2024.11.19
ゴルフインストラクターになるには?役立つ資格やなる方法を解説!
ゴルフは、老若男女問わず好まれるスポーツのひとつです。
「好きなゴルフを仕事にしたい」「ゴルフインストラクターになるにはどうしたいい?」とお考えの方もいるでしょう。
本記事では、ゴルフを専門に教えるゴルフインストラクターになるための方法や役立つ資格についてご紹介します。ゴルフインストラクターに興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
INDEX
ゴルフインストラクターの仕事内容

ゴルフインストラクターは、「ゴルフを上達させたい」「スコアを伸ばしたい」人に対して、ゴルフの技術や戦術に関する専門知識を生かし、指導やアドバイスを行うプロフェッショナルです。
主な仕事内容は、基本的なゴルフレッスンの提供や、生徒のスイング解析と指導、ラウンドの進行やコースマネジメントなどのゴルフ戦術の指導を実施します。
また、フィジカルな要素を含むスポーツであることから、フィットネスとトレーニングのアドバイスを提供することもあります。
ゴルフインストラクターは、生徒の成長をサポートし、技術向上やゴルフの楽しさを共有する役割を果たします。
ゴルフ技術の指導・レッスン

ゴルフインストラクターの主要な仕事である「ゴルフ技術の指導・レッスン」とは、ゴルフインストラクターがゴルフを学ぶ人に対して、スイングの基本やクラブの使い方、ゴルフの技術や知識を教える仕事です。
初心者から上級者まで、それぞれのレベルに合わせて個別にアドバイスを行い、プレーの向上をサポートします。
指導内容には、スイングの指導やクラブの使い方の指導、スコアメイクに重要なショートゲームの技術指導などがあげられます。
その他にも、コースでの戦略的なプレー方法や、生徒のレベルや目標に合わせた練習メニューの提案なども実施します。
こうした指導により生徒の技術力を向上させゴルフの楽しさをより深く感じてもらうことが、ゴルフインストラクターの主な仕事内容です。
ゴルフ施設の運営業務

ゴルフインストラクターの業務には「ゴルフ施設の運営業務」も含まれます。
ゴルフ練習場やゴルフスクールなどの施設運営には、様々な業務が存在します。
主に、以下のような業務が発生します。
- 生徒のレッスン予約の受付
- インストラクターのスケジュール調整
- ゴルフ練習場やスクールの設備(打席、ゴルフボール、クラブなど)の点検・メンテナンス
- 新規顧客の案内や既存顧客へのフォローアップ
- 問い合わせ対応
ゴルフコンペや特別レッスンの企画をして、施設の活性化や集客を図ることも重要な業務です。
また、快適かつ安全に練習ができるように、ゴルフ場や練習場の清掃や整備を定期的に行い、常に清潔で整った環境を提供するよう努めます。
ゴルフインストラクターは単にレッスンを行うだけでなく、施設全体の運営に関わり、利用者が快適にゴルフを楽しめる環境を維持する役割を担っているのです。
ゴルフインストラクターの種類

ゴルフ練習場(打ちっぱなし)のゴルフインストラクター
ゴルフインストラクターが活躍する場面はいくつかあり、その中のひとつにゴルフ練習場(打ちっぱなし)のゴルフインストラクターの仕事があります。
技術向上を目指す人が多い場所になることから、打ち方の指導が主な業務内容になります。
そのほかにも、フロントの接客対応や施設メンテナンスなど、ゴルフ練習場の全般業務も担います。練習場内外の清掃などもインストラクターの仕事になるので、仕事内容は多岐にわたります。
フィットネスクラブのゴルフインストラクター

ゴルフのレッスンを実施しているフィットネスクラブやジムも、多く見かけるようになりました。
フィットネスクラブにおけるゴルフインストラクターの主な仕事は、ゴルフレッスンなどの指導業務が中心になります。
クラブの中にはさまざまなスポーツのレッスンやクラスがあり、団体レッスンや個人レッスンなどが実施されています。
指導以外にも、顧客管理や受付などのフロント業務全般や事務処理対応も業務に含まれます。
ゴルフ専門スタジオ・スクールのゴルフインストラクター
ゴルフを専門とするスタジオやスクールで、インストラクターとして働くケースがあります。中には、ゴルフ場と連携してより本格的なラウンドレッスンを実施することもあるでしょう。
インストラクターの仕事は、スタジオやスクールの運営業務がメインとなります。
そのため、入会手続きやレッスンの予約受付、イベントの企画案内など、集客や売り上げ管理に関わる業務を任されることもあります。
ゴルフ場のゴルフインストラクター

