2024.11.27

【例文あり】自己PRでハンドボールの経験を伝えるポイントとは?

部活動などでハンドボールに取り組んできた人の中には、その経験を自己PRに活かしたい人もいるのではないでしょうか。

ひとつのことに真摯に向き合い取り組んできた経験は、誰にも負けない強みになります。

ここでは、自己PRにハンドボールの経験を活かすためのポイントや注意点を例文と合わせてご紹介します。

自己PRは就職活動でとても重要

自己PRは就職活動において、自分がこれまで経験してきたことや長所を伝えるとても大切なものです。就職活動では多くの企業に問われることが多く、選考を準備する中で欠かせない内容になります。

採用担当者は自己PRを通して、就活生自身がきちんと自分自身を理解しており、会社にどのように貢献してくれるのかを見ています。

自己PRは書面を提出する以外に面接の中で聞かれることが多く、最終面接まで使用される重要なものです。

きちんと自己分析をして、準備を進めたいですね。

ハンドボールの経験で主張できる自己PRのポイント

チームワーク力

「チームワーク力」は、ハンドボールの経験を通して主張しやすい自己PRポイントになります。チームワーク力とは、個々のメンバーが協力し、連携して目標を達成する能力を指します。

チームメンバー同士がお互いを信頼し、コミュニケーションを取り合うことで、チーム全体が円滑に機能し、失敗や困難に対して共に立ち向かうことができます。

メンバーがそれぞれ異なる役割を果たしながら互いに助け合い、協力し合うチームワーク力は、ハンドボールの経験で培われ、仕事や日常生活において応用することができる力です。

スポーツを通じて身につけたチームワーク力は、協力や連携が求められるさまざまな状況下で役立つスキルとなるでしょう。

目標に向かい努力する力

「目標に向かい努力する力」は、ハンドボールの経験で自己PRできるポイントになります。この力は選手の意欲とモチベーションに大きく影響します。

自らの目標に対する強い意欲と燃えるようなモチベーションがなければ、努力を継続することは難しいでしょう。

また、この力には困難に対して集中力を維持し、挫折や失敗に対しても粘り強く立ち向かうことができる能力も含まれます。

継続的な努力が必要な場面において、粘り強く取り組むことが重要です。

日々のトレーニングや練習を通じて技術や体力を向上させ、自身の限界に挑戦する力は、ハンドボールの経験を通してアピールできる貴重なスキルです。

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継続して取り組む忍耐力

忍耐力は、挫折を受けたときに諦めずに立ち上がり、再び努力を続ける能力を指します。

長期間にわたり目標に向かって努力し続け、途中で挫折しないための要素である、「継続して取り組む忍耐力」も、自己PRできるポイントのひとつです。

スポーツ競技には挫折や失敗がつきものですが、そうした状況に対処し、立ち直る力が必要です。

目標達成までの過程が長く困難であっても、忍耐力があればその過程に焦点を当てて、一歩一歩前進することができます。

目標に対する即時の成果だけではなく、中・長期的な視点を持つことも、継続して取り組める忍耐力に含まれます。

忍耐力は一度の努力だけでなく、継続的な努力と困難に立ち向かう姿勢を含んでおり、企業側も重視するポイントとなっています。

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スポーツ経験を自己PRにする際のポイントは以下のYouTube動画でもご紹介しています。あわせてチェックしてみてください。

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自己PRでハンドボールの経験を述べる際の注意点

大会の成績や役職の経験のみを伝えない

部活動で好成績を残したりキャプテンなどの役職を担ったりした学生ほど、部活の結果をアピールしがちですが、成績や役職ばかりの自己PRは響くものではありません。

自己PRでは自分の長所や強みを伝え、その要素が企業の求める人材とマッチしているかをアピールする必要があります。

経験は自分の強みを具体的に伝える題材だけにとどめ、その中で得たことや背景やプロセスを添えましょう。

「どんな過程があり工夫をしたのか」「何を学ぶことができたのか」を述べることで、自己満足にとどまらない自己PRが作成できるでしょう。

結果だけでなく過程やその中で学んだことを盛り込む

輝かしい結果を残した人ほど、結果ばかりに焦点を当てた自己PRを作ってしまいがちです。その結果、ただの自慢話で終わってしまうことも。

結果を述べることはエピソードを語るうえで採用担当者の記憶に残りやすく、効果的な要素ですが、自己PR文にするためには結果に至るまでの過程で学んだことを盛り込みましょう

