バスケの裏方の仕事16選！就職する方法や向いている人の特徴を解説

第一線で活躍するプロのバスケ選手たち。華々しく活躍する彼らを見て、バスケの世界に憧れる人も多いでしょう。

そんな選手たちを支える裏方の仕事があることをご存知でしょうか。

本記事では、バスケの裏方の仕事について徹底解説します。バスケに興味がある方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

バスケの裏方の仕事16選

フロントスタッフ

最初にご紹介するのは、プロバスケチーム（Bリーグ）のフロントスタッフです。

フロントスタッフは各チームに所属し、試合運営やマーケティング、オフィス業務やメディア対応などを担当しています。

元バスケ部の人も多数活躍中であり、プロバスケ界の裏方として選手たちを支えるやりがいの大きな仕事といえるでしょう。

フロントスタッフはバスケの知識だけでなく、経営やマーケティングに関する知識も併せ持つ専門職です。

また、海外の選手とコミュニケーションを取る機会もあるため英語が得意な人は強みになります。

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チームマネージャー

次に紹介するのは、プロバスケチームのマネージャーです。

マネージャーはチーム全体の運営や、選手の管理、コーチとの連携をとることが仕事です。

練習の計画を立てたり、遠征の際の交通や宿泊の手配も行い、縁の下の力持ちとなって選手たちを支えます。

マネージャーとして活躍するためには、コミュニケーションスキルが必要不可欠です。

選手やコーチ、対戦チームとやりとりを行う際には円滑なコミュニケーションをすることが求められます。

就職を検討している人は、プロチームのインターンに参加するのもおすすめです。

データアナリスト

プロチームのデータアナリストとして活躍するという選択肢もあります。データアナリストはスポーツアナリストとも呼ばれ、その名の通り「分析」を行うのが仕事です。

選手のパフォーマンスを数値化して分析し、戦略に活かします。チームが強くなるためにデータアナリストの役割は非常に重要です。

仕事をする上で必須となる資格はありませんが、学生時代に専門的にデータアナリストの勉強をしていた人ほど有利になるでしょう。

アスレティックトレーナー

プロバスケチームに所属するアスレティックトレーナーは、選手のコンディション管理やトレーニングに関するアドバイス、練習メニューの作成などを行います。

コーチやチームドクターと連携し、1人ひとりが最大のパフォーマンスを発揮できるようにサポートするのが仕事です。

また、選手のリハビリに対応したり、怪我をしないようにストレッチのサポートをすることもあります。スポーツ医学に対して興味がある人に向いている職業です。

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管理栄養士

プロバスケチームには管理栄養士も所属しています。選手のコンディションを整えるために栄養指導をするのが主な仕事です。

具体的には、日々の食事内容と量を把握した上で、適切なメニューや食べ方などをアドバイスをするのが業務内容です。

遠征先ではホテルの調理担当と相談し、献立の調整をすることもあります。

管理栄養士は国家資格です。大学や専門学校などの養成校に通い、所定の単位を取得した上で国家試験を受けて合格する必要があります。

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イベント企画会社

スポーツイベントの運営会社に就職することで、バスケに関わることもできます。

試合や各種スポーツイベントの運営・管理をはじめ、プロチームのマネジメントサポートまで行っている会社もあります。

Bリーグや東アジアバスケットボール選手権など有名な大会の企画運営に携わることができる可能性があり、人々を笑顔にするやりがいのある仕事と言えるでしょう。

バスケスクール運営

子どもたちを対象としたバスケスクールを運営するという選択肢もあります。バスケの知識だけでなく、経営に関する知識やセンスも必要となります。

バスケスクールには初心者からプロを目指す子まで幅広い生徒がいます。それぞれのレベルに合わせた指導を行い、成長につなげていくことがスクールの役割です。

プロ選手が引退後にスクールを立ち上げることも珍しくありません。バスケの楽しさを後世に伝えたいという熱い思いを持った人は、ぜひスクールの運営を検討してみてください。

