2024.10.30
例文あり|バレー経験を自己PRでアピールするコツを徹底解説!
バレー経験を強みにして内定に繋げるには、ただバレーの実績を伝えるだけではNG。企業側の知りたいことを正しく理解して自己PRの内容を作り上げていく必要があります。
本記事では学生時代にバレーボールを頑張ってきた経験を自己PRに使いたいと考えている人に向けて、ポイントや注意点をご紹介します。
INDEX
自己PRでは何を書いたらいいのか?

まず始めに、自己PRの基本を押さえておきましょう。自己PRでは一体何を書いたら良いのでしょうか。自己PRで伝える内容は人それぞれ違いますが、大体の構成は同じです。
- あなたの強みや長所
- その根拠となる経験談
- 入社後の意気込み
以上の3つの要素を文章化して自己PRを作成します。文章のバランスを調整しながら、あなたの魅力が明確に伝わる自己PRにしていきましょう。
自己PRで面接官は何を評価している?

人柄
組織で働く上で人柄は無視できないポイントです。組織の中で協調性を発揮しながら仕事ができるか、困難に粘り強く立ち向かえるかなど、採用担当者はあなたの人側を知りたいと思っています。
さらに、社風にマッチした人柄であるかどうかも採用の判断基準となります。就活の前にしっかりと企業のリサーチや自己分析を行いましょう。
その企業の熱意

ESや面接では、入社に対する熱意をどれくらい持っているかも評価のポイントになります。他の会社ではなくこの会社を選んだ理由を語り、しっかりとした目的意識を持っていることをアピールしましょう。
その際、バレーボールの経験で学んだことと関連づけることでより自分らしい自己PRになります。
今後の可能性(ポテンシャル)
過去や現在だけでなく、あなたの今後の可能性も評価のポイントとなります。バレーで培ったスキルを活かし、企業の中でどう活躍していきたいと考えているかを語りましょう。
希望する部署や仕事内容、興味のあるプロジェクト等について自己PRの中で触れると、未来の姿をより具体的にイメージしてもらいやすくなります。
バレー経験を自己PRで利用するメリット・デメリット

バレー経験を自己PRで利用するメリット
バレーの経験を自己PRで使うメリットの1つは、協調性をアピールしやすいことです。
バレーボールは仲間とのコミュニケーションが必要不可欠であり、バレーの経験者=協調性の高い人物というイメージを持たれます。組織で仕事をする上でも協調性は大切なスキルです。
もう1つのメリットは、スポーツ経験者を優遇している企業においてバレー経験者は有利になること。スポーツ経験者の忍耐力や目標達成意欲は企業において重宝されます。
特に営業職など粘り強い努力が必要な部署では体育会系出身者が数多く活躍しています。
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バレー経験を自己PRで利用するデメリット

バレー経験を自己PRで語るデメリットについても知っておきましょう。スポーツの経験は就活において高い評価を得やすいため、多くの人が自己PRに使います。
よって、他の志望者と内容が被ってしまうおそれがあるのです。内容の薄い自己PRでは就活を勝ち抜くことは困難です。
バレーの実績や役職ばかりに焦点を当てず、あなたが経験したエピソードにオリジナリティのある学びを添えて、採用担当者の印象に残る自己PRを完成させましょう。
自己PRで使えるバレー経験から培われる強みの例

協調性
バレーボールはチームプレーが必要なスポーツです。ビジネスでもチームで協力しなくてはいけない場面があるので、バレーの経験から培った協調性は社会人になってからも活かすことができるでしょう。
ただし、協調性を自分の強みとして自己PRで使う人は少なくありません。自分だけのエピソードを添えることによってオリジナリティが生まれ、説得力が強まります。
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目標達成意欲・ストイックさ

チームの中で自分の力を高めていくために、厳しい練習を積み重ねたり、目標を掲げて邁進したりした経験もあなたの強みです。
目標達成意欲やストイックさはビジネスにおいても重要。就活でアピールすれば魅力的な人材と捉えられるでしょう。
自己PRの中では、立てた目標や練習内容等を具体的に伝えることで印象も強まります。
貢献意欲
セッターやリベロなどポジションごとに役割が分かれているのもバレーボールの特徴です。各ポジションで自分の役割に徹し、チームの勝利に向かって努力した経験やマインドも就活では有利になります。
会社組織の中でも、チームや会社全体のことを考えて進んでいかなくてはいけません。仕事でも、バレーで経験したことが活きるのです。
あまり目立たないポジションを任されていたとしても、就活で不利になることはありません。自分の経験を自信を持ってアピールしましょう。
評価される自己PRの正しい構成