プロセスを伝えることで、より具体的な自己PR文になり、どのように考えて行動できる人間なのかが伝えられるものになります。

ここでは、部として取り組む内容ではなく、個人としての取り組みを重点的にアピールすることが大切です。

専門用語や難しいルールの話をしない

自己PR文を作成する際には、専門用語や難しいルールの話はなるべく入れないようにしましょう

ハンドボールの専門用語やルールを知らない採用担当者は多く、自己PRに入れることで伝わりにくいものになってしまいます。

また、「相手の目線に立って説明ができない人」と認識されてしまう危険性も。採用担当者がハンドボールについて全く知識のない人と想定をしながら、自己PRを作成しましょう。

簡潔にわかりやすくまとめる

自己PRを作成する際には、簡潔にわかりやすくまとめることを心がけましょう。一生懸命ハンドボールに取り組んできたのであれば、話したい内容はたくさんあるもの。

しかし、エピソードを盛り込みすぎてしまうと全体の内容が薄くなってしまいます。一番に伝えたいことが、採用担当者に伝わらないものになってしまうともったいないですよね。

自分の強みやエピソードをひとつに絞ったうえで、自己PRを作るようにしましょう。

入社してどのような場面で活かせるのかを具体的に述べる

採用担当者は、入社後にどのような場面で強みを発揮してくれるのかを注目しています。自己PRでは、自分の強みが入社後にどのような場面で活かせるのかを具体的に述べましょう。

事前に企業がどのような人材を求めているのかを公式サイトなどで確認しておくことで、求められている要素に沿った自己PRを作成することができます。

企業研究などで企業の価値観などについてよく調べておくことがおすすめです。

分かりやすい自己PRの構成

結論(自分の強み)を述べる

伝わりやすい自己PRを作成する際には、まずは結論から述べましょう。

一番最初に自分の強みを述べることで、「何について話したいのか」が分かるので、採用担当者の興味関心をひくことができます

最初に興味を持ってもらえれば、途中で離脱されずに最後まで自己PRを読んでもらえます。

冒頭で結論を述べる際には、自分自身のキャッチコピーを入れることも、印象付けるために効果的です。

結論を根拠づける経験を述べる

結論を述べたら、次に根拠づける経験を述べましょう。根拠がなければせっかくの結論に対しても疑問が浮かぶだけで終わってしまいます。

結論に根拠づける経験を述べることで、採用担当者にも「だからこういう強みを持っているんだ」と納得してくれるものになるでしょう。

5W1Hを活用したより具体的な根拠を書くことで、新鮮なイメージが伝わりやすくなります。

入社してどのように活かしたいのかを主張する

最後に、入社後にどのように強みを発揮したいのかを主張しましょう。これを述べることで、企業が求めている人材であることのアピールになります。

採用担当者に会社で働く姿を想像させることができれば、プラスの印象になります。

採用側と就活生の入社後のミスマッチを防ぐためにも、入社後にどのように強みを活かしたいかを主張するようにしましょう。

ハンドボールの経験を使った自己PRの例文

例文1

私の強みはチームで協力するために欠かせない「チームワーク力」です。
大学時代に所属していたハンドボール部での経験は、私のチームワーク力の向上に大きな影響を与えました。
試合や練習の中で、個々の力だけではなく、チーム全体の協力が成功につながることを痛感したからです。

ハンドボールは迅速な判断と即座の連携が不可欠であり、ポジションや戦術を理解し、仲間とコミュニケーションを密に取ることが、優れたチームワークを築く基本です。
私はリーダーシップの一環として、積極的に仲間との連携を図り、お互いの強みを引き出すよう努めました。

