2024.09.24
柔道関係の仕事8選!おすすめの職業やなり方を紹介
柔道関係の仕事といえば、プロの柔道選手をイメージする方が多いのではないでしょうか。柔道関係の仕事には、選手以外にもさまざまな選択肢があります。
また、過去に柔道経験がある方はそのスキルを活かして幅広く活躍することが可能です。
本記事では、代表的な柔道関係の仕事をはじめ、おすすめの資格や仕事の探し方などについて解説していきます。
INDEX
柔道関係の仕事とは?選手以外にもある選択肢

「柔道関係の仕事」と聞いてすぐに思い浮かぶのは、プロの柔道選手(柔道家)ではないでしょうか。
柔道選手は、柔道に関する代表的な仕事といえます。しかし、選手以外にも柔道関係の仕事は幅広く存在しています。
たとえば、指導者や審判員、道場経営など、柔道選手をサポートする職業です。
また、関連用品の開発メーカーやインストラクター、スポーツ記者といった仕事も間接的に柔道と関わることができ、柔道経験を活かして働くことが可能な職業です。
業種によって仕事内容や適性は変わるため、柔道関係の仕事を探すときは自分がどのように柔道と関わっていきたいかを念頭に置いて考えてみると、理想の仕事が見つかりやすくなるでしょう。
おすすめの仕事8選!年収やなり方、適性は?
ここからは、柔道関係のおすすめの仕事を8つご紹介します。年収や就職する方法、適性についても解説するので、ぜひ就活の参考にしてみてください。
柔道家
柔道の競技者を、柔道家とよびます。柔道は日本の伝統的なスポーツですが、現在は世界中に広まりオリンピック競技の一つにもなっています。
プロの柔道選手たちは会社に所属しながら大会や試合に出場するのが通例です。
そのため、柔道家を目指す場合は大会などで実績を残し、柔道部のある企業に就職する必要があります。
また、プロとして活躍している選手の大半は幼少期から柔道家を目指し、柔道の強豪校に進学しています。
狭き門であり、プロになってからも実力勝負の世界です。忍耐力がないと続けられない仕事であることは間違いありません。
また、実力を表す「段位」も重要です。段位を取得するためには講道館へ入門し、試験を受ける必要があります。
柔道家の年収は企業ごとに金額幅があり、一概にはいえません。平均年収は490〜645万円といわれており、月収に換算すると40万円ほどになります。
参考:給料バンク
柔道指導者

柔道指導者とは、その名の通り柔道を指導するコーチのことを意味します。柔道の技術と知識に加え、人に教えるスキルやコミュニケーション力も求められる仕事です。
公認柔道指導者はA指導員、B指導員、C指導員、準指導員の4つに区分され、指導できる内容がそれぞれ異なり、A指導者が最も高度な指導力を有しています。
認定試験を受けるためには、全日本柔道連盟の登録会員であることをはじめ、年齢、段位、指導経験といった条件が定められています。
特にA指導員になるためには都道府県の資格審査委員会からの推薦を受けることが必須となっています。柔道指導者の主な就職先は柔道部のある企業や道場、柔道関連団体などになります。
年収は公開されていませんが、就職先の規模により異なることが予想されます。
柔道審判員

柔道審判員とは、柔道の競技における審判員のことです。競技の勝敗を決定する重要なポジションといえます。正確で素早い判断が求められ、柔道に関する知識は必須です。
全日本柔道連盟が公認する柔道審判員として活躍するためには、認定試験を受けて資格を取得する必要があります。
ライセンスはレベル別に4区分されています。柔道の審判員になるためには、まずはCライセンスの取得からスタートしましょう。
Cライセンスは柔道の経験年数に関係なく取得できます。
柔道審判員の主な就職先は関連団体や企業になります。平均年収は就職先の規模や自身のスキルによって左右される可能性が高いです。
道場経営

