2024.07.27

体育会学生の就活は忙しい!効率的に就活を進めるポイントを徹底解説

体育会学生の中には「就活の準備に出遅れてしまった」「部活動と就活の両立が難しい」など、就活に忙しさを感じる学生もいます。

体育会学生が就活を忙しいと感じる理由には、どのようなものがあるのでしょうか。就活を進めるうえでのポイントや時間を捻出する方法についてご紹介します。

体育会学生の就活は忙しい?

体育会学生の就活は、一般の学生と比較して忙しいといわれがちです。

実際、体育会学生の多くが、4年生の10、11月頃のタイミングまで試合があることがほとんどで、就活の開始が後ろ倒しになる傾向にあります。

一般の学生と同様に就活解禁と同時に情報収集やインターンシップに参加しようとしても、なかなか練習などが入ってしまいスケジュール調整に苦戦してしまうケースを多く耳にします。

体育会学生の就活は忙しく、不利になってしまうイメージがありますが、体育会学生ならではの強みがあることも忘れてはいけません。

企業の求めている人材であることをしっかりとアピールし、就活のコツをおさえて準備を進めることで、就活を有利に進めることができるでしょう。

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体育会学生の就活が忙しくなる理由

ここでは、体育会学生の就活が忙しくなる理由について解説します。

試合などで就活の開始が遅れてしまう

現役でバリバリスポーツ活動に取り組んでいる体育会学生は、ほとんどの場合週7日練習があります。
時には早朝練や夜遅くまでミーティングがおこなわれることも。

一般学生と比較しても、圧倒的に就活に割く時間が少なくなり、就活の開始が遅れてしまいがちです。

就活にはエントリーシートや履歴書の準備、面接対策、筆記試験対策など取り組まなければならない内容が多くあります。

さらに、なるべく多く選考を受ければ受けるほど合格率や内定率が自然と上がってくるため、選考の場数も踏みたいものです。

就活の開始の遅れは、後に就活生自身の首を絞めることにつながるケースがあります。

インターンに参加する時間が確保できず情報収集しづらい

インターンシップでは、企業の中に入って実際の仕事を体験したり、働く社員と交流が持てたり、企業を知るためにはとても有効な場です。

中には、インターンシップで企業に認めてもらいそのまま入社する学生もいるようです。

しかし、インターンシップは数カ月間や数週間単位の長期開催のものも多く、体育会学生がなかなか参加しづらい現状があります。

インターンシップの中には、1日開催などの短期開催のものも存在します。

短期開催の場合、簡単なワークショップと会社説明や質疑応答のみの内容で、短い時間で効率的に企業を知ることができます。

短期のインターンシップに複数社参加するなど、時間のない体育会学生は参加方法を工夫してみると良いでしょう。

客観的に自分を把握する機会が少ない

長年スポーツに打ち込んできた体育会学生には、友人との気軽な交流やアルバイト経験を通しての幅広い経験に欠ける弱みが存在します。

幅広い人間関係を構築することで、自分とは異なる環境で過ごす人の知見を得ることができます。異なる視点から見た自分の印象は、就活で自分をPRする重要な要素になるでしょう。

部活動が忙しくスポーツ以外の経験が積みにくい体育会学生は、客観的に自分を把握する機会が少なくなってしまいます。

就活の開始時期に限らず、大学在学中から人間関係を広げることを意識しておくことが大切です。

コミュニティが狭くなりやすい

体育会学生のほとんどが、同じ組織の中にとどまる時間が長くなりコミュニティが狭くなりがちです。

本来はアルバイトを通して働くことについて先輩と話したり、他の就活生と交流し情報交換をしたりする機会があるものですが、コミュニティが狭くなることにより、持つ情報量も限定的になってしまいます。

深く考える機会がないまま、「先輩がいるから」という理由で就職するような事態につながることもあるので注意しましょう。

また、仲間内のみのコミュニケーションで完結してしまうことで、自分を客観的に見られない課題も発生してしまいます。

ほかの学生とのコミュニケーションは、自分の価値や強みを見出す絶好の場です。

自己PRやガクチカで発揮できる自身の強みも、客観的に見てもらうことで自覚できるものもあるはずです。

自分のやっていることを言語化するのが苦手

スポーツは感覚で通じ合い、非言語的な問題解決を軸にしているケースが見られがちです。

そのため、自分のやってきたことや強み、アピールしたいことを言語化して説明することに苦手意識を感じる学生は体育会学生に多くいる傾向にあります。

せっかく秀でた強みがあっても、就活でアピールできなければもったいないですよね。

人に伝わるようにアウトプットするためにも、添削や見直しに使う準備時間をしっかりと確保したいものです。

部活動と就活準備の両立が難しい

体育会学生の就活が忙しくなる一番の理由に、部活動と就活準備の両立が難しい点にあります。毎日練習に取り組み、週末は練習試合があることも。

夜に準備をしようとしても、疲れ果ててそのまま寝てしまうことも起こりがちです。

いくら要領よく進めようとしても、両立はなかなか難しく、結果的に就活終盤にしわ寄せがきて忙しくなってしまいます。

これまでは、就活解禁と共に企業説明会開催などが本格的にスタートされていたものが、昨今では早いタイミングでインターンシップや会社説明会が開催される機会が増えてきています。

