2024.12.24
【例文あり】ガクチカでバスケ経験をアピールするコツとは?
ついついアピールのためにスポーツの「戦績」や「結果」について書いてしまいがちなガクチカですが、実は企業が重要視している部分は、「結果」では無いことをご存知でしょうか?
重要なのはその結果に至るまでにあなた自身が「どのような努力をしてきたのか」といったプロセスです。
1万人以上の就活支援から得たノウハウの中から、バスケットボール経験者の方に役立つガクチカの作り方を例文を交えて解説していますので、ぜひ参考にしてください。
INDEX
1,アピールすべきバスケットボール経験で得られるスキル

バスケットボール経験で得られるスキルは大きく分けて以下の3つです。
- 判断力
- 忍耐力
- 課題解決力
バスケットボールを続けてきたあなたにとっては「当たり前」に思っているスキルでも、第三者から見れば「素晴らしい」スキルだと評価されることも珍しくありません。
上記3つのスキルに関しても、バスケットボールに打ち込んできた方であれば自然と身についているスキルですが、誰もが当たり前に持っているスキルではありません。
仕事においても非常に役に立つスキルなので、ぜひガクチカでこれらのスキルをアピールしましょう。
(1)判断力

ガクチカは、バスケットボールで培った「判断力」をアピールすることをおすすめします。バスケットボールで必須ともいえるスキルが「判断力」です。
コートが狭く攻守の切り替えが早いため、瞬時に戦術を考える必要があるバスケットボールに打ち込んできたあなたには、「判断力」が自然と身についています。
仕事をスムーズに進めていくには、状況に合わせた素早い「判断力」が求められるので、バスケットボール経験で得た「判断力」が非常に役に立ちます。
自分自身で判断し、行動できる力を持っている人は少ないです。ぜひあなたが培った「判断力」をアピールしましょう。
ガクチカでは、この判断力を大いにアピールすべきなのですが、会社に入ったあとの注意点についてお伝えしておきます。
会社という組織は「上司への報連相」を徹底することを求められます。特に企業規模が大きくなるほど、この傾向は強いです。
自分自身で判断し行動できる人ほど、新入社員の頃にこの失敗をしてしまう方が多い傾向にあります。
「私はこう考えているのですが、このようにさせていただいてもよろしいでしょうか」といった感じで、自分自身の判断・考えを伝えたうえで、上司や先輩に指示を求めることが大切だということを覚えておきましょう。
(2)忍耐力

バスケットボールで身につけた「忍耐力」も、アピールにおすすめのスキルです。バスケットボールは、非常にハードなスポーツです。
試合開始から終了までパフォーマンスを維持する体力・筋力・精神力が求められるので、長時間続くディフェンス練習や、筋トレ・走り込みなど、辛く厳しい練習を乗り越えてきた方が多いでしょう。
そのため、バスケットボールに一生懸命向き合ってきたあなたには「忍耐力」が自然と身についています。
企業側は「長く会社に勤めてくれる人」を採用したいと思っているので、嫌なこと・辛いことから逃げ出さない「忍耐力」のある人は採用されやすいといえます。
ぜひ、あなたが培った忍耐力をエピソードを交えてアピールしましょう。
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(3)課題解決力

バスケットボールで身につけた「課題解決力」もアピールにおすすめのスキルであるといえます。
バスケットボールは団体競技のため、チームメイトと協力し合って目標・課題に対して取り組んできたかと思います。
チームで目標を決めて、一つひとつの課題を解決してきたことで、「課題解決力」があなたには自然と身についています。
部活でも会社でも、目標を達成する過程は基本的に同じです。チーム(組織)で目標を定め、浮上した課題に対してチームで協力し合って課題を解決していきます。
一人の力だけではなく、メンバーと協力し合って課題を解決していく力のある人は、会社から非常に高い評価を得られます。
一人だけの力で得られる成果はたかが知れています。もちろん個人のスキル・知識を高め続けていくことは非常に大切ですが、それと同じくらい、チーム内のメンバーと協力し合って、課題を解決していく力が求められます。
ぜひ、バスケットボールという団体競技のなかで培った「課題解決力」をアピールしましょう。
2,ガクチカの効果的な作り方

ガクチカの作り方・正しい構成について詳しく解説していきます。いくら素晴らしい経験・スキルを持っていても、ガクチカの伝え方が下手だと評価を得ることはできません。
これから解説するガクチカの作り方・正しい構成を参考にし、あなたの魅力が100%伝わるガクチカを作成しましょう。
ガクチカの作り方は2通りある
それではガクチカの効果的な作り方について詳しく解説していきます。ガクチカの作り方としては「自分で考えて作成する方法」と「転職エージェントを活用して一緒に作成する方法」の2つがあります。
それぞれの作成方法のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
自分で考えて作成する方法

一つ目の方法として「自分で考えて作成する方法」があげられます。
自分で考えて作成するメリットとしては、他人からの意見を聞き入れて修正する必要がないという点です。
文章を作成することに不慣れな方のガクチカは、正しい日本語が使えていないことや、自分の魅力の伝え方が下手な人が多いので、転職エージェントを活用すると、何度も修正が入ることが多いです。
そのため、自分が一生懸命作ったガクチカを他人から修正されたくない人、もしくは文章力に自信があり自分の魅力を100%伝えられるガクチカを作成できる人は、自分で考えて作成することをおすすめします。
転職エージェントなどを活用して一緒に作成する方法

