2024.09.12
バスケと仕事を両立するコツを解説!競技もビジネスも上手に並行するには?
バスケが好きな方や、バスケ経験者の中には「仕事をしながら好きなバスケがしたい」という方は多いのではないでしょうか。
実は、仕事とスポーツを両立することで様々なメリットが得られます。
本記事では、バスケと仕事を両立するコツやメリット・デメリット、おすすめの就職エージェントをご紹介します。
INDEX
バスケと仕事は両立可能?社会人選手という働き方

結論からお伝えすると、バスケと仕事は両立可能です。その代表的な例が、「社会人選手」という働き方です。
「デュアルキャリア」とも呼ばれ、実業団チームに所属する選手として企業に所属することで、仕事の一部として競技活動が認められる環境が整います。
このスタイルは、企業からのサポートを受けながらバスケットボールを続けられる点が魅力です。
多くの場合、練習時間が勤務時間内に設定されているため、効率的な時間管理が可能です。
ただし、企業の業務とのバランスを取るための工夫や調整が必要であり、全ての人に適した働き方ではありません。
また、アマチュアチームでバスケの競技活動をしながら仕事をするという選択肢もあります。
プロにまではならなくても本格的にバスケをやり続けたいと考えている場合、アマチュアチームを探してみるのも一つの手でしょう。
この場合、平日は仕事、休日は競技活動をするといった振り分けになります。
競技と仕事を両立する働き方「デュアルキャリア」については、以下の動画でも詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
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バスケットボールと仕事を両立させるメリット・デメリット

バスケと仕事を両立させることには、メリットもあればデメリットもあります。ここでは、バスケと仕事を両立させるメリットとデメリットについてご紹介します。
メリット
バスケットボールと仕事を両立するメリットとして、経済的安定が挙げられます。企業に所属することで安定した収入が得られるため、競技に専念できる安心感があります。
特に実業団の選手であれば企業のサポートを受けることで、設備やトレーニング機会が充実しやすいのも大きな利点です。
さらに、仕事を通じて人脈が広がり、引退後のキャリアに対する備えができる点も見逃せません。
また、競技だけでなくビジネスの経験を積むことで将来的なキャリア選択の幅が広がることもメリットです。
デメリット
一方で、バスケと仕事の両立にはデメリットも存在します。仕事と競技両立をするデメリットは、高い自己管理能力が求められることと、ストレスが溜まりやすいことです。
また、仕事の内容や勤務時間によっては、思うように練習時間を確保できない場合もあります。
精神的・体力的な負担も大きく、常に疲労感と戦わなければならないことが多いです。こうしたデメリットを克服するためには、明確な目標設定と計画的な時間管理が必要です。
バスケットボールの競技と仕事を両立することの難しさ

バスケと仕事を上手に両立できることが理想ですが、以下のような難しさもあります。両立の難しさを把握した上で、打開策を考えていきましょう。
業務量が増えると競技に集中できない
バスケと仕事の両立には、業務量の調整が不可欠です。業務が忙しくなると、競技に集中する時間やエネルギーが削がれてしまいます。
特に重要なプロジェクトや業務が重なる時期には、トレーニング時間を確保するのが難しくなるでしょう。
そのため、上司や同僚との調整が必要であり、柔軟な対応力が求められます。
強靭な体力や精神力が必要になる

バスケットボールと仕事を両立するためには、強靭な体力と精神力が欠かせません。特に、日中に仕事をこなして夜に練習をする生活は、肉体的な疲労が蓄積しやすくなります。
そのため、体調管理のための栄養や休息、ストレス解消法を見つけることが重要です。また、精神的なプレッシャーに耐える強さも必要です。
プライベートな時間を犠牲にしがち

両立の過程で最も難しいのが、プライベートな時間の確保です。バスケットボールと仕事に全力を注ぐため、家族や友人との時間、趣味の時間が削られてしまうことがあります。
計画的にスケジュールを組み、プライベートの時間が確保できるよう時間を有効に活用する工夫が求められます。
バスケットボールと仕事を両立するコツ4つ

上述したように、バスケットボールと仕事を両立することは簡単ではありません。しかし、工夫次第でどちらも成功させることができます。
ここでは、効率的に競技と仕事を並行するための具体的な4つのコツをご紹介します。体力的にも精神的にもバランスを保ち、充実した毎日を送ることができるでしょう。
オンとオフを切り替える

オンとオフの切り替えを明確にすることは、バスケットボールと仕事の両立において非常に重要です。
仕事中は業務に集中し、練習や試合の時間にはバスケットボールに専念するように心がけることで、それぞれの活動に対して最大限のパフォーマンスを発揮できます。
例えば、仕事が終わった後にすぐに練習モードに切り替えるため、移動中の時間を有効に使ってみましょう。
音楽を聴いて気持ちを切り替えたり軽いストレッチを行ったりすることで、心と体をリセットし、練習へのモチベーションを高めることができます。
また、週末には全く別の趣味に没頭するなど、オフの時間を意識的に確保しリフレッシュすることで、心身のバランスを保つことが可能になります。
休息や趣味の時間を設ける

