2024.07.30
Jリーグのインターンシップ制度とは?活動内容や参加方法を解説
Jリーグのインターンシップ制度は、専門学生や大学生などを対象にしています。募集期間や待遇はチームにより異なります。
この記事では、Jリーグのインターンシップ制度の概要や活動内容、向いている人などを紹介します。
INDEX
Jリーグのインターンシップ制度とは
Jリーグのインターンシップ制度とは、サッカーのプロリーグであるJリーグが学生や若手社会人に向けて提供している実践的な経験を得る機会のことです。
このプログラムはサッカーやスポーツに興味を持ち、スポーツビジネスやスポーツマネジメントに関する知識やスキルを身につけたいと考える個人を対象としています。
対象者
サッカーやスポーツに興味を持つ大学生や社会人、スポーツ業界に進むことに関心がある方が応募可能です。
スポーツに対する情熱や専門知識を持ち、実践的な経験を積みたいという意欲が求められます。
活動日・活動頻度
インターンシップの活動期間や頻度は、プログラムやポジションによって異なります。
インターンシップの期間は通常数週間から数ヶ月間で、週に数日から毎日までの活動が含まれることがあります。具体的なスケジュールは応募時に確認することができます。
待遇
スポーツ業界の特別な経験を積むことができる他にも、プロのスポーツ環境での学びが得られます。
ただし、待遇については企業や団体により異なり、給与や福利厚生に関する具体的な条件は応募先の募集情報を確認する必要があります。
こちらの記事もおすすめ
体育会学生はインターンシップに参加すべき?企業の探し方や注意点を解説
Jリーグのインターンシップ活動内容

インターンシップに参加することは、Jリーグクラブスタッフになるための第一歩です。採用のチャンスを掴むためにも、希望者はぜひ参加したほうがよいでしょう。
Jリーグのインターンではどのようなことをするのか、その内容について解説します。
①来場者数向上のための施策企画・運営
1つめの業務は、スタジアムに集客するための企画や運営です。
サッカークラブチームの運営は、ただ選手が試合をして終わりではなく、観客に楽しんでもらうことが大切なポイントです。
クラブチームの運営は選手に関わる側だけでなく、チケットやグッズの企画・販売、営業、広報、集客などのセクションも存在します。
②ファンクラブの入会促進
ファンが増えることでチームの知名度が高まり、収益にも繋がります。
ファンクラブの入会促進のために選手と交流できるイベントを開催したり、SNSで発信を行ったりすることも大切な業務の1つです。
チームを支援し、市民との連帯を深めることや地域にスポーツの楽しさを広めてまちづくりに貢献することもミッションとしています。
③会員限定イベントの企画立案・実施運営
ファンクラブ会員限定イベントを開催することもあります。ファンクラブに入会した人は試合を観戦する以外にも、ホームゲームイベントなどに参加することができます。
ファンをどうやって楽しませるかを考える企画立案、そして実施運営をしている人々もいます。柔軟なアイデアや、トレンドのリサーチ力が求められます。
④試合日のファンクラブブース運営
試合日にはファンクラブブースが設営され、新規入会手続きやグッズ販売などを行います。ファンと直接顔を合わせることができる大切な場でもあります。
サッカーに関わる仕事について、以下の動画でも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
Jリーグのインターンシップに向いている人

積極的にチャレンジできる人
Jリーグチームに限らず企業がインターン生に求めている点は、「積極的にチャレンジしようとする姿勢」です。
企業がインターン生を受け入れる理由は、企業のさらなる成長が目的です。つまり、企業に利益をもたらしてくれる存在を求めています。
しかし、未経験の学生に即戦力は求めていません。その代わり、何でも恐れずチャレンジしようという意欲は高く評価されます。
未経験で失敗するのは当然のことです。失敗を恐れず、どんどん挑戦して学んでいきましょう。
また、意欲だけでなく「責任感」も大切です。任された仕事を最後までやり抜くことは社会人の基本であり、失敗を次に活かそうとする姿勢も重要です。
企業はあなたが社会人として成長することに期待して見守ってくれているでしょう。
サッカーやスポーツが好きな人
Jリーグのインターンシップは、サッカーやスポーツに対する情熱と興味を持つ個人にとって理想的な機会です。
業界での実践的な経験を通じて、スポーツの舞台裏に触れることができます。