柔道の練習のための道場を経営するという選択肢もあります。道場を利用するのは主に未就学児〜高校生くらいの子どもたちになります。
柔道の有段者が自身の経験を活かして指導者を兼任する人もいれば、複数名の指導者を雇い入れて運営していくパターンもあります。
柔道の技術と知識だけでなく、経営に関する知識や決断力も必要です。経理や宣伝、施設管理など業務は多岐に渡ります。
自分の思い描いた道場をつくり、未来ある子どもたちに柔道の楽しさを伝えることができるため、やりがいは大きいといえます。
ただし、一朝一夕で収益を出すことは難しく、コツコツと継続しながら試行錯誤していくことが求められる世界です。
会社員とは異なり、結果が収益にダイレクトに反映されます。
極端なことをいえば、生徒が一人も集まらなければ収入は0円どころか赤字になってしまいます。そういったリスクも背負うことを踏まえ、覚悟を持って続けていくことが重要です。
自分のアイデアを活かしたい人やチャレンジ意欲が旺盛な人には向いているでしょう。
柔道用品メーカー

道衣や袴、帯など柔道関連用品を企画、開発、販売するメーカーに就職し、柔道経験を活かしている人たちもいます。
創業100年を誇る早川繊維工業株式会社や、オンラインショップに特化した株式会社柔JAPAN、剣道や合気道などの道衣も販売する京都東山堂など、国内には柔道のアイテムを扱うメーカーがいくつも存在します。
こういったメーカーに就職するためには、各企業が実施する採用試験を受けるのが一般的です。
柔道経験者の強みは、自身がユーザーの視点を持っていること。実際にそのアイテムを使用したことがあるからこそのアイデアは、メーカーから重宝されるでしょう。
柔道の競技以外にも得意分野があるという人や、新しい分野に挑戦していきたいという人にはぴったりの業界といえます。
また、メーカーによっては海外展開をしているところも珍しくありません。日本語以外の言語を扱うことができると、グローバルに活躍できる人材として期待されるでしょう。
一般的なアパレルメーカーの年収を参考にすると、柔道関連用品メーカーの平均年収は350万円前後が予想されます。
参考:PR TIMES
教員

中学や高校の教員になって生徒に柔道を教えるという選択肢もあります。特に体育教師であれば授業の中で柔道を教える機会があるでしょう。
また、柔道部のある学校に赴任すれば顧問に就任できる可能性もあります。しかし、部活の場合は必ずしも希望が通るとは限らないため注意しましょう。
公立校の教員になるためには、各自治体が実施する教員採用試験に合格する必要があります。私立校の場合は運営母体ごとに採用試験が実施されます。
いずれにせよ「柔道だけ」に特化した仕事ではなく、クラス運営や生徒指導、保護者対応、試験の作成や採点などスポーツ以外の業務がメインになります。
教師になって柔道をはじめとするスポーツの面白さを子どもたちに伝えたいという人には向いている職業かもしれません。
厚労省が運営するjobtagの情報によると、小中学校教員の平均年収は698.6万円です。
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参考:jobtag
インストラクター、パーソナルトレーナー

フィットネスクラブやスポーツジムで活躍するインストラクターおよびパーソナルトレーナー。スポーツ経験を活かして働くことができるため、柔道経験も強みになります。
ただ技術を教えるだけでなく、お客様の悩みや希望を丁寧に聞き取り、それに合わせたメニューの提案をする力が求められます。
そのためコミュニケーション力は必須です。スポーツの楽しさを伝えたり、人々の健康増進をサポートするのが好きな人には向いている仕事といえます。
特別な資格は必要ありませんが、アスレティックトレーナーやスポーツインストラクターなどの民間資格を所持しておくと就職の際に有利になります。
就職先の規模や地域によって平均年収に差はありますが、350万円前後が一般的です。
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参考:求人ボックス
スポーツ記者

スポーツをテーマに記事を書くスポーツ記者。アスリートのインタビューをしたり、試合やスポーツ関連イベントを取材するのが仕事です。
柔道の経験を活かし、柔道分野に特化したスポーツ記者になるという道もあります。
就職先は新聞社や雑誌編集社、Webメディア運営会社などが挙げられます。フリーランスとして活躍している記者も少なくありません。
無資格、未経験でもスポーツ記者になることはできますが、データ分析や情報収集のスキルがあると有利です。
年収は就職先によって幅広く、フリーランスの場合は単発での依頼も多いため年収の平均値を語るのは難しい業種です。
仕事がなければ収入を得ることができない一方、有名な記者になれば年収1,000万円以上の人もいます。
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持っていると有利な資格

