2025.02.08

格闘技の夢を諦めない!仕事と両立する方法とは?

現役格闘家の方や、格闘技が好きな方のなかには、「好きな格闘技をずっと続けたい」「将来のことを考えて、仕事は辞めたくない」という方もいるでしょう。

今回は、格闘技と仕事を両立させやすい職種や選び方、格闘技のライセンスについてご紹介します。

格闘技と仕事を両立させるのは難しい?

格闘技>仕事にならないようにする

格闘技はやればやるほど楽しく感じられ、「さらに上の段階を目指したい!」という思いも強くなるスポーツです。

しかし、「格闘技>仕事」とならないよう注意が必要です。仕事が満足にできていなければ、両立することが難しくなります。

最低限の仕事をきちんとこなし結果を出したうえで格闘技に励むことが、趣味と仕事のバランスを取る方法です。

「格闘技をやっているから仕方ない」と、会社に迷惑をかけるようなやり方で格闘技に取り組むことは望ましくありません。

仕事を競技を両立する働き方「デュアルキャリア」について詳しく知りたい方は、以下の動画もご覧ください。

両立しやすい仕事を選ぶ

格闘技と仕事を両立させるために、両立しやすい仕事を選ぶことが重要です。

トレーニングや試合の準備には多くの時間とエネルギーが必要だからこそ、柔軟な働き方ができる仕事を選ぶことで格闘技に集中する時間を確保しやすくなります。

例えば、フレックスタイム制やリモートワークが導入されている職場は、自分のトレーニングスケジュールに合わせて働けるため便利です。

シフト制のアルバイトやフリーランスの仕事も、比較的自由な時間管理が可能です。

スポーツ関係の仕事であれば職場が格闘技への理解を示してくれる場合が多く、両立しやすいといえます。仕事の中で得た知識を格闘技に活かすことができるかもしれません。

仕事と格闘技を無理なく続けるためには、働き方の柔軟性や職場のサポート体制を重視して選ぶことが大切です。

自分のライフスタイルに合った仕事を選ぶことで、どちらも全力で取り組むことができるでしょう。

格闘技と両立しやすい仕事例

「格闘技と仕事を両立させたいけど不安…」「どんな仕事だと両立しやすいんだろう」と悩む人のために、格闘技と両立しやすい仕事例をピックアップしました。

両立しやすい仕事を参考に、自分に合った仕事や働き方を検討してみましょう。

残業が少ない仕事

格闘技と仕事を両立できている人の職種には、残業の少ない職種があげられます。

毎日夜20時まで仕事をしている人と、18時まで仕事をしている人とではトレーニングできる時間が大きく変わってきます。

なるべくジムでトレーニングする時間を確保したいと考えている場合には、残業が少ない職種を選ぶことがおすすめです。

休日が多い仕事

休日が多い職種も、格闘技と両立させやすいでしょう。

就職活動時には、多くの企業が年間休日日数を開示しています。年間の休日日数が多ければ多いほど、格闘技のトレーニングに割けられる日も増えます。

格闘技の試合は休日に開催されることが多いので、仕事を休まず出場できるという利点もあります。
ワークライフバランスが保てるよう、休日の多さにも注目してみましょう。

通勤時間が短い仕事

通勤時間の長さも、格闘技と仕事のバランスをとるために重要な要素です。

毎日往復1時間かけて通勤をしている人と30分で通勤している人を比べると、単日で見るとそこまで差がないように感じられますが、月単位や年間で見ると大きな差ができます。

少しでも長い時間ジムでトレーニングをしたい場合は、通勤時間を節約することで格闘技と両立させやすくなるでしょう。

身体的負担の少ない仕事

身体への負担量も、格闘技と仕事を両立させるうえでは重要視したいポイントです。

たとえば、建築現場やイベント現場など現場仕事は、日中歩き回ったり重いものを運んだり身体の負担が大きい仕事です。

ジムのインストラクターなどの仕事も身体を動かすことが仕事なため、身体的負担は大きいといえます。

身体的な負担が大きな仕事をしていると仕事の段階で疲れてしまい、いざトレーニングをしようとしても身が入らないこともあります。

本格的に格闘技を極めたいのであれば、職種を考える必要があるでしょう。

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仕事と両立させるための格闘技ジムの選び方

必ず見学をする

仕事と格闘技が両立できるかどうかは、自分に合った格闘技ジムを選ぶことでも変わってきます。特に初心者は、今後所属する場所になるので慎重に選びたいものです。

闘技ジムを選ぶ際には、最初に見学に足を運んでみましょう。

指導者が自分に合いそうか」「施設内の清潔感」などを見学し、続けていけるかどうかの判断をしてみましょう。

家や職場から近い

自宅や職場からジムがどれくらいの距離にあるのかも重要です。距離が近ければ近いほど、格闘技に使える時間も増えるので時間を有効活用できます。

家から遠い場合でも職場から近ければ、仕事終わりにそのままジムに通えます。ジム選びの際には、アクセスと合わせて距離感も確認しておきましょう。

通いやすい時間に初心者クラスがある

格闘技ジムには初心者クラスから上級者クラスまで、幅広い層を対象にしたクラスが用意されています。初心者である場合、通いやすい時間帯に初心者クラスがあるかどうかも確認しておきましょう。

