2024.10.01
空手関係の仕事をしたい!おすすめの仕事8選
空手関係の仕事といえば、プロの空手家のイメージが強いのではないでしょうか。
しかし、実は空手家以外にも指導者や審判員など様々な選択肢があるんです。
ここでは、空手関係の人気の仕事や、持っていると有利になる資格などについて解説していきます。
INDEX
空手関係の仕事とは?選手以外にもある選択肢
「空手関係の仕事」と聞いたときに、どんな職業をイメージするでしょうか?最初に思い浮かぶのは、プロの空手家という方も多いと思います。
プロの選手である空手家は、空手の世界の第一線で活躍し、メディアで目にすることも多い華やかな職業です。
しかし、空手家以外にも空手に関連する仕事はたくさんあります。
たとえば、指導者や審判員です。競技をする上でなくてはならない仕事といえます。
誰でもなれるというわけではなく、実績と資格が必要な専門職になります。
その他にも、未来の空手家を輩出する道場の経営者や、空手の道具を生産・販売するメーカーなどもあります。
空手に関するおすすめの仕事8選!
ここからは、空手関係の代表的な8つの仕事について、それぞれ解説していきます。
空手家
一般的に空手家とは、空手道を生業とする人のことを意味します。現役の空手選手を指すこともあれば、引退した師範を空手家と呼ぶ場合もあります。
空手道は一人で行う「形」と、二人で行う「組手」で構成された武術です。空手の起源は琉球王国(沖縄)の武道であり、もともとは士族の嗜みだったそうです。
昭和8年に日本の武道として承認され、それ以降は海外にも広まっていきました。
プロの空手家になると様々な試合に出場したり、総合格闘技の団体や道場へ出稽古に行けるようになります。
プロになる道のりの選択肢の一つは、全日本空手道連盟、または日本空手協会が公認する選手になることです。
全日本空手道連盟は空手道の統一と普及を目指して設立された空手道の国内競技連盟。日本オリンピック委員会(JOC)や世界空手連盟(WKF)などにも加盟しています。
全日本空手道連盟で昇段審査を受け、様々な大会で実績を残すことでプロとして認められます。
同連盟では、競技の認知向上を図るためにプロの空手家がアンバサダーとなって活躍しています。
2012年世界空手道選手権大会で優勝した宇佐美里香選手もその一人です。
一方、日本空手協会は、昭和23年に設立された公益社団法人。空手の文化を継承発展させることを目的とし、指導や全国大会を主催しています。
公認技術試験を受けて合格することで、プロとして認められます。
指導員
後輩たちを指導する人になるという選択肢もあります。
全日本空手道連盟や日本空手協会が実施する試験を受けて合格すると、公認指導員となることができます。
また、自治体が主催する空手道連盟が認定する指導員になる方法も。
指導員になるためには一定以上の段位や実績が必要であり、かつては空手家として活躍していた人が指導員になることが大半です。
武術を伝える以上は、空手道に精通していることが必須条件であり、後輩たちを教えながら自身もまた技術向上を目指すことが求められます。
審判員
審判は空手の試合において審査を担うなくてはならない役割です。空手道に関する知識、技術、瞬発力、判断力などが求められる専門職といえます。
指導員と同様、全日本空手道連盟、日本空手協会などが主催する試験を受けて合格することで公認審判員として認められます。
また、2003年には全日本空手審判機構(通称JKJO)という団体が発足し、各地で審判員のレベル向上を目的とした審判講習会を開催しています。
同団体では公認審判員のライセンス発行を行っており、ライセンスを取得すると団体が主催する開催において審判を務めることができます。
参考:全日本空手審判機構
道場経営
空手の経験を活かして空手道場を立ち上げる人もいます。道場の規模にもよりますが、経営をしながら自身が指導者を兼任することもあります。
多くの場合は子どもを対象としており、「心身を鍛えるために空手をやってみたい」と趣味のようにスタートする子もいれば「将来は空手選手になりたい」と志を高く持っている子もいます。
「初心者歓迎」「空手家を目指すための本格派道場」など、ターゲットを決めてしまうと指導がしやすいかもしれません。ニーズ別にコースを分けている道場もあります。
空手道場を立ち上げるには、場所や人員の確保が必要です。
レンタルスペースやカルチャーセンターの一室を借りて指導するのか、自宅の一角に道場を建てるのかによって必要な資金も変わります。
集客ができなければ継続的な運営が難しくなるので宣伝も必要です。そのため、空手のスキル以外にもビジネスの知識やセンスが必要となるでしょう。
空手用品メーカー
空手用品を扱うメーカーや店舗に就職する人もいます。
全国に店舗を構える株式会社イサミや、世界中で愛用される武道具を製造販売する京都の東山堂などが有名です。
空手衣や空手帯をはじめ、サポーターやボディプロテクター、マウスピース、収納袋など空手に必要な様々な道具の企画・開発・製造・販売に携わります。