ハンドボール部では、仲間たちとの絆が強く、相互信頼が試合において大きな役割を果たしました。
厳しい状況に直面しても、仲間と共に助け合い、目標に向かって一丸となって戦うことが、私たちの最大の強みでした。
このような経験から、困難な状況においても冷静な判断を下し、仲間と協力して解決策を見つけ出す能力を身につけました。

プロジェクトや業務においては、チーム全体が目標に向かって協力し、個々の力を最大限に引き出すことが成功の鍵だと確信しています。

ハンドボール部で培ったチームワーク力は、就職後も発揮できると考えています。
私は仕事でもハンドボールと同じように、仲間たちとの連携を大切にし、共に困難を乗り越え、共通の目標に向かって進むことを心がけたいです。

例文2

私の強みは「忍耐力」です。
高校生から大学生までハンドボール部に所属しており、ハンドボール部で厳しいトレーニングや激しい試合に取り組むことで、忍耐力が鍛えられました。

ハンドボールは激しい運動であり、連日の練習や厳しいフィジカルコンディションが要求されます。
限界に挑戦し、怪我や失敗にも耐え、辛抱強くトレーニングに取り組む日々でした。

時には練習や試合において、結果が即座に表れないこともありました。
県大会の予選会に破れてしまった際、私は毎日の放課後のトレーニングに加えて毎朝1時間のランニングと筋力トレーニングの朝練を実施することにしました。

困難な状況にもめげず、一つ一つの課題に忍耐強く取り組むことの大切さは、メンバーの理解も得られ、気づけば毎朝一緒に練習をする仲間も自然と増えていきました。
最終的には私個人の実力の向上だけでなく、チームとして県大会で優勝するという成果を上げることができました。

この経験で得た「忍耐力」は、私の仕事においても大いに役立つと考えています。
プロジェクトや業務において、結果に結びつかないことがあった際にも、ハンドボール部で培った忍耐力を活かし、冷静かつ着実に解決策を見つけ出します。
私は困難な状況にめげず、忍耐強く最終的な成功を達成するために尽力する姿勢をこれからも大切にしたいです。

例文3

私の強みは「仲間の目線に立って働きかけられるリーダーシップ力」です。

大学3年生の時にハンドボール部でのキャプテン経験を務め、積極的なリーダーシップを発揮しチーム全体を鼓舞する力を身につけました。
試合や練習においては、単なる指揮者ではなく、仲間たちと協力して目標に向かって進むリーダーとしての責任を果たしました。

リーダーシップは常にチーム全体の力を引き出し、個々の強みを最大限に活かすことが大切です。

当初、メンバー同士のコミュニケーションの場が少なく、試合の中でもうまく連携できないミスが目立っていました。
そこで、毎日の練習前にメンバー全員が同じ空間でウォーミングアップすることを必須化し、自然とコミュニケーションがとれる空間をつくりだしました。
これにより、チームメンバー全員がそれぞれの役割を理解して、協力しあえる雰囲気がつくられました。

私も仲間たちと密なコミュニケーションをとることで、各メンバーの個性やスキルを理解し、キャプテンとして戦術の立案や練習計画の策定に役立てました。
全員が協力し合える困難な試合や挑戦に立ち向かう強固なチームとなれたことで、これまで一度も進出したことのなかった東日本大会への出場を決めることができたのです。

この経験で得た「リーダーシップ力」は、就職後も目標の達成に向けてメンバーを鼓舞し、効果的な戦略を立てることに役立つと考えています。
私はコミュニケーションや協力の大切さを理解し、仕事においても積極的なリーダーシップを発揮して、チーム全体が共に成長できる環境を築きたいです。

まとめ

ハンドボールの経験は、自己PRを作成するうえで大きな強みになることをご紹介しました。自己PRはとても重要なものである分、作り方に悩む就活生も多くいます。

自己PRづくりの悩みや相談は、アスリートエージェントにご相談ください。

スポーツに特化した就職エージェントならではの視点で、スポーツの経験を盛り込んだ自己PRづくりをサポートをします。

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