2024.10.31
ラグビー選手になるには?学校選びや資格について徹底解説
ラグビーは、チーム一丸となって勝利を目指すスポーツです。
仲間との連帯感を感じ、全員で勝利に向かって努力することが好きという人は、ラグビー選手に向いているでしょう。
ここでは、ラグビー選手になる方法や、学校選びのコツ、就職先や年収などについて解説していきます。
INDEX
日本におけるラグビーリーグの現場。ラグビー選手とは?
企業スポーツとしての歴史が長い日本のラグビー界。
2019年のワールドカップ日本大会の際の日本代表のスローガンである「ONE TEAM」を耳にしたことがある人は多いのでは?
ラグビーの正式名称は「ラグビーフットボール」です。ラグビー選手は主に、社会人チームに所属してリーグ試合に出場するアスリートのことをいいます。
日本でラグビーリーグができたのは1994年のこと。以降、日本ラグビーリーグ協会によってラグビーリーグの普及が勧められています。
現在は日本にラグビーのプロリーグはありませんが、「ラグビートップリーグ」という社会人ラグビーの全国リーグが存在します。
多くのラグビー選手はラグビー部がある企業に所属して選手として活躍しています。
選手によっては企業チームとプロ契約を結んでいる人もいますが、多くの場合は企業の社員と選手を兼任しています。
つまり、会社員として働きながら選手としてプレーもしているのです。また、日本国内のラグビーチームで活躍している海外の選手もいます。
このように、日本のラグビー選手の所属や国籍は多種多様。ワールドカップで活躍した選手も普段は会社員をしているというと不思議な印象を受けるかもしれませんね。
なお、世界の30以上の国がラグビーリーグを持っており、特にオーストラリアやイングランド、ニュージーランドは強豪国として有名です。
ラグビー選手になるには?
ラグビー選手になるためにはいくつかの選択肢があります。
1つは、学生時代に大会で実績を残すこと。ラグビー選手になるには、トップリーグに所属するチームとの契約が必要です。
チームとの契約は、基本的にはオファー制。つまり、実績のある人に声がかかる仕組みです。多くの選手は大学時代のラグビー部で活躍し、卒業後にトップリーグに入団しています。
大学時代のラグビー部でいかに好成績を残せるかが進路を左右します。
2つ目は、トライアウトに参加する方法です。
20歳以上のラグビー経験者であれば、トップリーグが毎シーズン開催しているトライアウトに参加することが可能です。
部活でよい成績を残せなかった場合も、トライアウトからトップリーグ所属を目指すことができます。
このトライアウトは有望な新人を発掘する目的で行われるため、過去にトップリーグに所属したことのある選手はトライアウトに参加することはできません。
トップリーグは狭き門ですが、チームに所属してからも実力がなければ第一線で活躍することはできません。
ラグビー選手になるために必要な資格は?
ラグビー選手になるために必要な資格や学歴はありません。
しかし、高校や大学での活躍がラグビー選手になれるかどうかを左右する傾向が高く、ラグビー強豪校として知られる学校を卒業している人ほど選手になりやすいといえます。
また、学生時代に選手として全国大会などで実績を残していれば、企業チームからのスカウトを受けやすくなります。
資格がないから簡単になれるかと言えばそういうわけではありません。学生時代にラグビーをやり込み、そこから選手になれる人は一握り。さらに、選手になって第一線で活躍している人は本当にわずかです。
ラグビー選手になるために年齢制限はありませんが、ラグビーは体を酷使するスポーツです。そのため、年齢を重ねるほどに可能性が狭まるのは事実。
現在トップリーグで活躍中の選手は20代でラグビー選手としてデビューしています。
また、現在の日本には女子ラグビーリーグが存在していません。
もちろん女性でラグビーをしている人は大勢いますが、職業としてはまだまだ成立していないというのが現場です。
今後、国内でラグビーがさらに盛り上がることで、女子リーグが誕生する可能性も考えられます。
ラグビー選手の適性
忍耐力がある
体がぶつかり合うスポーツであるラグビーを続けるためには、強い忍耐力が必要です。強靭な肉体と精神を維持するためには日々の練習もハード。
トップレベルの選手ともなれば、毎日が厳しい練習の日々になります。
そんなハードな練習に耐え、思うように結果がついてこなくても「絶対に目標を達成する」という強い気概を持つ選手ほど大会でも実力を発揮することができます。
また、我慢強さや粘り強さの姿勢を見せることで、チーム全体の士気を高めることができ、結果として良い成績に繋がるはずです。
誠実な人柄

ラグビー選手には、フェアプレーができる誠実さも求められます。ラグビーは怪我のリスクが高いスポーツです。そのため、基本的なルールを守ることがとても重要。
自分だけでなく対戦相手も怪我をしないで安全にプレーできることや、両チームが公平にプレーできることなどを念頭に置き、正々堂々と戦うことができる選手ほど尊敬されています。
誠実であることは、チームや組織内の信頼関係の基盤を強固にし、チームワークを向上させます。
また、フェアプレーを実践することによって努力が報われ、選手たちのモチベーションも高まるでしょう。
このように、誠実であることはチームや組織にとってもメリットが多いのです。
仲間思い