空手経験者であれば、どんなアイテムが使いやすいかを熟知しているはず。自身の経験とアイデアを活かすことができるでしょう。
アイデアを活かしたいのであれば企画職、アイテムを製造する現場に立ちたいのであれば製造職、宣伝が得意なら広報など、自身の興味に合った仕事内容を選ぶとモチベーションも上がるはずです。
警察官
地域の防犯活動や、事件・事故の解決を担う警察官。武道のスキルは警察官の仕事にも活かすことができます。
警察官になるためには警察官採用試験に合格する必要があり、勤め先は警察庁、都道府県警察、皇居警察のいずれかになります。
まずは国家公務員試験に合格した上で、各区分ごとの採用試験を突破すると警察官として働くことができます。
警察官の武道といえば剣道や柔道が一般的ですが、自治体によっては空手道を術科に加えているところもあります。
その一つが兵庫県警で、「空手を活かせる仕事」として警察官の募集をしています。有段者が後輩の指導にあたることもあり、空手特有の技術を幅広い職務に活かせるでしょう。
また、警察官の仕事をしながら空手のスキルを磨いていくこともできます。採用試験の面接においても、空手の経験者であることは強みになるはずです。
警備員
警備員の主な仕事は大きく分けて以下の4つです。
- 1号警備業務:施設の危機管理を行い事件や犯罪を予防する
- 2号警備業務:イベント会場など不特定多数の人が集まる場所で人や車の誘導を行う
- 3号警備業務:高価な物や危険物を運搬する
- 4号警備業務:重要人物の護衛を行う
警備員になるために必要な資格はなく、空手をはじめとする武道経験も必須ではありません。
しかし、4号警備業務など不審者と対峙する可能性のある業務に就く場合は武道経験が役立ち、就職の際にも有利になります。
また、イベント会場の警備などは長時間に渡ることも多く、体力が必要です。空手などスポーツ経験者のほうが力を発揮できる仕事といえます。
スポーツ記者
スポーツ記者(スポーツライター)とは、試合の取材や選手へのインタビューを行い記事を書く人のことをいいます。
新聞や雑誌、Webメディアなどに記事が掲載され、多くの人に自分の記事を読んでもらえるやりがいのある仕事です。
出版社や新聞社などに勤務するスポーツ記者もいれば、フリーランスとして活躍する人も。
特定のスポーツをメインに記事を書く人もいるので、空手専門のスポーツ記者になることも可能です。正しい文章を書けることだけでなく、スポーツに対する興味関心、知識が必要です。
空手が好きで、空手の魅力を広めていきたいと考えている人に向いている仕事かもしれません。
また、似た職業に「スポーツジャーナリスト」があります。スポーツジャーナリストとは、競技のデータをもとに試合結果を予測したり、その上で自分の見解を交えた記事を書く人のことをいいます。
主観の有無が記者とジャーナリストの違いです。
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持っていると有利な資格
空手関係の仕事をする上で、持っていると有利になる代表的な3つの資格を紹介します。
段位
空手の段位は、空手の技術を習得した証明となるもので、空手関係の仕事をする上では重視されます。
段位の発行元は個人道場、自治体、国の空手組織、国際組織など様々です。一般的には初段から10段まであり、昇段試験を受けることで段位を習得できます。
また、一定以上の段位を取得すると「師範」を名乗ることができます。
日本で特に有名なのは全日本空手道連盟の段位制度です。
審査を行う団体は段位ごとに異なり、初段〜3段は自治体の連盟や競技団体、4段・5段は地区の競技会、もしくは競技団体、6段〜8段は全日本空手道連盟本部が審査します。
また、9段・10段は審査がなく特別推薦制度となり、選考員会と理事会によって審議されます。
段位ごとに受験できる年齢制限が設けられているのも特徴です。
たとえば、初段は「満15歳以上かつ義務教育を修了した、1級取得者」、5段は「満26歳以上で、4段取得後3年以上」です。
推薦で段位を習得する、9段は「満70歳以上で、8段取得後9年以上」10段は「9段取得後10年以上」と決まっています。
上段になるほど長い修行が必要です。
空手の段位は努力をすれば必ず習得できるとは限らず、言うまでもなく段位が上がるほど難易度は高くなります。
参考:全日本空手道連盟
公認審判員
各団体や自治体が公認する審判員の資格を所持しておくと、関連する大会で審判員として活躍することができます。
団体ごとに資格取得条件は異なりますが、年齢、空手歴、段位の条件が設けられている場合がほとんどです。
公認審判員の資格を発行している主な団体は以下になります。
公認指導者
公認指導者も公認審判員と同様に、各団体や自治体が認定する資格です。
各団体に所属し、派遣指導者として全国の道場に稽古に行ったり、団体が主催するセミナーの講師を務めたりすることができます。
団体ごとに資格取得条件は異なりますが、年齢、空手歴、段位の条件が設けられている場合がほとんどです。
公認指導者の資格を発行している主な団体は以下になります。
空手関係の仕事はどう探す?