バスケットボールと仕事を両立するためには、休息や趣味の時間を意識的に設けることが大切です。日々の生活が忙しくなればなるほど、休息を取る時間が少なくなりがちです。
特に競技と仕事の両方で高いパフォーマンスを維持するためには、短い休息の間でも効果的にリラックスできる方法を見つけることが重要です。
例えば、呼吸法や瞑想を取り入れることで、心身をリセットする時間を設けることができます。また、バスケットボール以外の趣味を持つことで精神的な余裕が生まれるでしょう。
映画鑑賞、音楽、アートなど、スポーツ以外から刺激を受けることで新たな視点を得ることができ、競技に対する新鮮な気持ちを保つ方法もあります。
体力を消耗しない業務を担当する

仕事の内容や業務の種類によっては、体力を大きく消耗してしまうことがあります。
特にデスクワークが多い職場や、長時間の立ち仕事が必要な仕事の場合、バスケットボールの練習や試合に影響を与える可能性があります。
そこで、できる限り体力を消耗しない業務を選択することがポイントです。
例えば、オフィスワークであれば、1時間ごとに短い休憩を取る、デスクでの姿勢を正すためにスタンディングデスクを使用するなど、体への負担を軽減する工夫をすると良いでしょう。
また、仕事の種類については上司と相談し、バスケットボールのシーズン中は重要なプロジェクトから外してもらうなどの調整を図ることも一つの方法です。
会社の理解を得るためには、バスケットボールでの実績や情熱を示し、プロフェッショナルとしての姿勢を見せることが大切です。
優先順位をつけて練習する

競技と仕事を両立させる上で、練習の時間をどのように管理するかは非常に重要です。
限られた時間の中で成果を出すためには、練習に優先順位をつけ、効率的なトレーニングを行うことが求められます。
まず、自分の現在の課題や目標を明確にし、その達成に必要なスキルや能力に焦点を当てた練習メニューを組み立てます。
また、トレーニングの合間にセルフチェックを行い、自分の成長を客観的に評価することもおすすめです。
優先順位をつけた計画的な練習を行うことで、時間を最大限に活用しパフォーマンスを向上させることができます。
バスケットボールと両立しやすい仕事3選

ここでは、バスケットボールと両立しやすい3つの仕事をご紹介します。ぜひ自分の適性を考慮しながら働き方や就職先を検討してみてください。
バスケクラブチームがある一般企業や実業団
バスケットボールのクラブチームを持つ一般企業や実業団は、競技活動と仕事を両立しやすい環境を設けています。
選手のための特別なトレーニング施設や時間が用意されている場合が多く、働きながら競技に打ち込むことが可能です。
バスケも仕事も同じ熱量で取り組みたい人にとっては理想の環境といえます。
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バスケグッズショップの従業員

バスケットボール用品を扱うショップで働くことで、バスケに関連した知識を深めることができます。また、比較的柔軟な勤務時間が定められています。
さらに、バスケットボールに興味を持つお客様との交流を通じて新たな人脈を築くこともできるかもしれません。
オンラインショップを併設している店も多いため、パソコンのスキルが高いと重宝されます。接客、営業、経理、マーケティングなど色々なスキルを習得できる仕事です。
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フリーランス

フリーランスといっても、エンジニア、デザイナー、カメラマン、ライターなど様々な職種があります。スポーツ経験を活かし、フリーのインストラクターとして活躍している人も多いです。
ただし、フリーランスが安定した収入を得るためには、自己管理能力と営業力が必要となります。
一般的に開業してから1〜2年は安定収入を見込めないことが多く、顧客が定着するまで粘り強く続けていく必要があります。
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ロールモデルとなる社会人選手をご紹介

バスケットボールと仕事を両立する上で、成功を収めている社会人選手の存在は大きな励みになります。
例えば、新潟県の髙橋凜太朗選手は、ガスや水道工事を手掛ける株式会社越配に所属しながら夜間や休日を競技活動にあてています。
競技に集中できるように勤務日が柔軟に調整できるようになっているそうです。
また、女子バスケWリーグの富士通レッドウェーブで主将を務める宮澤夕貴選手は東京2020オリンピックの銀メダル獲得メンバーです。
社会人選手たちは、効率的なスケジュール管理と強い意志力で両立を実現しており、他の選手たちの模範ともいえる存在です。
バスケと仕事を両立したいならスポーツ特化型エージェントに相談を

スポーツ特化型エージェントは、選手が競技生活を続けながらも仕事でのキャリアを築くためのサポートを行う専門家です。
スポーツ特化型エージェントを利用することで自分に適した仕事を見つけるだけでなく、競技と仕事の両立を円滑に進めるための様々なアドバイスやサポートを受けられます。
スポーツ特化型の就職エージェントの「アスリートエージェント」は、選手が競技を続けながらも将来的なキャリアプランを見据えられるようサポートいたします。
選手が競技と仕事の両立に悩んでいる場合や、将来的なキャリアの選択に迷っている場合は、ぜひアスリートエージェントにご相談ください。
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まとめ
今回は、バスケと仕事を両立する方法やメリット、デメリットなどについてご紹介しました。無理なくバスケを続けられるよう、自分に合った方法で仕事との両立を目指しましょう。
社会人になってからもバスケを続けようか悩んでいる体育会学生や、バスケと仕事の両立をお考えの就活生は、ぜひアスリートエージェントをご利用ください。
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