柔道関係の仕事をする上で、持っていたほうがよい資格を3つご紹介します。
段位
柔道には段位制度があり、柔道関係の仕事をする人は段を持っているほうが有利になります。柔道の段位を持っている場合は、履歴書などでアピールするとよいでしょう。
取得するには、講道館または推薦を行う団体が実施する試験を受けて合格する必要があります。段位を取得する前に、級位の1級を取得することが条件となります。
また、初段の受験資格は14歳以上と年齢制限が設けられています。段位には上限はありませんが、一般的には十段が最高段位と認識されています。
受験料は各団体が定めており、段位によっても異なります。
参考:公益財団法人講道館
柔道指導者
柔道の選手に対し専門的指導をすることができる資格です。
全日本柔道連盟における公認柔道指導者資格の認定を受けて合格することで資格取得が可能です。
取得後は、全日本柔道連盟および、その加盟・構成団体が主催する大会に出場する選手の監督を務めます。
なお、資格はA・B・C指導員、準指導委員とレベル別に4区分されており、試験方法や受験資格(条件)、受験料がそれぞれ異なります。
<受験資格>
- A指導員:満20歳以上、三段以上の段位保持者、計10年以上の継続的な指導経験、都道府県の資格審査委員会の推薦
- B指導員:満20歳以上、三段以上の段位保持者、計2年以上の継続的な指導経験
- C指導員:満20歳以上、二段以上の段位保持者、
- 準指導員:満18歳以上、初段以上の段位保持者、所属登録団体指導者からの推薦
<受験料(講習会受講料を含む)>
- A指導員:8,000円(内税)
- B指導員:6,000円(内税)
- C指導員:4,000円(内税)
- 準指導員:2,000円(内税)
参考:全日本柔道連盟
柔道審判員
全日本柔道連盟が主催、主管する大会において審判員を務めることができる資格です。S・A・B・Cライセンスの4種類があり、受験資格や受験料が異なります。
<受験資格>
- Sライセンス:36歳以上56歳以下、柔道経験15年以上、男子5段以上、女子3段以上、Sライセンス審査対象大会において2年間の審判経験
- Aライセンス:28歳以上54歳以下、柔道経験15年以上、男子5段以上、女子3段以上、「B」取得後3年以上の審判経験を有し、本連盟登録した都道府県より推薦を受けた者
- Bライセンス:25歳以上、柔道経験12年以上、男子4段以上、女子3段以上、C」取得後2年以上の審判経験を有し、本連盟登録した都道府県より推薦を受けた者
- Cライセンス:20歳以上、有段者、当該年度の本連盟登録をしている者
<受験料>
- Sライセンス:なし
- Aライセンス:5,000円
- Bライセンス:3,000円以下
- Cライセンス:2,000円以下
参考:全日本柔道連盟
柔道関係の仕事はどう探す?
エージェントの活用
就活をスムーズに進めたい場合、エージェントの活用がおすすめです。
希望に沿った会社を紹介してもらえるだけでなく、自己分析や面接対策まで無料で対応しているエージェントも多いです。
体育会系の仕事を探している場合は、アスリートエージェントに登録してみてはいかがでしょうか。スポーツ経験を活かして働ける就職先が見つかるかもしれません。
大会で実績を残す
柔道のプロを目指す場合、大会で実績を残すことが重要です。特に柔道部のある企業に就職する場合は学生時代の実績が重視される傾向にあります。
知人や母校からの紹介

道場や柔道関連団体の求人は多くなく、知人や母校からの紹介で就職する人が大半です。学生時代から情報収集を行い、積極的に関係者と交流を広げておくのも有効かもしれません。
企業のホームページをチェック
柔道用具メーカーやスポーツジムなど、気になる企業のホームページやSNSにアンテナを張っておくこともおすすめです。
不定期で求人情報を掲載している企業も多いため、タイミングによっては理想の就職先と出会える可能性もあります。
まとめ
柔道関係の仕事は柔道家をはじめ、直接実技をしない仕事まで多岐に渡ります。
「自分自身のどんなスキルを活かし、誰に対して何をしたいのか」という点を明確にして仕事を探してみるのはいかがでしょうか。
アスリートエージェントは体育会学生の就活に特化したエージェントです。自己分析から就職先探しまで無料でお手伝いします。
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