メインは仕事なので、「クラスに間に合わないから、仕事を早退しよう」など仕事に支障をきたさない時間に設定されている方が通い続けやすいです。

仕事と格闘技のバランスがうまく取りやすいクラスかどうかは事前に確認しておくことが大切です。

料金で決めない

格闘技ジムの数は多くスタイルも多様ですが、料金で決めないことも大切です。ジムは数多くありますが、料金の差はほとんどないものです。

高い、安いを基準に考えてケチってしまうと、妥協して選ぶことにつながってしまいます。料金体系は入会前に確認をしますが、基準を料金で区切らない方がよいでしょう。

プロを目指す人向け!格闘技ライセンスの種類

ボクサーライセンス

日本で本格的にプロボクサーを目指すのであれば、日本ボクシングコミッションの定める「ボクサーライセンス」を取得する必要があります。

筆記テストと実技テストのプロテストを受ける必要があり、プロボクサーとしての基本的なスキルの有無を判断するものです。

受けられる条件は、16歳~34歳までの男女でコミッションドクターによる健康診断に通過した人に限られ、さらに日本プロボクシング協会に加盟するボクシングジムに所属する練習生であることが条件になります。

受けられる条件を満たしているのであれば、ボクサーライセンスの取得を目指してみることもおすすめです。

C級ライセンス

プロテストに合格すれば、自然とC級ライセンスを取得できます。C級ライセンスを持っていることで4ラウンド制の試合に出場できるようになります。

まずは、C級ライセンスの取得を目指してみましょう。

アマチュアボクシングであれば、5勝以上の実績をあげるとプロテストなしでC級ライセンスの取得ができます。

B級ライセンス

C級ライセンスを持つボクサーが4回戦で4勝をあげることで、B級ライセンスへの切り替えができます。
B級ライセンスを取得することで、6ラウンド制の試合に出られるようになります

アマチュアボクシングでも、格闘技の試合で突出した実績があり、日本ランキング内でも10位以内の実力があればデビュー時でもB級ライセンスのプロテストを受けることが認められているようです。

A級ライセンス

A級ライセンスは、B級ライセンスのボクサーが6回戦の試合で2勝することで切り替えられるライセンスです。

A級ライセンスでは、8ラウンド制の試合に出場ができます。

A級ライセンスを持っていても8回戦の試合で勝利をしないと、10回戦や12回戦への試合出場ができないので注意しましょう。

A級ライセンスの取得後は、日本チャンピオンや世界ランキングへの挑戦も見えてくるので世界を視野に入れながら格闘技に打ち込むことも期待できます。

格闘技と仕事を両立させるコツ

格闘技を続けていると楽しく感じてしまい、仕事よりも優先したい気持ちが強まるかもしれません。

しかし、格闘技にはジムに通う必要もあれば、本格的に取り組むためには資格の取得も必須になります。毎日の食事やケア、メンテナンスも長く続けるためには必要となります。

アスリート社員採用のある会社に就職する

格闘技と仕事を両立させるために、アスリート社員採用を実施している会社を探してみましょう。

アスリート社員採用は、競技活動を支援するために特別な雇用形態を設けている企業の制度です。この制度を活用することで、トレーニングや試合に専念する時間を確保しつつ、安定した収入を得ることができます。

アスリート社員として雇用される場合、通常の勤務時間よりも短縮された勤務形態や、試合や遠征のスケジュールに合わせた柔軟な働き方が可能です。

また、企業がスポンサーとして競技活動を支援してくれる場合もあり、経済的負担が軽減されます。

アスリート社員を採用している職場内では、アスリート活動に対する理解が深い環境が整っているため、仕事と競技の両立がしやすい点が大きなメリットです。

格闘技に真剣に取り組みたいと考える人にとって、アスリート社員採用は理想的な働き方の一つといえるでしょう。

周囲の理解を得る

格闘技と仕事を両立させる上で、周囲の理解を得ることは非常に重要です。

職場や家庭での理解と協力があると、トレーニングや試合への取り組みがスムーズになり、両立しやすくなります。

職場で理解を得るためには、上司や同僚に自分の格闘技への取り組みやスケジュールについて説明し、活動を理解してもらうことが大切です。

例えば、試合や遠征のために休みが必要な場合、事前に相談し調整を依頼することで、協力を得やすくなります。

また、日頃から誠実に仕事に取り組むことで、職場での信頼を築き、応援される環境を作ることもできるでしょう。

家庭でも同様に、家族に格闘技の意義や目標を伝え、サポートをお願いすることで、心の支えとなる関係が築けます。

周囲の理解と協力があれば、仕事と格闘技の両立が現実的になり、どちらにも全力を注ぐことができるでしょう。

仕事もしっかり頑張る

格闘技と仕事を両立させるために、仕事もしっかり頑張ることが不可欠です。

仕事に真摯に取り組むことで職場での信頼を築き、格闘技活動への理解やサポートを得やすくなります。

仕事への取り組みが真剣であるほど、上司や同僚から応援される可能性も高まるはずです。仕事と格闘技の両方を頑張る姿勢は、自己管理能力や責任感の向上にもつながります。

両立を成功させるためには、どちらか一方を疎かにせず、全力で取り組む姿勢が大切です。

スポーツ×仕事の相談は「アスリートエージェント」に相談

格闘技と仕事を両立させるには、両立しやすい仕事を選んだり、格闘技を続けるという強い意志を持つことが大切です。

「一人で仕事と競技の両立を叶えられるか不安」という方は、スポーツ専門の転職・就職エージェントのアスリートエージェントにご相談ください。

あなたに合わせた転職活動の進め方をサポートいたします。利用は無料ですので、お気軽に相談してみてくださいね。

まとめ

格闘技の夢を追いながら仕事と両立するためには、工夫と計画が必要です。

柔軟な働き方が可能な仕事や、アスリート社員制度を導入している企業を選ぶことで、トレーニングや試合の時間を確保しやすくなります。くわえて、周囲の理解を得ることも重要です。

職場や家族に活動を支えてもらえる環境を作ることで、両立の後押しとなります。

自己管理能力を磨き、計画的に両立を目指すことが成功への鍵となるので、格闘技の夢を諦めず、仕事とバランスを取りながら前向きに挑戦し続けましょう。

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