エージェントの活用
就職(転職)エージェントを活用すると、就活がスムーズに進み希望する職業に就ける可能性が高くなります。
非公開の求人情報を紹介してくれるエージェントも多く、自力で探せない求人に辿り着くこともできます。
また、転職に関してアドバイスをしてくれる第三者がいるというのは心強いものです。履歴書や職務経歴書の添削をしてくれたり、面接の練習を行なっている会社もあります。
特に、空手関係の仕事やスポーツ経験を活かした仕事を探している場合は、体育会系の就活に特化したアスリートエージェントへの登録がおすすめです。
登録も利用も無料なので、「まずはどんな求人があるのかリサーチしたい」と思ったらぜひ活用してみてください。
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大会で実績を残す
有名な団体に所属して選手や審判員、指導員を目指す場合は学生時代から有名な大会に出場して実績を残すことが重要になります。
また、昇段審査を受けて高い段位を取得することも自身の実力を証明する上で必要です。一朝一夕で実現できることではないので、練習を重ね、粘り強く挑戦していきましょう。
知人や母校からの紹介
知人や母校からの紹介で空手関係の仕事に就ける可能性もあります。
特に小さい頃から長く空手をやっていた人は、周りに空手関係の知り合いが多いのではないでしょうか。
そういった人の縁を大切にしておくと、道場経営や指導のサポートをお願いされたり、関連企業や団体に紹介してもらえる可能性が高まります。
企業のホームページをチェック
気になる企業などがあれば、ホームページやSNSもこまめにチェックしておくことをおすすめします。
特に小さな企業や道場などは、SNSで単発的に求人を呼びかけることがあります。
アルバイトを経て正社員に登用されるケースも珍しくないので、アルバイトの求人情報にもアンテナを張っておくとよいでしょう。
就活のポイントや注意点
最後に、空手関係の仕事を探す上で大切にすべきポイントを紹介します。
第三者の意見を参考にして自己分析や面接対策をする
自分の長所や短所、ポテンシャルなどを適確に伝えるために第三者からアドバイスを貰うことをおすすめします。
自分では気づかない魅力を教えてもらうことができたり、第三者に分かりやすい伝え方に気づける貴重な機会です。
最初は家族や友人など親しい人にアドバイスをもらうのも良いですが、より具体的かつ就活で有利になるアドバイスを求める場合はエージェントなど就活のプロの意見が役立ちます。
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空手にどのように関わっていきたいか考える
先述したように「空手関係の仕事」といってもその内容は様々です。
空手の競技に直接的に関わる仕事もあれば、競技から離れたところで空手業界をサポートする仕事もたくさんあります。
空手に関連する仕事を検討する場合、自分がどのように空手に関わっていきたいかを考えてみましょう。
自身が空手をやるのか、空手をやる人をサポートするのか。もしくは空手業界そのものを盛り上げていきたいのか。
このスタート地点を明確にすることで、自分に合った就職先を見つけやすくなるはずです。
就職先の選択肢を幅広く持つ
就職先の選択肢を幅広く持っておくこともおすすめです。
たとえば、「将来的には○○協会に所属したい」という目標を持ちつつ、その下積みとして道場経営のサポートをすることも可能です。
空手の競技に関わりつつ、リモートワークでメーカーの広報業務に携わるといった道だってあります。
多様な働き方がある現在。空手関係の仕事も例外ではありません。
視野を広げ、働き方や就職先の選択肢の幅を広げておくことで、自分に合う仕事に出会える可能性が高まると思います。
まとめ
空手経験者は、その経験を活かして幅広いフィールドで活躍することが可能です。
まずは自己分析を行い「自分のどんなスキルを活かしたいのか」「どのように空手に関わりたいか」を整理してみることをおすすめします。
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