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2025.03.01
アスリートがフリーランスで活躍するコツは?スキルが活かせる仕事も紹介
スポーツに取り組んできたアスリートの中には、フリーランスとしての活動を考えている人もいるのではないでしょうか。
本記事では、アスリートがフリーランスとして活動するメリット・デメリット、培ってきたスキルを発揮しやすい仕事や成功するためのコツについて解説します。
「フリーランスとして活躍するコツは?」「スキルが活かせる仕事は?」などとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。
INDEX
「フリーランスアスリート(個人事業主)」とは?

「フリーランスアスリート」とは、アスリートが特定のチームやクラブ、スポンサーに縛られず、自由に活動するかたちのことです。
フリーランスアスリートは、選手自身が自分のキャリアやトレーニングスケジュール、試合への参加、スポンサーシップ契約などを管理します。
企業や団体との契約に縛られないため、自分の判断で複数の活動を行ったり、異なるスポーツに参加したりできる魅力があります。
しかし、特定の組織に依存しないことにより独自のブランドを築ける一方で、自己管理や自己プロモーションが重要です。
資金面やサポート面でのリスクも伴いますが、その自由さを活かして自分のやりたいことを追求できる点がフリーランスアスリートの魅力です。
アスリートがフリーランスになることのメリット

フリーランスとして活躍しているアスリートの姿は、まだまだメジャーではないかもしれません。
アスリートがフリーランスになることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
収入を増やしやすい

フリーランスになることで、自分のスポーツキャリアを活かして収入を増やしやすいメリットがあります。
フリーランスのアスリートの収入には、スポーツ選手として活躍する場合はスポンサー契約や広告収入などが見込めます。
スポーツスキルを発揮する仕事の場合は、アスリートとしての認知度や実績が収入を左右するでしょう。
活動の中で様々な収入源を作り最大化できる点が、フリーランスとして活躍することの大きなメリットです。
働く場所や時間が自由

アスリートがフリーランスになることで、働く場所や時間が縛られず自由な働き方ができるメリットがあります。
活動拠点を定める必要があるものの、自分のスケジュールに合わせて自由に決められます。
スポーツ選手としての活動以外で収入を稼ぐ場合も、場所や時間に縛られずに生活できるでしょう。
自己成長やブランド構築につながる

フリーランスになることで、自己成長やブランド構築につながるメリットがあります。
フリーランスとして活動するには、トレーニング方法やスケジュール、試合の選択など、全てを自分で管理する必要があります。
固定された環境に依存せず、新しい挑戦を常に受け入れる必要があるため、自己管理能力やスキルや知識、成長の機会が増えます。
また、スポーツ以外の分野(メディア出演、チャリティ活動など)に積極的に参加できることが自分のブランドの一部になり、ファンを増やすことや認知度を高めることにつながるでしょう。
アスリートがフリーランスになることのデメリット

アスリートがフリーランスになるには、メリットだけでなくデメリットも存在します。フリーランスを目指している人は、デメリットも理解しておきましょう。
ここからは、アスリートがフリーランスになることのデメリットについて具体的にご紹介します。
すべての責任を背負う必要がある

フリーランスとして活動する中で何か失敗やトラブルが発生した場合、アスリート自身が責任を負うことになります。
企業に属している場合所属先が責任を負うケースが多いものの、フリーランスは責任を自らが背負うことで信頼の喪失や仕事の損失につながりかねません。
フリーランスとして活動する以上、責任感を持って慎重に仕事に取り組む必要があります。
収入が不安定になる

フリーランスは収入を自分次第で増やせるものの、収入が不安定になりやすいデメリットがあります。
収入を安定させるためには、いくつか収入の軸を作っておくことが効果的です。
例えば、アスリート活動としてのスポンサー収入のほか、指導業務におけるチームからの収入、コーチングやメディア出演などフリーランスとしての事業収入などがあります。
収入が不安定になることに不安がある場合、フリーランスになる前に収入の軸を確立したうえでフリーランスになるのが安心です。
組織のサポートがなく心身へ負担がかかる

フリーランスになることで、組織のサポートがないことから心身へ負担がかかるデメリットもあります。
所属先がないことで、質の高いトレーニングを続ける環境が不安定になったり、収入の安定性が低くなったりします。
サポートの欠如は心身への負担にもつながり、管理不足によるケガや病気のリスク以外にも、精神面でのストレス増加にも直結します。
フリーランスで成功するためには、自己管理能力やリソース確保のスキルが非常に重要となるでしょう。
アスリートのフリーランス活動で役立つスキル