スクール指導者

バスケスクールで生徒たちに指導をする仕事です。バスケコーチとも呼ばれます。

対象となるのは主に小・中学生の子どもたちです。単純にスキルを教えるだけでなく、バスケ選手としてのマインドやチーム内でのマナーなども伝えていく必要があります。

バスケ経験者かつ、子どもに教えるのが得意という人には向いている職業です。まずはアルバイトをして、スクール指導者の感覚を掴むのもよいでしょう。

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チアリーダー

プロバスケチームには専属のチアリーディングチームがあります。チアリーダーは試合の盛り上げ役であり、PRにも貢献します。

採用方法や応募資格はチームごとに異なりますが、成人女性という条件を設けている場合が大半です。

試合だけでなく練習にも参加するため、平日、土日ともにチアリーダーの活動に参加できる人のほうが採用されやすいでしょう。

チームドクター

プロチームの選手たちの健康を支えるドクター。

練習や試合に励む選手たちの怪我や病気に幅広く対応し、時には専門医と連携しながら治療にあたります。

怪我の対応が多くなるため、整形外科医がチームドクターになるケースが多く、レントゲンやMRI、手術などを行うこともあります。

リーグ規定のメディカルチェックを行うのもドクターの仕事です。遠征にも帯同し、選手のケアに努めます。

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スポーツメーカー

スポーツメーカーに就職すれば、バスケアイテムの企画・開発・販売に携わることができます。

アシックス、ミズノ、ナイキなどは、誰もが一度は名前を聞いたことがあるでしょう。

また、Bリーグで数多くのチームのユニフォームサプライヤーになっている「アンダーアーマー」や、アメリカ発のバスケブランド「AND1(アンドワン)」などもバスケファンの間では有名です。

スポーツメーカーにはデザイン、広報、営業、経理など様々な部署が存在するため、自分の得意分野や好きなことを活かして活躍できるのも魅力といえます。

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スポーツ用品店

スポーツ用品店（スポーツショップ）は、様々なスポーツのアイテムを揃える店もあれば、特定のスポーツ用品のみ扱う店もあります。

そのため、バスケに特化した店で働ける可能性もあります。お客様は趣味でスポーツを楽しむ一般の人からアスリートまで様々です。

スポーツに関わる人を応援したい、楽しませたいという気持ちのある人にはぴったりの仕事でしょう。

主な業務内容はスポーツ用品を求めるお客様のサポートや売り場のディスプレイ、ラッピングなどです。

また、近年はオンラインでの通販を行う店も増えているため、オンラインショップに関する業務を任されることもあります。

スポーツ記者、カメラマン

スポーツ記者やカメラマンもバスケと関わることのできる仕事の1つです。試合会場に取材へ行ったり、選手のインタビューや写真撮影をするのが主な仕事です。

新聞社や雑誌の編集社に所属する場合と、フリーランスとして活動する場合があります。後者はより自由度の高い働き方ですが、収入は出来高制になります。

特定のスポーツばかり取材・撮影する人もいるので、バスケに特化した記者・カメラマンを目指すことも可能です。

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試合会場スタッフ

試合会場スタッフの主な仕事は、会場入口でのチケットチェックや手荷物検査、座席案内、グッズ案内、そして設営と撤去です。

接客経験を活かして働きたい、人を喜ばせるのが好きという人には向いている仕事だといえます。

試合会場スタッフの多くはアルバイトであり、各チームがホームページ上で募集することもあるのでxヘックしてみましょう。

「バスケ業界の裏方の仕事を体験してみたい」という人は応募してみるとよいかもしれません。

バスケットボール協会

公益財団法人日本バスケットボール協会は、日本国内における競技連盟です。

天皇杯・皇后杯全日本バスケットボール選手権大会、全日本社会人バスケットボール選手権大会、3×3日本選手権大会といった大きな大会を主催（共催）しています。

日本バスケットボール協会から公の求人は出ていませんが、同協会が保有するコンテンツの集約、提供しているバスケットボール・コーポレーション株式会社はホームページ上で求人情報を出しています。

主な事業内容はスポーツ団体のマーケティング、大会イベント運営・プロモーション、プロパティ管理および商品化権事業、各種調査事業とコンサルティングとのこと。

日本のバスケ業界全体を盛り上げていきたい人や大きな大会の企画運営に携わりたい人はぜひチェックしてみてください。

参照：日本バスケットボール協会
　　　バスケットボール・コーポレーション株式会社

教員（バスケ部顧問)