二つ目の方法として「転職エージェントを活用する方法」があげられます。
文章力に自信がない人、自分の魅力をうまく伝えられない人、誤字脱字・日本語表現が心配な人は転職エージェントを活用して一緒に作成しましょう。
転職エージェントは、転職活動のプロであり、多くの方のガクチカを添削してきた経験があります。
そのため、転職エージェントと一緒にガクチカを作成することで、あなたの魅力が100%伝わるガクチカを作成することができます。
転職エージェントを活用してガクチカを作成したい方は、「アスリートエージェント」にお任せください。アスリートエージェントは体育会学生に特化した転職エージェントです。
ガクチカの作成フォローはもちろん、面接対策や体育会系限定の非公開求人のご紹介など、あなたの転職活動を全力でサポートいたします。
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バスケットボール部で頑張ったことをアピールするガクチカの正しい構成

バスケットボール部で頑張ったことをアピールするための構成は以下の通りです。
- 結論
- 状況やその動機・理由
- 困難
- 目標を達成するための取り組みや、困難を乗り越えるための工夫
- 取り組みをした結果
- この経験からの学び
文章作成が苦手な人でも上記の構成に沿って作成すれば、あなたの頑張り・魅力がしっかり伝わるガクチカを作成できます。
例文を用いて、ガクチカの作成方法について解説します。
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3,バスケットボール経験を使ったガクチカの作り方(悪い例、良い例)

それでは、バスケットボール経験を使ったガクチカの作り方について「悪い例」「良い例」を交えて解説していきます。
悪い例
私が学生時代に最も力を入れたことは、体育会バスケットボール部の活動です。
私は小学校入学から現在に至るまでの16年間バスケットボールに携わっており、大学在学時はキャプテンとして持ち前の明るさとリーダーシップ力で80名の部員が在籍するチームを牽引してきました。
大学3年時に行われたオータムカップにはレギュラーとして出場しチームの準優勝に貢献することができました
良い例
私が学生時代に頑張ったことは体育会バスケットボール部の活動です。
大学3年次に総勢80名のキャプテンを任され、秋の関東大会で優勝することを目標に年間300日以上のトレーニングに励んできました。
チーム全体の最大の課題は「後半まで体力が続かない」ことだったため、試合までの7ヶ月間、練習メニューを大幅に変更し、毎日の練習時間の半分を走り込みと筋力トレーニングに時間を費やすことにしました。
その結果、大事な局面においてもバテることなく最後までパワー溢れる試合展開をすることができました。
目標だった優勝は叶わなかったものの、チーム最高ランクである準優勝を果たすことができ、課題解決に向けて着実に努力することの大切さを学ぶことができました。
解説
悪い例では、キャプテンとして「何をどう頑張ったのか」「バスケット経験で得たものは何か」がまったく分からないので、採用担当者にあなたの魅力は残念ながら伝わりません。
一方、良い例ではさきほどお伝えした構成に沿ってガクチカが作成されているので、キャプテンとして頑張ってきたこと、バスケット経験で得られたことがはっきりと分かります。
文章作成が苦手な人でも、構成を意識してガクチカを作成することで、誰でも相手に伝わるガクチカを作成できるので、ぜひ意識してみてください。
ガクチカの重要性や面接官が見ているポイントについては以下の動画でもご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
4,バスケットボール経験でガクチカをアピールする際の注意点

バスケットボール経験でガクチカをアピールする際の注意点は以下の5つです。
- 5W1Hで分かりやすく
- 結果でなく過程重視で書こう
- 部活で練習を頑張ったことばかりアピールしていない?
- 部活以外にも話せるガクチカはある?
- 自己中心にならないように注意
それぞれ詳しく解説していきます。
5W1Hで分かりやすく

5W1Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)の英単語の頭文字を取ったものです。
前項で解説した構成と併せて5W1Hを意識したガクチカを作成すると、より相手に伝わりやすいガクチカになります。
結果でなく過程重視で書こう
ガクチカは結果ではなく過程重視で書くことをおすすめします。なぜなら、企業側がガクチカで知りたいことは「結果」よりも「過程」だからです。
目標・課題に対して、どのような考えで、どのように取り組んできたのかを詳しく伝えるようにしましょう。
部活で練習を頑張ったことばかりアピールしていない?

ガクチカは、練習を頑張ったことばかりをアピールしてしまいがちです。前項でも解説しましたが、ガクチカは構成に沿って作成し、練習や試合で得たスキルや経験をアピールしましょう。
部活以外にも話せるガクチカはある?
面接の場で、「部活以外で頑張ったことは?」という質問を受けることも考えられます。聞かれてパニックにならないよう、部活以外のガクチカを考えておくことをおすすめします。
自己中心にならないように注意

バスケットボールは団体競技なためガクチカが自分中心の内容だった場合、協調性に欠ける人と思われてしまう可能性があります。
「チームのために何を思いどう行動してきたのか」を具体的に伝えると良いでしょう。
転職エージェントを活用して魅力的なガクチカを作ろう

この記事では、ガクチカの効果的な作り方について詳しく解説してきました。
この記事で解説してきたことを参考にすれば、文章作成が苦手な人でも、相手に伝わるガクチカが作成できるようになるでしょう。
しかし、自分ひとりで作成したガクチカは、まだ改善の余地があることが大半です。より魅力的なガクチカを作成したい方は、ぜひ転職エージェントを活用しましょう。
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