ゴルフ場のインストラクターの場合、基本的には実際のゴルフコースを使ってレッスンが実施されます。
広く開放的な空間で指導が受けられることは、レッスン生のモチベーション向上にもつながるでしょう。
レッスン生が希望するコースで指導をする以外に、フロント業務やショップでの販売業務、道具のメンテナンス業務に対応する求人が出ていることも。
ゴルフ場のゴルフインストラクターの求人数は、ゴルフスタジオやフィットネスクラブのゴルフインストラクターの求人よりも少ない傾向にあるため、求人情報は細かくチェックしておきましょう。
ゴルフインストラクターになるには認定資格が必須?

ゴルフインストラクターになるために、必ず必要となる資格はありません。
しかし、生徒の中にはかなり高いスコアを持っている人もいるので、きちんと指導する立場に立つためには腕前や技術が求められます。
また、いくつかの認定資格を持っていることが就職に有利になることもあるでしょう。
自分の自信につながるほか、生徒からの信頼を得ることにもつながるので、取得することがおすすめです。
ゴルフインストラクターが持っていると役立つ資格

ティーチングプロA・B級
ティーチングプロの資格は、文部科学省管轄の日本国内で唯一のプロゴルファー認定団体である「公益社団法人 日本プロゴルフ協会」が認定している資格です。
日本のプロゴルフ界最大の団体であるため、認知度も難易度も高い傾向にあります。
「ティーチングプロ」は、ゴルフ指導技能に優れ、広範にわたるゴルフの知識及びPGA指導要領を取得した人に付与されるものです。
ティーチングプロの資格はAとBに分かれていて、まずはBを目指したのちにAを取得することができます。
試験は年に1度実施され、実技試験、筆記試験、面接と全体を網羅する内容になっています。
20歳以上であれば誰でも受験が可能となり、取得するとJPGA認定ティーチングプロを名乗ることができます。(※受講資格がオープン化され、2020年度からは女性の受験が可能になりました)
参考:pga.or.jp
JLPGAティーチングプロフェッショナル会員(A級)

日本女子プロゴルフ協会(LPGA)が認定している女性向けの資格です。
年に1度、面接審査やゴルフルールテスト、実技審査などのJLPGA審査が実施され、合格基準を突破した30名程度が最終審査に進めます。
プロのゴルフインストラクターを目指したい女性は、取得がおすすめです。
参考:日本女子プロゴルフ協会
NGFビジネスメンバー

NGFは「ナショナル・ゴルフ・ファンデーション」と呼ばれる、1936年に米国で設立された歴史的なゴルフ団体です。
NGFは、ゴルフ指導者の養成やゴルフスクールの提供を行なっています。
この団体から指導資格認定やEDUCATOR称号等の認定を受けることで、NGFインストラクターとして活躍することが可能になります。
国内では約3,000名のゴルフプロフェッショナルを輩出しており、ビジネスメンバーを取得することでNGFのゴルフプロフェッショナルの一員になれます。
レベルⅠ~Ⅲ・マスター・アマチュア部門

世界42か国に会員をもつ、世界最大級のゴルフ指導専業の認定組織「USGTF」による資格です。
取得できる資格は、レベルⅠ〜Ⅲとマスター、アマチュア部門があり、レベルにより異なる受講必須の講習や、筆記試験、実技試験が設けられています。
また、年齢ごとに合格基準が設けられているので、事前に確認しましょう。年に複数回の認定試験が実施されているので、資格の中でもチャレンジしやすい傾向にあります。
参考:USGTF JAPAN
ゴルフインストラクターの年収

