2025.01.24
スケボー関係の仕事7選!好きを仕事にする方法やおすすめの資格を紹介
「スケボーが好き」という方の中には、趣味で楽しむ人もいればプロレベルの本格派まで様々な層が存在します。
本記事では、スケボー関係の代表的な仕事や、関連資格について徹底解説。大好きなスケボーを仕事にしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。
INDEX
スケボー関係の仕事7選

はじめに、スケボーに関連する7つの代表的な仕事をご紹介しましょう。
スケボー関係の仕事といっても、様々な種類の職業が存在し就職の難易度も異なります。以下の情報を仕事を選ぶ際のヒントにしてください。
プロスケーター
プロスケーターは、スケートボード競技の最前線で活躍する職業です。
プロ資格を取得してプロ登録をしている人と、資格がなくてもスポンサー契約をしている人がおり、どちらも「プロスケーター」として知られています。
プロスケーターの場合、国内外の大会で実績を残し、スポンサー契約や賞金を獲得するのが主な収入源となります。
また、SNSやYouTubeを活用して自分の動画を発信することで収益化を図るスケーターも増えており、こういった人も「プロ」と呼ばれる場合があります。
企業と契約を結ぶことで安定的な収入を得ることも可能ですが、そのためには高い技術だけでなく自分をアピールするプロモーション能力も必要です。
プロスケーターになるのは狭き門といえますが、近年はスケボーのオリンピック種目化により競技スケートの認知度が上がり、プロスケーターとしてのチャンスも広がりつつあります。
スポーツメーカー

スポーツメーカーに就職し、スケートボードに関する製品を企画・開発する仕事も要チェクです。
大手スポーツメーカーでは、アディダスやムラサキスポーツなどがスケボー関連商品の展開に注力しています。
スケートボード本体やウィール、トラックの設計に関わる部門や、製品のデザインやブランディングを担当するクリエイティブ職などが存在します。
また、大きなメーカーでは、プロスケーターとのコラボ商品を企画したり、イベントを通じて新商品をPRするマーケティング職もあるでしょう。
スケーターとしての経験や知識がある人は、製品開発に活かすことができ、就活でもアピールポイントにできます。
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スケートボードインストラクター

スケートボードインストラクターとは、初心者や子どもたちにスケボーの技術を教える専門職です。安全に滑る方法や技術の習得をサポートしながら、楽しむ心を育てることも求められます。
そのため、インストラクターは、スケボー業界全体を盛り上げる役割も背負っているのです。
インストラクターの就職先としては、スケートパークやスポーツクラブが挙げられます。あるいは個人事業として活動する選択肢もあります。
最近では、インストラクターが地域の学校や教育機関と連携するケースも増え、自分でスケボー教室を運営する機会も広がってるようです。
また、オンラインでの指導や動画配信を行うことで、勤務場所を問わずインストラクターとして活躍する人も増加中です。
スケートボードインストラクターは人に教えることを喜びに感じ、スケボーの普及に貢献したいという気持ちのある人に向いている仕事といえるでしょう。
スケートボード場運営

スケートボードパークの運営は、スケーターたちが安全かつ快適に練習できる場所を提供する仕事です。
施設のメンテナンスをはじめ、利用者の安全管理や経理事務、広報など幅広い業務に携わります。
また、スケートボード場は初心者向けのレッスンや大会、地域交流イベントなどを企画し、地元のスケボー文化を育てる役割も担っています。
茨城県笠間市の「ムラサキパークかさま」は国際規模の大会やイベントを開催しているスケートパークの1つです。
地域の子どもたちから県外のプロスケーターまで幅広い層に親しまれ、スケボー業界でも注目されています。
運営にあたっては、利用者のニーズをしっかり把握し、コミュニティの声を反映することが重要です。
さらに、パークを訪れるスケーターの様子を発信し、集客やスポンサー獲得に繋げるSNS戦略を展開することも成功への鍵となります。
参考:ムラサキパークかさま
ショップスタッフ

スケートボード用品を販売するショップスタッフは、商品知識を活かして顧客に最適なアイテムを提案することが求められます。
初心者向け・上級者向けの提案やアドバイスを使い分けるスキルが必要であり、スケボーの知識は必須です。
店舗の運営においては、在庫管理やディスプレイ作成、プロモーション活動なども含まれるため、幅広い知識と技術を活かすことができるでしょう。
また、スケボーショップはスケートボードに関連したコミュニティイベントを開催するなど、地元のスケーターたちとの関係を築く場にもなります。
スケートボードへの愛情を接客や運営に反映できる魅力的な仕事です。
アパレル業界

