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2024.11.26
30代はスポーツ業界への転職が有利?必要なスキルも解説
学生時代にスポーツで汗を流し、情熱を傾けたあの日々を覚えていますか?多くのスポーツ経験者が、新卒でスポーツ関連の仕事に就くことを夢見ます。
しかし、待遇面での課題や職の枠が限られていることもあり、スポーツと関係ない企業への道を選ぶことは珍しくありません。
本記事では、職歴を重ねてきた30代・40代のミドルキャリアのあなたに、今こそスポーツ業界に挑戦してほしい理由を紹介します。
INDEX
ファーストキャリアでスポーツ業界を目指しにくい理由

スポーツ経験者なら、ファーストキャリアからスポーツ業界を目指したいと思う人は多いでしょう。
しかし、ファーストキャリアでのスポーツ業界へ進む道はかなりハードルが高いです。
ここでは、ファーストキャリアでスポーツ業界を目指しにくい理由を説明します。
報酬が低い
まず1つ目は、報酬が低いことです。基本給が少なく、福利厚生が充実している企業も限られています。
例えば、スポーツトレーナーの仕事に就くとき、取得する資格は人それぞれだと思います。中には国家資格を所持している人もいるでしょう。
しかし、国家資格をとりスポーツトレーナーになっても報酬が低いのが現状です。
スポーツトレーナーやその他のスポーツ業界で働く人に、高い報酬を出せるだけの収益がないことが報酬の低さの大きな原因です。
教育システムが整っていない

大手のスポーツメーカーなど当てはまらない企業もありますが、スポーツ業界は中小企業が多いため、あまり教育体制が整えられていません。
その結果、先輩・上司次第で教育のやり方に差が出てきてしまいます。つまり、誰を参考にするかによって成長度が変わってしまうということです。
枠が少ない
教育システムが整っていないスポーツ業界では、すでにスキルを持った人を採用します。
そのため、「社会人経験のある人」という条件が加えられることが多く、新卒採用の枠が少ないことがほとんどです。
30代でスポーツ業界に転職すべき理由

スポーツ業界が求める人材は以下の通りです。
- ビジネススキルが身についている
- 即戦力になる
- スポーツ業界に活かせる資格やスキルをもっている
この3つに当てはまるのは、30代からの方が多いのではないでしょうか。
ビジネススキルが身についていることや即戦力になることは、教育システムが整っていないスポーツ業界にはとても重要なポイントです。
また、ファーストキャリアで身につけたスキルは確実にスポーツ業界への転職に役立ちます。
つまり、20代で社会人としての土台を固め、30代でスポーツ業界に挑戦するのがベストといえるでしょう。
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スポーツ業界への転職で特に求められる経験・スキル

スポーツ業界に転職するとき、どのような経験やスキルが求められるのでしょうか。
たくさんありますが、ここではミドルキャリアで転職するときに求められる経験やスキルを紹介します。
DX
DXとはデジタルトランスフォーメーションのことで、「データやデジタル技術を使って、顧客目線で新たな価値を創出していくこと」と経済産業省で定義づけられています。
スポーツ業界では、AIやVR技術を活用したトレーニング方法の導入や、VR(バーチャルリアリティ)技術による視聴体験の向上などの活かし方があります。
令和4年に文部科学省で策定された第3期「スポーツ基本計画」に「スポーツ界におけるDXの推進」というテーマがあり、国をあげてスポーツのDX化に取り組んでいます。
国を挙げて取り組んでいるとはいえ、様々な課題があります。その1つが、人材不足です。
そのため、DXの知識をもったデータサイエンティストはスポーツ業界の転職で重宝される人材といえます。
参考:スポーツ界におけるDXの推進(第3期スポーツ基本計画)
マネジメント

マネジメントとは経営資源を効率的に運用し、目標達成を目指すことをいいます。
ファーストキャリアでスポーツ業界を目指しにくい理由で説明した通り、スポーツ業界は教育システムがあまり整っていません。そのため、マネジメント力がある人材が必要とされています。
スポーツ業界への転職については動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。
地方創生×スポーツが注目を集めている

昨今、地方創生×スポーツが注目を集めています。
令和4年3月25日に文部科学省で策定された第3期「スポーツ基本計画」には「スポーツによる地方創生、まちづくり」というテーマがあります。
「スポーツ基本計画」とはスポーツ基本法の規定に基づき、文部科学大臣が定めるスポーツに関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための重要な指針です。
地方創生×スポーツの事例を紹介します。
①千葉県銚子市:廃校を利用した「スポーツ合宿の聖地」つくり
2010年に廃校となった銚子西高校を改装し、2018年に「銚子スポーツタウン」をオープンしました。
その結果、初年度目標宿泊者数の7850泊を達成し、廃校維持コストの約300万円の削減と約20名の雇用創出という結果をもたらしました。(2018年実績)
②徳島県阿南市:市に全国初の「野球のまち推進課」を設置しアマチュア野球の聖地へ
もともと盛んだった中高年者による野球をコンテンツの柱にし、野球観光ツアーを開始しました。
その結果、阿南市の野球に関わる宿泊客が5000人になり、10年で10倍以上となりました。宿泊や飲食などの直接的な経済効果は約1.2億円です。(2018年実績)
このようにスポーツは地方創生につながり、より注目を集めています。
参考:スポーツによる地方創生、まちづくり(第3期スポーツ基本計画)
なぜいま地方創生にスポーツなのか
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本記事を読んで、スポーツ業界への転職に挑戦したいと思っていただけたでしょうか?いくつになっても挑戦するのに遅いということはありません。
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まとめ
スポーツへの情熱とこれまで培ったスキルを生かして、次のステップへと進んでみませんか?
あなたの経験が新たな価値を生み出すことを心待ちにしています。
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