「ONE TEAM」という言葉が表すように、ラグビーはチームスポーツであり1人の活躍だけで勝利を掴むことはできません。
仲間にパスを通すために敵に立ち向かったり、常に仲間の動きもチェックしながら次の戦術を考えたり、「仲間を想い、仲間のために闘うスポーツ」とも言えます。
選手1人ひとりに役割があり、練習したとおりに戦術が成功したときには達成感も大きいはず。ラグビーで培ったチームワークスキルは、将来的にどんな組織に属したとしても役立つはずです。
ラグビー選手になるための学校選びのコツ
すでに説明したように、トップリーグで活躍するレベルの選手になるには、ラグビー強豪校へ入学するのが近道です。
全国レベルに出場している高校や大学であれば、ハイレベルな指導を受けることができます。また、全国大会へ出場することで、各企業チームのスカウトの目にも留まりやすくなるでしょう。
2024年1月に行われた「第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会」では帝京大学が優勝、明治大学が準優勝という結果を残しました。
また、天理大学や京都産業大学も準決勝に進出し、強豪校として知られています。
ラグビー強豪校の調べ方として、日本ラグビーフットボール協会のホームページに掲載されている大会情報を確認する方法があります。
大学、高校、中学、高専と対象の学校ごとに大会を絞り込んで検索できるので、今年はどんな大会が行われ、どの学校がどんな成績を残したのか知りたいときに便利です。
また、ラグビーに限らずどのスポーツでも言えることですが、強豪校のラグビー部に所属する際に入部試験や入部条件が設けられている場合もあります。
強豪になるほど入部までの道のりが険しくなる可能性も考えられるので、事前によくリサーチしておくとよいでしょう。
ラグビー選手の就職先
国内企業チームー社員選手
国内最高峰の「トップリーグ」や「トップチャレンジリーグ」に属する企業チームに就職します。日本で活躍している多くの選手が「社員選手」となります。
プロ選手とは異なり社員選手は固定給となるため、試合結果に関わらず安定した収入が得やすいことがメリットです。
また、年齢を重ねて選手を引退した後も若手選手の育成に携わったり、企業内と他の部署に異動することが可能なため、セカンドキャリアに困りません。
国内企業チームープロ選手

日本国内で企業チームとプロ契約をしている選手はそれほど多くはありません。しかし近年は、学生からいきなりプロ契約を目指す人もいます。
いわば、プロ選手はラグビー選手の中でも憧れの立ち位置。高い年俸やメディアへの露出など、社員選手とは収入や働き方も異なります。
一方、ラグビーのプロリーグが存在する強豪国では選手たちのプロ契約は当たり前です。
海外のトップチームの外国人選手が日本の企業とプロ契約を結び、業界を盛り上げているという一面もあります。
海外チーム

国内ラグビーを牽引する選手たちが海外チームへ移籍することも珍しくありません。日本のラグビーはまだまだ発展途上。
高い技術を学ぶことができ、年俸も高い本場で活躍したいと考えるのは自然なことかもしれません。
勤務時間や日数
ラグビー選手の勤務時間や勤務日数は、社員選手かプロ選手かによっても異なります。
社員選手の場合はラグビーだけでなく企業でサラリーマンを務めるため、いつもラグビーの練習に時間を費やせるわけではありません。
通常のサラリーマンと同様、週休2日制、1日8時間勤務の場合が多くなりますが、リーグ戦がある時期は土日祝日は試合に出ることになります。
一方、プロ契約の選手は企業チームと契約をする個人事業主になるため、就業時間や休暇などは自分自身の裁量によって決まります。
トップのプロ選手たちは、社員選手ほど休暇を取っていないのが実態のようです。
ラグビー選手の将来性
ワールドカップなどで活躍する姿を見せるラグビーの日本代表選手たち。
日本では少子化に伴いスポーツ人口の減少が懸念されている一方、コロナ禍の巣篭もり需要によってスポーツをオンライン観戦する人々が増えたこともあり、スポーツ界全体が盛り上がりを見せています。
ラグビーはサッカーや野球とは異なり国内のプロリーグがないため、他のスポーツに比べるとやや盛り上がりに欠ける印象があるかもしれません。
しかし、現在はジュニア向けのラグビースクールも増えており、若い世代にもラグビーが浸透しつつあるでしょう。
また、2023年には千葉県柏の葉に英国の名門ラグビースクールの日本校が開校しました。ラグビースクールジャパンは英国の理念を受け継ぐインターナショナルスクール。
小学校6年制から高校3年制までの7年制の学校であり、寄宿舎制、もしくは通学制で学ぶことができます。
敷地内には国際規格のラグビー場が整備され、生徒たちがラグビーや学業に打ち込める最先端の環境が整っています。
ラグビー選手個人という単位で将来性について考えてみると、決して選手生命の長いスポーツと言えません。
先述している通り、ラグビーは体を酷使するスポーツです。
趣味で楽しむ程度なら年齢は関係ありませんが、年齢を重ねるほど選手として第一線で活躍できる可能性は低くなるでしょう。
こういった特性から、早期から引退後のキャリアについて考えるラグビー選手は少なくありません。
ラグビーの経験を活かしてスポーツ関連の仕事に転職したり、知名度の高い選手はタレント活動に転向する道もあります。
引退後にどんな道を進んだとしても、ラグビーで培った強靭な精神は役立つはずです。
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まとめ
ハードなトレーニングに耐え、勝利を掴むラグビー選手。忍耐力は必要ですが、日々のやりがいは大きいに違いありません。
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