2025.01.20

ラグビーと仕事を両立する方法は?競技とビジネスを同時進行するコツ

ラグビーも仕事を両立させたい場合、実業団やラグビー部のある企業に所属する選手になることをはじめ、様々な選択肢があります。

本記事では、競技と仕事を並行することのメリット・デメリット、両立のコツなどをお伝えします。

ラグビーと仕事は両立可能?社会人選手という働き方

ラグビーを続けながら仕事をする「社会人選手」という働き方があります。一般企業や実業団に所属し、仕事と競技活動を両立するものです。

企業によってはラグビー部を持つ場合もあり、勤務時間内に練習が許可されることもあります。

特にトップリーグの選手の中には、企業の広告塔として活動しながらチームでの競技に参加している人も多いです。

社会人選手は、経済的な安定と競技の継続を同時に実現できるというメリットがあります。

しかし、働きながら競技を行うには、自身のスケジュール管理能力や体力が求められる点に注意が必要です。どちらも中途半端になることを避けるためには、自分の優先順位を見極める力が重要です。

仕事と競技を両立させる働き方は「デュアルキャリア」ともいいます。動画で解説していますのでぜひチェックしてみてくださいね。

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ラグビーと仕事を両立させるメリット・デメリット

ラグビーと仕事を両立することで得られるメリットは多い一方で、当然ながらデメリットも存在します。

それぞれの側面をしっかり理解しておくことで、両立を成功させるための準備や対策が可能になります。ここからは、両立のメリット・デメリットについて具体的に考えていきましょう。

メリット

ラグビーと仕事を両立するメリットとしてまず挙げられるのは、収入の安定と競技継続の両立が可能になる点です。

プロ選手のように競技だけで生活するのではなく、企業に属することで経済的な基盤を確保しながら競技を続けられます。

また、仕事を通じて得たスキルや経験は、競技引退後のセカンドキャリアにも役立つでしょう。それぞれの場面で自分を磨くことで、忍耐力や多角的な思考力が培われるのも大きな利点です。

競技外の経験をすることで、新たな価値観を得ることもできます。

デメリット

一方で、ラグビーと仕事の両立にはいくつかのデメリットも伴います。まず、時間的な制約が大きな課題となります。

仕事と練習、試合が重なる場合は、どちらかを犠牲にしなければならない場面が出てくることもあります

また、体力的な負担も軽視できません。特にフルタイムの仕事をこなした後に練習や試合に臨む生活を続けると、疲労が蓄積してパフォーマンスに悪影響を与えることがあります。

ラグビーの競技と仕事を両立することの難しさ

ラグビーと仕事の両立は可能ですが、その道は決して平坦ではありません。

競技と仕事の双方で高いパフォーマンスを維持するには、体力や時間管理能力だけでなく、周囲の理解と協力が不可欠です。両立することの具体的な難しさについて掘り下げて解説していきます。

プレーに集中できないことがある

ラグビーと仕事を両立する上で避けられない課題の一つが、プレーに集中できない場合があるということです。

特に職場でのトラブルや緊急対応が続くと、いつものようにパフォーマンスが発揮できなくなることがあります

このような状況はストレスを招き、競技へのモチベーションの低下にも繋がりかねません。集中力を取り戻すため、しっかり切り替えることが重要です。

体力と精神力が必要になる

ラグビーは激しい運動量が求められる競技であり、仕事との両立には大きな体力が必要です。日々の業務をこなした後に練習を行う生活が続くと、疲労が慢性化して体調を崩すリスクが高まります

また、体力だけでなく精神的な持久力も必要です。特に試合で結果が伴わなかったり仕事のプレッシャーが重なったりすると、心の疲れが蓄積しやすくなります。

プライベートな時間が減る

仕事とラグビーの両方に時間を割くことで、必然的に家族や友人と過ごすプライベートな時間が減少します。

特に週末の試合や遠征が続くと、家族サービスや友人との交流を犠牲にせざるを得ない場面が多くなります。

このような状況が続くと、人間関係が希薄化する恐れもあります。ラグビーや仕事を充実させるだけでなく、大切な人たちとの時間をいかに確保するかが両立の鍵となるでしょう

ラグビーと仕事を両立するコツは?

ラグビーと仕事を両立するためには、効率的な時間管理と、仕事・競技・プライベートのバランスを取る工夫が必要です。ここからは、具体的な両立のコツをご紹介しましょう。

オンとオフのメリハリを意識する

ラグビーと仕事を両立するためには、オンとオフの切り替えが不可欠です。

仕事中はラグビーのことを忘れて業務に集中し、練習や試合中は仕事を意識せず競技に没頭することで、どちらも高いパフォーマンスを維持できます。

メリハリをつけるには、スケジュールを明確に分けて集中力を持続させる習慣をつけることが効果的です。特に、どちらにも全力を注ぎたいという気持ちが強い人ほど、切り替えのタイミングを意識することが大切です。

意識的にプライベートの時間を確保する

仕事とラグビーで忙しい日々を送っていても、プライベートの時間を持つことは心身の健康に欠かせません。家族や友人と過ごすことで心が癒され、エネルギーが補充されます。

また、自分の趣味やリフレッシュできる活動を取り入れることで、モチベーションの維持にも繋がるでしょう。

忙しいスケジュールの中でも、意識的に自分のための時間を作り、競技と仕事のどちらにも良い影響を与える余裕を持つことが大切です。

通常業務は体力を温存できる内容を選ぶ

ラグビーの練習や試合では多くのエネルギーを消耗するため、日常の業務で体力を使いすぎない工夫も必要です。

可能であればデスクワークや身体的な負担が少ない業務を選んだり、フレックスタイム制やリモートワークが選べる職場環境を探すことで、練習や試合への調整がしやすくなります。