教員になって子どもたちにバスケを教える仕事もあります。

バスケ経験者はバスケ部の顧問を任される可能性が高く、教員として働きながらバスケのスキルを活かすことができるでしょう。

学校の教員になるためには、教員養成課程のある短大、大学で学び、教員免許状を取得する必要があります。

公立学校に就職する場合は各自治体の教育委員会が主催する教員採用試験を受け、合格すると採用になります。

バスケ関係の仕事に関しては、以下の動画でも解説しています。ぜひチェックしてみてください。

バスケ選手を支える裏方役に向いている人の特徴

バスケ業界を盛り上げたい人

バスケというスポーツが大好きで、バスケ業界全体を盛り上げていきたいという思いを持った人は裏方の仕事もやりがいを持って臨めるはず。

第一線で活躍する選手やバスケを楽しむ一般の人々を下支えすることに喜びを感じることができるでしょう。

競技以外の分野で力を発揮したい人

学生時代にバスケの競技をしてきたけれど、その他の分野でチャレンジしたいと思っている人もいるでしょう。

直接的に競技には関わらないけれど、選手たちをサポートする仕事はたくさんあります。自分のどんなスキルを活かしたいか考えてみるとよいでしょう。

グローバルに働きたい人

バスケ業界にはグローバルな仕事もたくさんあります。

海外展開をしているスポーツメーカーや、海外の選手とやりとりをするフロントスタッフの仕事などがそれにあたります。

語学力に自信のある人はぜひ力を活かしてみてはいかがでしょう。

選手以外の人とたくさん関わりたい人

裏方の仕事をしていると、選手以外の人とたくさん関わることができます。

たとえばスポーツトレーナーであれば、医療関係者と連携しながら働くことになります。

また、スポーツメーカーに就職した場合はデザイナーやプログラマーなど様々な技術者や専門職者と関わることになるでしょう。

そして何より、裏方の仕事をしているとお客様や地域の人々、子どもたちなど一般の人たちと関わる機会も増えるため、人と関わるのが好きな人は喜びも大きいはずです。

専門職として働いてみたい

アスレティックトレーナーや管理栄養士など、専門職の仕事に興味がある人もいるでしょう。裏方ではあるものの、選手たちにとってなくてはならない大切な存在です。

自分の仕事がチームの勝敗を左右するといっても過言ではありません。

そして、専門性の高いスキルは一度身につければ将来的にずっと役に立ちます。この先のキャリアチェンジでも役に立つと期待できます。

バスケの裏方の仕事を目指す時の就活の注意点＆ポイント

バスケの裏方の仕事に就く上での3つの注意点とポイントをお伝えします。

• どのようにバスケに関わっていきたいのか整理する
• 必要な資格の有無を確認する
• 第三者のアドバイスを聞く

主に上記3つのことを意識して就活に臨みましょう。そのためには、丁寧な自己分析と就職先のリサーチが必要です。

就活は「面接で好印象を与えればOK」というわけではありません。事前の準備をしっかり行うことで、理想の就職先とマッチングできる可能性が高くなるのです。

バスケの裏方の仕事を探す方法

求人サイトをチェックする

最も気軽に利用できるのが求人サイトです。スマホやパソコンがあれば、いつでもたくさんの求人情報にアクセスできるのが魅力です。

しかし情報量が膨大なためピンポイントで理想の求人に巡り会える可能性は高くありません。エージェントなどを併用することをおすすめします。

学校や知人の紹介

学校でバスケ部に所属していた人や、スクールに通っていた人は、学校や知人を介してバスケ関係の仕事を紹介してもらえる可能性があります。

公に求人を出していないチームやスクールもあるため、バスケ関係の縁を大切にしておくとよいでしょう。

ホームページなどから直接申し込む

企業やチームのホームページから直接申し込む方法です。気になる就職先があれば、まずはホームページをチェックしてみましょう。

採用情報を掲載している場合があります。

スポーツ専門の就職エージェントを活用する

バスケの裏方の仕事を探したい場合は、体育会系の就活に特化したエージェントサイトを利用するのがおすすめです。

バスケに直結する仕事以外にも、バスケで培った要素を活かせる仕事を紹介してもらえるかもしれません。

専門のアドバイザーが親身にアドバイスしてくれるので安心して就活を進めることができます。

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まとめ

バスケ業界の裏方と呼ばれる仕事について紹介しました。バスケとどのように関わっていきたいか、よく自己分析をして就活を進めましょう。

アスリートエージェントは体育会学生の就活に特化したエージェントサービス。自己分析から就職先探しまで無料でお手伝いします。

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