり当てはまるとは限りません。
企業が求めるのは、チームワークやリーダーシップ、チャレンジ精神といった特性だけでなく、仕事に必要な専門知識や業界に対する理解力や業務遂行能力です。
競技経験をアピールする際に、単に成績や成果を述べるのではなく、経験を通して得たスキルや思考方法が「どのように仕事に活かせるのか」を具体的に示すことが大切です。
例えば、練習や試合の中で培った自己管理能力、目標設定力、プレッシャーの中で冷静に判断する力などが、実務上でどのように活用できるかを具体的に伝えることが求められます。
競技経験をアピールしながら、多角的な視点で自分の魅力を伝えましょう。
過度な体育会系アピールは控える

過度な体育会系アピールをする体育会学生もいますが、企業によっては体育会系の考え方や文化が必ずしも合わない場合があります。
指示に従うことや集団主義が強調されすぎると、逆に個々の自主性や柔軟性が求められる企業文化とはマッチしないことがあるかもしれません。
また、体育会系の精神を強調しすぎると、自己中心的に見られる恐れや、協調性よりも個人の成果に焦点を当てる姿勢がネガティブに捉えられることもあります。
大切なのは、競技を通じて得たスキルや経験を企業でどのように活かすかを、柔軟かつバランスよく伝えることです。
過度に体育会系的なアピールを避け、業務に役立つ具体的なスキルや成果、職場環境に適応できる柔軟な姿勢を強調することで、より広範な企業に自分の魅力を伝えることができるでしょう。
企業の文化に適応する姿勢を示す

体育会学生が就活を行う際には、企業の文化に適応する姿勢を示しましょう。企業は、単にスキルや経験をもっているだけでなく、その企業の文化や価値観に合う人材を求めています。
体育会系の学生は、集団での協力や指示に従うことに慣れているため、企業の文化や組織の風土に適応する柔軟な姿勢を持つことが大切です。
面接や自己PRでは、競技で培ったチームワークや自己管理能力をアピールすることが有効ですが、それに加えて「企業の価値観に共感し、その中でどのように自分の強みを活かすか」を伝えることが求められます。
柔軟性や変化に対する適応力も、企業文化に合う人材として評価される要素です。
部活動などで培った経験をそのまま活かすだけでなく、企業の文化にフィットする自分の姿勢や成長意欲を示すことで、企業側に安心感を与え、採用のチャンスを高めることができるでしょう。
まとめ
今回は、体育会学生に人気な就職先10選をご紹介しました。体育会学生は、企業から様々な面で期待されている存在です。しっかりと事前準備を行い、自分の強みをアピールできればスムーズに就活が進むでしょう。
また、インターンシップへの参加やOB/OG訪問をすることで、より企業への理解度が高められます。
一人で就活を進めていくことに不安を感じている体育会学生は、体育会学生の就活に特化した「アスリートエージェント」の活用がおすすめですよ。無料で利用できるため、ぜひ一度ご相談くださいね。
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