働き方を柔軟に考えることで、競技へのエネルギーを最大限に保つことができるでしょう。

チーム内のコミュニケーションを大切にする

ラグビーと仕事を両立するためには、チーム内のコミュニケーションが欠かせません。

特に、自分のスケジュールや体調についてチームメイトやコーチに適切に共有しておくと、連携がとりやすくなります。

また、仕事でも同僚や上司に相談しやすい関係性を築くことで、急な試合や練習スケジュールでも調整できます。互いの信頼関係を深めることで、競技と仕事の両立がスムーズに進むでしょう。

練習の優先順位をつける

限られた時間の中で効率的にスキルを向上させるには、練習の優先順位を明確にすることが重要です。

すべての練習に参加するのが理想ですが、時間が限られている場合には、特に自分が伸ばしたいスキルや試合に直結する部分を重点的に練習するのが効果的です。

効率よく結果を出すためには、短時間でも集中して練習に取り組む姿勢が求められます。

ラグビーと両立しやすい仕事3選

ラグビーは体力・精神力を要するスポーツです。仕事との両立を考えると、柔軟な勤務条件やラグビーのスキルを活かせる職場が理想的です。

ここでは、ラグビーへの情熱を持ちながら仕事とバランスを取りたい人にぴったりの仕事を3つご紹介します。

クラブチームがある一般企業や実業団

ラグビー部を運営する企業では、社員がプレイヤーとして活動することを前提に柔軟な働き方を支援しています。

クラブチームがある企業では、仕事と練習を両立しやすい環境が整備されており、公式戦や遠征への参加もしやすいのが特徴です。

<この仕事のメリット>

  • 企業側からの支援(遠征費、設備、トレーナーなど)を得やすい
  • 競技と仕事の両立に対して、同僚や上司からの理解を得やすい
  • 仕事を通じたキャリア形成が可能になる

ラグビー関連ショップの従業員

ラグビー用品を扱うショップでは、スポーツへの情熱を仕事に反映できる点が魅力です。プレイヤーとしての経験を活かし、顧客への商品の提案やアドバイスを行うことができます

また、店舗によってはシフト制を採用しているため、練習や試合とのスケジュール調整が比較的容易です。

<この仕事のメリット>

  • ラグビーの知識を活かして働くことが可能
  • シフト制でフレキシブルな働き方が可能
  • 同じラグビー愛好者との人脈が広がる

ラグビーのスクールコーチやインストラクター

子どもやアマチュアプレイヤーを対象にしたラグビースクールでのコーチおよびインストラクターは、競技経験を活かせる仕事です。指導を通じてラグビーの魅力を広めながら、自分自身の競技力向上も目指せるでしょう。

また、スクールや指導活動は週末や夕方に行われることが多いため、別の仕事との兼業がしやすい点が魅力です。

<この仕事のメリット>

  • 自身の競技経験を最大限活用できる
  • スポーツ文化の普及に貢献できる
  • スケジュールの調整がしやすい

活躍中のラグビー実業団選手を紹介

多くの社会人選手が、実業団チームで活躍しながら企業の一員として働いています。ここでは、活躍中の選手を3名ご紹介します。

松田力也選手(トヨタヴェルブリッツ)

ラグビー日本代表選手。帝京大を卒業後、埼玉パナソニックワイルドナイツに加入。2024年、リーグワンのトヨタヴェルブリッツに移籍した。

参考:NHK

井関 信介選手(コベルコ神戸スティーラーズ)

天理大学卒業後、コベルコ神戸スティーラーズに加入。競技活動と並行し、地域の学校でラグビー教室を行う。

参考:Yahoo!ニュース

奥平湧選手(三菱重工相模原ダイナボアーズ)

関西学院大学 卒業後、三菱重工相模原ダイナボアーズに加入。7人制ラグビーの日本代表に選出された。

参考:三菱重工相模原ダイナボアーズ

ラグビーと仕事を両立したいならスポーツ特化型エージェントに相談を

ラグビーと仕事を両立したい場合は、スポーツ特化型の人材エージェントに相談するのが効果的です。

アスリートエージェントは、スポーツ人材に特化したエージェントサービスです。スポーツ経験者に特化した求人を多数抱えており、スポーツ選手の活動を支援する企業を紹介できる特徴があります。

また、スポーツ特化型エージェントの魅力は、競技との両立を前提としたアドバイスを受けられる点にあります。

「練習時間の確保や試合日程に配慮した働き方が可能な企業はある?」「企業との条件交渉も代行してほしい」といった疑問や要望に応じることも可能です。

エージェントの利用方法は簡単で、無料登録後に専門のキャリアアドバイザーと面談を経て、自分の希望や将来のビジョンに合った企業とのマッチングへと進みます。

ラグビーと仕事の両立に悩んでいる方は、アスリートエージェントをはじめとするエージェントを活用し、自分に最適なキャリアを見つけてみませんか。

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まとめ

ラグビーと仕事を両立したいと考えている方は、ぜひアスリートエージェントをご利用ください。キャリアアドバイザーが親身になってあなたの就活の相談に乗ります。

登録・利用は無料ですので、「まずは何からスタートしてよいか悩んでいる」方はぜひお気軽にご相談くださいね。

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