就活の早期化は、ますます体育会学生の向かい風になっているといえるでしょう。

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体育会学生が就活を進めるうえでのポイント

ここからは体育会学生が就活を進めるうえでのポイントをご紹介します。チェックして、就活をスムーズに進めましょう。

事前準備をしっかりして効率的に就活を進める

体育会学生は、低学年のうちから少しずつ就活に向けた業界研究につながる情報収集を進めましょう。
仕事や関係企業に関する情報にアンテナを張ることを習慣づけることがおすすめです。

就活に向けた準備を就活が本格化する前までのタイミングでなるべく進めておきましょう。自己分析や履歴書の準備など、就活成功のカギは事前準備が握っています。

早いタイミングから事前準備をしておくことで、いざ選考が進んだタイミングでも焦らずに臨むことができます。現役で部活動をしながらでも進められる就活の準備は、進めておきましょう。

​タイムマネジメントを徹底し、時間を有効活用する

いくら忙しい体育会学生でも、時間を有効活用することで就活に使える時間は見つけることができます。

たとえば、寝る前の1時間や、電車で移動している間の時間など、普段スマートフォンを触っている時間でさえ、就活に関する情報収集にあてることができます。

体育会学生の強みにタイムマネジメント力があるように、時間を区切り練習や休憩のメリハリをつけることには秀でているはずです。

その強みを活かして、時間を有効活用しながら就活のための時間を作りましょう。

体育会学生ならではの強みをアピールする

体育会学生には体育会学生ならではの強みがあります。「協調性」「忍耐力」「リーダーシップ力」など、持っている強みは最大限に発揮したいものです。

一般学生が持っていない強みをアピールすることは、就活に出遅れてしまった場合でも採用担当者の目に止まる魅力のひとつになるはずです。

強みをきちんと伝えられるように、これまでの部活動を通して得た経験やそこで得たスキルなどを書き出して整理するなどして、準備をしておきましょう。

OB/OG訪問などを活用して情報を集める

体育会学生には、代々卒業した先輩とのつながりが大きな強みになります。

遡ればかなりの人数にアプローチすることができ、中には気になる業界や企業の先輩もいるかもしれません。

実際に現場で働いているOB/OGの声は非常に役立つものであり、採用担当者にダイレクトに聞きづらい質問も尋ねやすいというメリットがあります。

働き方や給与面や仕事内容など、自分のイメージしている内容と合っているのかを尋ねてみるといいでしょう。

所属している部活動に相談できそうなOB/OGがいない場合は、大学のキャリアセンターに相談することで紹介してもらえます。

OB/OG訪問を活用して、ネットや説明会で得られない情報を集めましょう。

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体育会学生が就活のための時間を捻出する方法

忙しい体育会学生が、就活のための時間を捻出する方法はどんなものがあるのでしょうか。

移動時間などスキマ時間を活用する

体育会学生が就活の時間を捻出するためには、スキマ時間を活用することを意識してみましょう。

電車での移動時間や、就寝前の時間、講義の間の休憩時間などは就活準備にあてやすいスキマ時間です。

特に、講義の間の休憩時間は友達と一緒に過ごすことも多いため、自分の強みや人間性を聞いてみる他己分析に使うのもいいでしょう。

信用できる相手から自分についての意見を聞くことは、想定していた以外の強みを知るきっかけになります。

​早いタイミングから就活準備を進める

一番のポイントは、早め早めのタイミングで就活準備を進めることです。

就活解禁のタイミングで開示される情報もありますが、企業のミッションや最近の取り組み、過去の就活スケジュールなどはサイトや四季報などで早くからオープンになっています。

周りの学生が本格的に動きはじめてようやく就活の始まりを意識するものですが、忙しい体育会学生は就活準備を早めに進めておきましょう

後半になって焦ることなく準備した内容をもとに面接や筆記試験に進むことができます。

​エージェントに相談をして効率的に就活準備をする

就活の時間がなかなか取れない体育会学生は、就活エージェントに相談をすることで無駄なく就活準備を進めることができるでしょう。

多くの学生にとって就活ははじめての経験であり、何をどのように始めたらいいのか迷うことばかりです。

悩んでいる時間を使うこと自体、時間を有効活用したい体育会学生にとっては無駄な時間になってしまいます。

就活エージェントは、これまで数多くの就活生のサポートをしてきたノウハウを活かし、内定獲得までフォローしてくれます。

アスリートエージェントは体育会系専門の就活エージェントです。体育会学生がスポーツを通じて培った強みを発揮できるようなサポートや、強みが活かせる企業の紹介をおこなっています。

体育会学生ならではの就活の悩みの相談も可能です。

就活準備のタイミングからサポートを受けることもできるので、進め方が分からないなどの小さな悩みからでも相談してみましょう。利用は完全無料です。

​優先順位を明確にして就活準備をする

就活準備のすべての項目に時間をかけることは、時間のない体育会学生にとってはほとんど不可能です。

何に時間をかけるのか、優先順位を明確にして就活準備を進めましょう。

特に体育会学生の就活スケジュールはイレギュラーであるため、まずは時間を計画的に管理するためのスケジュールの作成からはじめましょう。

既にできている準備と足りていない準備、目指している企業の選考スケジュールに沿う場合、何から始めなければいけないのかを整理することで、自然と優先順位も明確になるはずです。

手あたり次第に準備をするのではなく、必要なタスクから優先して取り組みましょう。

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まとめ

体育会学生の就活には忙しさがついて回るものです。

しかし、コツをおさえて効率的に就活を進めることで納得のいく結果が得られることが期待できます。

体育会学生が忙しい中でも良い結果に結びつけるためには、就活エージェントを有効に活用するなどして就活を進めましょう。

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