スケートボードカルチャーを取り入れたアパレルブランドで働くことも、スケボー愛好者にとって魅力的な選択肢ではないでしょうか。
コラボ商品や限定品が多い「Supreme(シュプリーム)」や、2002年創設の比較的新しいブランド「HUF(ハフ)」はファンからも根強い人気を誇るアパレルブランドです。
デザイン部門では、スケートシーンにマッチする服やシューズの製作を担当し、マーケティング部門ではSNSや広告を通じて商品を発信します。
また、プロスケーターがモデルとしてスケボーを取り入れた広告キャンペーンに参加するケースもあります。そのため、スケボー経験者がスケーター独自の感性を活かせる場面も多いです。
アパレル業界ではトレンドを意識した商品展開が重視されるため、最新のスケボー文化やファッションに敏感な人は就活の際に有利に働くでしょう。
製造業

スケートボード本体や部品を製造する仕事は、熟練の技術と細かい知識が必要な分野です。
ウィールの硬度やトラックの強度、デッキの素材と形状など、スケーターが求める性能を追求することが大切です。
また、製造技術だけでなく、環境に配慮した素材の採用や製品のリサイクルにも取り組むことが求められています。
近年では3Dプリンターを活用した試作品の制作や、最先端技術を取り入れた新商品の開発が進んでいます。スケーターとしての知識を活かしつつ、製品の品質向上に寄与するやりがいのある仕事です。
スケボー関係の仕事をする上で有利になる資格はある?

ここからは、スケボー関係の仕事をする上で知っておきたい2つの資格をご紹介します。
日本スケートボード協会(AJSA)公認プロライセンス
日本スケートボード協会(通称AJSA)は、国内でプロスケーターとして活動するための基準となる資格を発行しています。
ライセンス取得には、規定の大会で一定の成績を収めることが必要です。この資格を持つことでスポンサー契約や大会出場の幅が広がり、プロとしての信頼性が高まります。
参考:日本スケートボード協会
日本スポーツ協会公認スケートボードコーチ
スケートボードのインストラクターやコーチとして活動する際に役立つ資格です。技術指導のスキルだけでなく、安全管理や教育者としてのノウハウを学ぶことができます。
この資格は、インストラクターとしての信頼性を向上させ、幅広い年齢層の受講生に教える際に役立ちます。
参考:日本スポーツ協会
スケボー関係の仕事に必要な適性は?

就職先を探す上で、その仕事の適性を知っておくことは重要です。ここからは、スケボー関係の仕事に必要な適性について解説していきます。
忍耐力がある
スケボー関係の仕事には、一朝一夕では結果が出ないものが多く、地道な努力が必要です。
例えば、プロスケーターは競技で勝ち続けるために毎日練習し、新しい技を習得するためには何度も失敗を繰り返さなければなりません。
さらに、業界内での信頼関係を築くには時間がかかることが多いため、焦らず一歩ずつ進む忍耐力が必要です。
長期的な目標を持ち、それに向かって着実に努力できる人が、スケボー業界で成功する可能性が高いといえます。
トレンドに敏感で情報収集がうまい

スケートボード業界は流行の移り変わりが速く、新しいブランドや技術、ファッションが次々と生まれます。
そのため、業界内外の最新情報をキャッチし、いち早く取り入れる柔軟性のある人ほど活躍できる世界です。
ショップスタッフであれば、トレンドのアイテムを提案できることで顧客からの信頼を得られ、アパレル業界では新しいデザインのヒントを得ることができます。
SNSや専門メディアを活用して情報を収集・発信するスキルも活かせるでしょう。スケーターとしての視点をもちながら、トレンドの先を読むセンスがある人材は業界で重宝されるはずです。
スケボー業界に対する情熱を持っている

スケートボード業界で長く活躍するためには、スケボーに対する深い情熱が欠かせません。情熱があることで、困難な状況でもやりがいや達成感を見出すことができます。
また、スケボーへの情熱は、キャリアの成功や発展を支える重要な要素です。
試合でのプレッシャーや怪我のリスクを乗り越えるために、スケボーへの情熱が原動力になり、スケボーの魅力を伝えることもできるはず。
アパレルやデザインに関わる仕事においては、自身の熱意が他者への影響を大きく左右します。スケボー関係の仕事を志望する場合は、業界特有のカルチャーを深く理解しておくとよいでしょう。
スケートボードが上手くなくてもスケボー関係の仕事に就ける?