近年、アスリートとしての経験を活かしながらフリーランスとして活躍する人が増えてきています。
競技生活で培った努力や忍耐力は大きな強みになりますが、フリーランスとして成功するには、それに加えて実務的なスキルも求められます。
ここでは、アスリートがフリーランスとして活動する際に役立つスキルをご紹介します。
時間管理、自己管理能力
アスリートがフリーランスとして成功するためには、時間管理と自己管理能力が不可欠です。
競技生活では練習や試合のスケジュールが決められていることが多いですが、フリーランスでは自分自身で計画を立て、効率的に業務を進める必要があります。
そのため、限られた時間を有効活用し、仕事や自己研鑽、休息のバランスを取る時間管理能力スキルを磨きましょう。
例えば、クライアントとの納期を守りながら、トレーニング時間を確保するには計画的なスケジュール管理が求められます。
また、自己管理能力は、モチベーションを維持しながら安定したパフォーマンスを発揮するために重要です。体調管理やメンタルケアを徹底し、常にベストな状態を保つことで、信頼を築きやすくなります。
アスリートとして培った自己規律を活かし、フリーランスとしての成功を目指しましょう。
コミュニケーション能力
アスリートがフリーランスとして活躍するためには、コミュニケーション能力も欠かせません。
競技生活では監督やチームメートとの連携が求められますが、フリーランスの世界でもクライアントや取引先との円滑なやり取りが成功の鍵を握ります。
仕事の依頼を受ける際に相手の意図を正確に理解し、自分の考えを適切に伝えることで、スムーズな案件進行につながります。
また、信頼関係を築くことも重要な要素です。レスポンスの速さや礼儀正しい対応を心がけることで、相手に好印象を与え、継続的な仕事につながる可能性が高まります。
フリーランスとして成功するために、積極的にコミュニケーションスキルを磨きましょう。
自己ブランディングとマーケティング力
フリーランスとして成功するためには、自分自身を一つの「ブランド」として確立し、効果的に発信するスキルが必要です。
自己ブランディングとは、自分の強みや価値を明確にし、他者に印象づけることを指します。アスリートであれば、競技経験や専門知識、努力の姿勢をアピールし、自分だけの強みを前面に出すことが大切です。
また、マーケティング力も欠かせません。SNSやブログを活用して情報を発信し、自分の活動を多くの人に知ってもらうことで、仕事の依頼やスポンサー獲得のチャンスが広がります。
ターゲットを明確にし、適切なメッセージを届けることが成功を左右します。自分ならではの発信力や影響力を活かして、効果的なブランディングとマーケティングを行いましょう。
アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事

アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事には、外に出て体を動かす仕事以外にも多様なものがあります。
これまでの経験や知識を活かせる仕事など、アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事についてご紹介します。
プロスポーツ選手

フリーランスの「プロスポーツ選手」とは、特定のチームや組織に所属せずに競技活動を行う形態を指します。
プロスポーツ選手の場合、アスリートが自分自身のキャリアを主体的に管理し、柔軟な活動を行うことが求められます。
フリーランスとして活動する場合、所属チームやスポンサーと契約することなく、自らのスケジュールや契約内容を決定しなければなりません。
競技における高いパフォーマンスが求められるだけでなく、自己管理能力や契約交渉力、マーケティングスキルも必要です。
また、競技の合間に他のフリーランス業務(例えばコーチングやメディア出演)を行うことで、収入を多様化できるでしょう。
自己管理能力が高く、自分のペースでキャリアを築きたいアスリートにとって魅力的な選択肢です。
スポーツトレーナーやコーチ

アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事の一つとして、「スポーツトレーナーやコーチ」があります。
アスリートとしての経験や専門知識をフルに活かして、他の人々を指導・サポートする役割が担える職業です。
スポーツトレーナーは、主にアスリートや一般の人々に対してトレーニング指導やフィットネスプランの作成、怪我の予防やリハビリ支援などを行います。
コーチは、スポーツチームや個々のアスリートに対して持っている専門知識を活かし、技術的、戦術的な指導をすることで競技力を向上させる仕事です。
いずれの仕事も、アスリートとして培った知識や経験を活かし指導に活かせるため、フリーランスとして柔軟に活動できるでしょう。
スポーツトレーナーの就職先や仕事内容については、動画でも詳しく解説しています。
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スポーツ関連ライターやメディア出演

アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事として、「スポーツ関連ライター」や「メディア出演」の仕事があります。
これらの仕事は、アスリートとしての経験や知識を文字や映像を通じて多くの人々に伝える役割を担うものです。
それなりの実績や認知度がないと、メディアからオファーを受けることは難しい可能性があります。
フリーランスとしての柔軟性を活かして、多様なメディアで活躍することができるでしょう。
自分の活動が多くの人に影響を与えられる点において、やりがいが感じられる仕事です。
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スポーツコンサルタント