評価される自己PRにするためには決まった型があります。「PREP法」という構成の手法をご存知でしょうか。
PREP法とは結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→結論(Point)の順番で文章を組み立てていくことです。
このフレームワークを使うことで過不足なく情報を伝えることができます。まずは下記の例のように文章の骨組みを考えてみましょう。
【例】
・結論(Point)
ex)私の強みはバレーボール部で培ったストイックさです。
・理由(Reason)
ex)全国大会出場を目指し、厳しい練習に耐えてきました。
・具体例(Example)
ex)チームでの練習に加え、個人練習、体力づくりのための走り込みや柔軟性を高めるためのストレッチも毎日欠かさず行いました。
・結論(Point)
ex)3年目に全国大会に出場することができました。貴社でもストイックさを活かしていきたいです。
バレー経験を使った自己PR例文

協調性
私の強みはバレーボール部で培った協調性です。バレーボールはチームで行うスポーツです。チームのメンバーと協力して同じ目標に向かって邁進した経験は、ビジネスにおいても重要であると考えています。
部内ではいつもメンバー同士でお互いのフォームを確認し合ったり、チーム力を高めるためにメンバー1人ひとりの動きを分析して大会に向けて練習を積み重ねてきました。
こうした経験からチームプレーの大切さや面白さを実感し、社会人になってもその力を活かしていきたいと考えるようになりました。
私は貴社の営業部を志望しています。バレーボール部での経験で学んだことを活かし、部署内の連携を意識しながら結果に繋げてまいります。
目標達成意欲・ストイックさ
目標を達成するためにストイックに努力できる力が私の強みです。私は大学時代にバレーボール部に所属していました。
未経験で入部した私は、最初は大会に出場することができず補欠メンバーでした。悔しさもありましたが、いつかはレギュラーメンバーになりたいという思いを糧に、他のメンバーの動きを研究しながらコツコツと練習を積み重ねていきました。そして努力が功を奏し、4年目にしてついにレギュラーメンバーに選抜され、大会に出場することが叶ったのです。
この成功体験は私の財産です。貴社においても持ち前のストイックさを活かし、会社の発展に貢献していきたいと思います。
貢献意欲
私はバレーボール部のセッターポジションで培った、チームに貢献する精神を貴社でも活かしていきたいと思っています。セッターのポジションは、言わば縁の下の力持ちです。
エースが点を取るために打ちやすいトスを上げることが私の役割でした。決して目立つポジションではありませんが、私はこのポジションを経験したことを誇りに感じています。
私は貴社の営業職を志望しています。会社に貢献する1人として、バレーボールのセッターのように良いトスを上げてチーム全体の成果に繋げていきたいと考えています。
バレー経験で自己PRを作る際の注意点

企業でどう活かせるのかを伝える
自己PRの内容が企業で活かせる内容になっていますか?バレーボールの経験はあくまでも自己PRの根拠として使いましょう。
社会人になってからも活かすことができるポテンシャルに焦点を当てて文章を作ることがポイントです。
エピソードの中で自分の役割やどう関わったのかを伝える

チームプレーを経験したことはバレー経験者の強みです。チームの中の自分の役割や、どのように関わってきたのかを伝えることで、協調性をアピールすることができます。
ただし、専門用語の多用はNG。バレーボール経験者以外が読んでも分かる文章にしましょう。
アピールしたいことは1つに絞る
自己PRの中に長所や強み、エピソードをいくつも詰め込んでしまうと一つひとつの印象が薄まってしまいます。一番アピールしたい要素はなんなのかを考えましょう。
伝えたい内容を1つに絞り、エピソードに厚みを持たせて語ることがポイントです。
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部活やバレーをやっていたこと自体をアピールしない

バレーボールの経験自体は評価のポイントにはなりません。バレーの経験から得た学びや成長、気づきを強調することが重要です。バレー経験者ならではの能力をアピールしていきましょう。
成績や役職がメインの話しになっていないか
成績や役職の話はついアピールしたくなりますが、自己PRで伝えるべき内容は実績よりもエピソードです。
どのような努力をし、どのような学びを得たかをメインにしましょう。そうすることで、あなたの人柄がよく伝わるでしょう。
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まとめ
バレーボールで培った能力は就活において有利になります。自信を持って伝えていきましょう。
自己PRの文章が完成した後は、客観的な視点でチェックを行うことも大切です。ぜひ友人や家族など第三者の意見を参考にしたり、就職エージェントを頼るなどして、よりよい自己PRを作ってください。
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