スケートボードが上手でなくても、スケボーに関わる仕事で活躍する道は広く開かれています。
スケボー関係の仕事に必要なのは必ずしも技術ではなく、「スケートボードを愛している」という情熱や、それを仕事に活かそうとする姿勢です。
たとえばスケートショップで働く場合、滑るスキルがなくても基本のルールや商品知識、お客様に最適なアイテムを提案できる力があれば十分です。
初心者の気持ちを理解しやすいという点で、上級者にはない視点がむしろ役立つこともあります。
また、スケートボード場の運営やイベント企画においても、スケボーの専門知識以上に、現場を支える管理能力や人と人をつなげるコミュニケーション力が重要です。
スケートボードの世界観や文化を理解し、トレンドに敏感であるという特技を活かし、アパレルやデザインの場で活躍することもできるでしょう。
冒頭でご紹介した通り、スケボーの技術よりも魅力や価値を他の人に伝えたいという意志が評価される仕事が多いため、自分の強みを生かせる仕事を見つけることがスケボーを仕事にする最初の一歩となるでしょう。
スケボー関係の仕事の探し方

スケボー関係の仕事はどこで探せばいいの?と悩んでいる方は、ぜひ以下の方法を試してみてください。
インターネット・SNS
スケボー関係の仕事を探す際、インターネットやSNSは手軽で便利なツールです。求人サイトや企業の公式ホームページでは、募集要項や応募条件を確認することができます。
また、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSでは、スケボー業界の企業や団体が発信する最新情報をキャッチできて便利です。
特に小規模なスケートショップやスケートパークの求人情報は見つかりにくく、SNSで告知されるケースがほとんど。定期的にチェックすることで、自分に合う求人に出会いやすくなります。
また、SNSを通じて自分自身を企業側にアピールすることも有効です。
自分のスケートボードに関する知識や情熱を発信することで、スカウトされる可能性にも期待できます。
学校からの紹介

スポーツ関連の専門学校や大学に通っている場合、学校の就職支援を活用するのもおすすめの方法です。
これらの教育機関はスケボー業界とのつながりがあることが多く、インターンシップやアルバイトの紹介を受けられる場合もあります。
特に、スポーツビジネスやデザインなどの分野を学んでいる学生にとっては、業界での実践経験を積む好機となります。
さらに、学校の卒業生がスケボー関連の仕事で活躍している場合、その人脈を通じて就職のチャンスを得られることもあります。
学校のキャリアセンターや講師のサポートを積極的に活用するのがおすすめです。
知人からの紹介

スケートボードを趣味とする人たちとのネットワークは、仕事探しの大きな武器になります。
日ごろからスケートボードイベントや練習会に参加し、他のスケーターと交流することで、自然と業界内の人脈が広がっていきます。知人から「こんな求人があるよ」と情報を得るケースもあるでしょう。
また、直接的に求人情報をもらえなくても、人を紹介してもらうことで仕事に繋がる可能性もあります。
スケーター同士のコミュニティは狭いながらもつながりが強いため、その輪に積極的に参加することが重要です。
エージェントサービスの活用

スケボー業界に特化した就職支援サービスや、スポーツ業界全般を扱うエージェントサービスを利用するのもおすすめです。
アスリートエージェントは、スポーツ人材の就活をサポートするエージェントサービスです。
スポーツ業界未経験者向けの仕事や、スケボー経験を活かせる職種の求人を紹介できる可能性もあります。非公開求人を紹介することも可能です。
アスリートエージェントでは、キャリアアドバイザーとの面談を通じて自分の強みや希望を整理するので、安心して就活を進めることができます。
どうやって業界に入るべきか迷っている場合、キャリアアドバイザーの助言はきっと役に立つはずです。
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まとめ
スケボー関係の仕事は多岐に渡り、難易度も様々です。そのため、仕事を選ぶ際に悩んでしまう人も多いでしょう。
就職先探しで悩んでいる方は、ぜひアスリートエージェントをご利用ください。キャリアアドバイザーが親身になってあなたの就活の相談に乗ります。
「まずは何からスタートしてよいか悩んでいる」という方も大歓迎です!
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