ゴルフインストラクターの収入は、勤め先の条件やレッスン回数、担当する生徒数によってさまざまです。
大手求人サイトを参考にすると、インドアゴルフスクールのゴルフインストラクターでは、月収25〜30万円が多く見られます。
平均年収は300〜400万円程であることが分かります。就職活動の際には、年収以外にも福利厚生や待遇なども合わせて確認しておきましょう。
ゴルフインストラクターに向いている人の特徴

ゴルフインストラクターにはもちろんゴルフのスキルも大切ですが、その他にどのような要素が必要なのでしょうか。
ここでは、ゴルフインストラクターに向いている人の特徴について解説します。
ゴルフが好きな人

「ゴルフが好きな人」は、ゴルフインストラクターにとってとても重要な特徴です。
ゴルフに対する深い興味や情熱を持ち、自分自身がゴルフを楽しむことで、教える際にもその楽しさが自然と伝えられます。
ゴルフの知識や技術を学ぶ意欲が高いことも必要な要素で、新しい技術やルールの変化にも柔軟に対応できるかどうかがゴルフインストラクターに求められます。
好きだからこそ、長時間の練習や指導も苦にならず、生徒に対して熱心に向き合えるでしょう。
人と関わることが好きな人

「人と関わることが好きな人」も、ゴルフインストラクターに向いている特徴です。
人と関わることが好きであれば、生徒と良好なコミュニケーションが築けます。
生徒一人ひとりの性格やニーズを理解して、的確な指導ができれば、相手に寄り添いながら教えることができるでしょう。
人との交流を楽しみながら生徒の成長をサポートすることに喜びを感じる人は、ゴルフインストラクターの仕事に向いています。
教えることが好きな人

ゴルフインストラクターは、「教えることが好きな人」が向いています。。
ゴルフインストラクターとして、他人に技術や知識を伝えることに喜びを感じるかどうかは非常に重要です。
生徒がスキルを向上させたり目標を達成するのをサポートすることに熱心で、自分の知識や経験をわかりやすく伝えることが得意であるとさらに良いでしょう。
また、生徒の成長を見守り、フィードバックを通じて改善点を指摘することも大切なため、相手のために間違いを正せる人もゴルフインストラクターに向いています。
ゴルフインストラクターになるにはどんな方法がある?

資格やスキルを身につける
ゴルフインストラクターになるために必須の資格はありませんが、就職活動で有利になるような資格の取得や、アピールできるスキルを身につけましょう。
指導するにあたり、生徒からの信頼はインストラクターを長く続けていくうえでの評価や収入に響きます。
なるべく厚い信頼を得るためにも、まずは自分自身の腕を磨き、必要なスキルを身につけたうえでゴルフインストラクターを目指しましょう。
自身でゴルフスクールを立ち上げる

スキルや資格が十分である場合、自身でゴルフスクールを立ち上げる方法があります。
1から個人で始めるということは、集客や初期投資面において労力を要しますが、自分を評価してくれる生徒が集められるというメリットがあります。
信頼を得て長く付き合える顧客が獲得できる点では、魅力的な方法です。
就職エージェントに相談する

ゴルフ場やゴルフスクールなど、ゴルフインストラクターとして働く先が多くあり悩んでいる人は、就職エージェントへ相談する方法がおすすめです。
スポーツに特化した就職エージェントも増えてきており、これまでスポーツ業界を志す数多くの就活生をサポートしてきた実績をもとに、適切なアドバイスが受けられます。
中には、おすすめの就職先を相談してもらえることもあるでしょう。
「ゴルフインストラクターになりたいけれど、何から始めたらよいか分からない」と悩んでいる人も、まずは相談してみることがおすすめです。
おすすめの就職エージェントは以下の動画でわかりやすく解説しています。ぜひご覧ください。
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まとめ
今回は、ゴルフインストラクターになるにはどうしたいい?という疑問にお答えしました。
ゴルフインストラクターになることで、スコアを伸ばしたい人やゴルフを生涯楽しみたい人の支えになれるでしょう。
ゴルフインストラクターを目指したい人は、スポーツ専門の就職エージェント「アスリートエージェント」へのご相談がおすすめです。
就活の進め方から内定まで一貫してフォローしてもらえます。小さな悩みごとからでも、アスリートエージェントにご相談ください。
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