アスリートがフリーランスでスキルを発揮しやすい仕事の一つに、「スポーツコンサルタント」があります。
スポーツに関する豊富な知識や経験を活かして、他のアスリート、スポーツチーム、企業、組織などに対して専門的なアドバイスやサポートを提供する役割のある仕事です。
アスリートやスポーツ関連団体が目標を達成するために、戦略的なアドバイスを提供し、具体的な解決策を提案します。
また、ネットワークを活用して、スポーツ業界の最新トレンドやリソースをクライアントに提供することも重要な役割です。
フリーランスとしての柔軟性を保ちながら、スポーツ業界での深い知識やネットワークを活かして多様なプロジェクトに携われます。
クライアントに価値あるアドバイスを提供することで、スポーツ業界全体の発展に貢献できるでしょう。
アスリートがフリーランスとして成功するためのコツ

ここからは、アスリートがフリーランスとして成功するためのコツをご紹介します。
これからフリーランスとしての活動を視野に入れているアスリートは参考にしてみてくださいね。
自身が持つスキルや経験を明確にする
アスリートがフリーランスとして成功するためには、「自身が持つスキルや経験を明確にする」ことが重要です。
スキルや経験を明確にするとは、自分の強みや特徴をしっかりと理解し、他者に伝えられる形にすることです。
自分の持つスキル(競技における技術、戦術理解、トレーニングのノウハウ、メンタル面の強さなど)やキャリアを振り返り、これまでの経験を整理しましょう。
自分が持つスキルや経験を明確にすることは、フリーランスとしての方向性を決める基盤となります。
自身が持つスキルや経験を明確にすることで、どのような分野で活動するべきか、どのようなクライアントにアプローチするべきかが明確になり、自分の価値を効果的に伝えられるようになります。
結果として、安定した仕事の獲得やキャリアの成長に繋がるでしょう。
自分をブランディングする

アスリートがフリーランスとして成功するためには、自分をブランディングすることも大切です。
プロフィールやポートフォリオ、SNS、ウェブサイトで、自分の持つスキルや経験を魅力的にアピールしましょう。
自分が提供できる価値を他者に伝えることができ、フリーランスとしての仕事の獲得につながります。自己ブランディングは、自分の価値を他者に効果的に伝えるための戦略のひとつです。
徹底して行うことでフリーランスとしての仕事を得やすくなり、長期的な成功につながるでしょう。
収入源を確保する

アスリートがフリーランスとして成功するためには、「収入源を確保する」ことが大切です。
フリーランスは収入が不安定になりがちであるため、単一の収入源に依存するのではなく、様々な方法で収入を得ることが重要となります。
収入源を確保することで、競技活動に集中しながらも経済的な不安を軽減し、長期的なキャリアの成功を支えることができます。
具体的な方法としては、スポンサーシップや契約の獲得や、スポーツに関連する仕事の受注、YouTubeやSNSの活用や書籍の出版など、様々な方法があります。
スポーツ以外のスキルや知識を習得して、収入源を確保しましょう。
人脈を広げる

フリーランスのアスリートが様々な人々と関係を築くことで、キャリアを支えるための支援や機会を得られることがあります。
仕事の機会やサポートを得るためには、自分一人の力だけでなく、他者とのつながりが非常に重要です。
人脈を広げるためには、以下のような方法があります。
- スポーツ関連のイベントやセミナーへの参加
- SNSやオンラインコミュニティの活用
- 過去に築いた人脈を維持するために定期的にコンタクトを取る など
人脈をもとに信頼関係を築き、相互に利益をもたらすネットワークを構築することで、フリーランスとしての成功への道が開けるでしょう。
継続的に学び成長し続ける

常に新しい知識やスキルを学び、自己改善を続けることで、フリーランスのアスリートとして長期的な成功を目指すことができます。
フリーランスとして活動するうえでは、新しい技術やトレーニング方法、スポーツ業界の最新トレンドなどに目を向けて情報を習得することが重要です。
それをもとに、定期的に自分のパフォーマンスやスキルを評価し、改善すべき点を明確にします。
キャリアを発展させるためには、絶えず自己成長を追求する姿勢が不可欠といえるでしょう。
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まとめ
アスリートがフリーランスとして活動することには、メリットだけではなくデメリットもあることをご紹介しました。魅力的な点だけではなく、リスクも理解しておきましょう。
アスリートエージェントは、フリーランスとして活動したいアスリートの支援を行っています。
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