またサッカーへの情熱があれば、クラブやリーグ本部での業務に取り組む中で自らの興味や知識を深め、将来のスポーツ業界でのキャリア構築に繋げることができます。
プロの舞台で働くことに興味を持っている方にとって、Jリーグのインターンシップは実りある経験となるでしょう。
責任感のある人
インターンシップ参加者には、「責任感」が求められます。インターンシップとはいっても、Jリーグのチームスタッフの一員です。
仕事に真摯に取り組み、与えられた任務を責任を持って遂行する姿勢が重要となります。
特に、クラブやリーグ本部での業務はチームワークが不可欠であり、個々の行動が結果に大きな影響を与えます。
責任感を持ち、プロフェッショナルであると意識した態度で仕事に臨むことで、チームの一員としての存在感を示すことができるでしょう。
インターンシップを通じて責任感の重要性を理解し、仕事においても信頼性のあるパフォーマンスを発揮できるかがポイントです。
Jリーグのインターンシップに参加する方法
各Jリーグクラブが「インターンシップの募集」を公式サイトで掲載しています。この掲載は不定期で募集している場合が多く、各クラブによっても内容は異なります。
そのため定期的に各クラブの公式サイトをチェックし、インターンシッププログラムに関する情報を収集しましょう。
各インターンシッププログラムは異なるため、必ず応募前に詳細な募集要項を確認し、要求される条件を満たしていることを確認することが大切です。
基本的な流れは以下の通りです。
- Jリーグクラブ公式サイトの確認
- 応募書類の準備
- 応募手続き完了
- 選考プロセス(締切日後、書類選考や面接など)
- 合格
- インターンシップ参加
Jリーグでインターンシップ募集中のチーム一例
清水エスパルス
2023年12月現在、Jリーグ清水エスパルスの運営会社である株式会社エスパルスでは、長期インターンを募集しています。
応募締め切りは2024年1月18日必着です。詳しく知りたい方は、清水エスパルス公式サイトを参照ください。
・対象者:大学1~4年生、大学院生
・業務内容:ファンづくり・集客などのtoC事業分野、競技運営分野
・期間:3カ月以上(長期活動できる方歓迎)
・活動時間:週3日程度、1日4時間程度(要応談、学業優先)
横浜FC
Jリーグ横浜FCでは、2023横浜FCサポートスタッフ(短期インターンシップ)を11月頃まで募集していました。
- 対象者:専門学校生、大学生(1~4年生まで)、大学院生
- 業務内容:ホームゲームスタジアムブース、グッズ販売等
- 期間:2023シーズンに開催する横浜FCのホームゲームに最低1試合以上は必ず参加できる方
- 活動時間:説明会と振り返り会の各2時間程度(Zoomにて実施)、横浜FCホームゲーム開催日(試合時間により変動)
参考
横浜FC公式サイト
2023横浜FC短期インターンシップ 11月度募集のお知らせ
ザスパクサツ群馬
2023年12月現在、Jリーグザスパクサツ群馬を運営する株式会社ザスパでは、フロントスタッフを募集しています。
公式サイトに掲載されている雇用形態の選択肢がさまざま存在するため、自身に合っているか確認しましょう。
また募集人数が若干名であるため、順次選考を行い採用が決まり次第募集終了と記載されています。
- 対象者:特に記載なし(要確認)、高等学校卒業 (望ましい)
- 雇用形態:正社員/契約社員/インターン/業務委託
- 業務内容:事業部/営業部
- 活動時間:9:30〜18:30 (うち休憩1時間)/ホームゲーム開催日(試合時間により変動)/在宅勤務 (週1日)
こちらの記事もおすすめ
サッカー関連の職業15選と仕事の探し方を徹底解説
まとめ
Jリーグのインターンシップ制度はサッカーが好きな人だけでなく、スポーツに関わる仕事がしたい人にも向いています。
チームごとに募集期間や募集要項は異なりますので、各チームの公式サイトを確認しましょう。
サッカーを含め、スポーツ全般に関わる仕事をお探しなら、アスリートエージェントに一度ご相談ください。
アスリートエージェントとは?
アスリートエージェントは、アスリート・体育会&スポーツ学生に特化した就職・転職エージェントです。
創業以来、
といった業界でも高い数字を出しているのが特徴です。
就職の知識が全くない方でも、元競技者であるキャリアアドバイザーが手厚くサポートいたします。
履歴書の書き方から面接のアドバイスまで、スポーツと同じように「勝つまで」全力で支援させていただくのがモットーです。
利用は完全無料です。私たちと一緒に就活でも勝利をつかみ取りましょう!
ARTICLE