2024.11.22

球団職員になるには?仕事内容や応募方法・採用されるためのコツを解説

球団職員になりたい!しかし実際になることはできるのだろうか?どうやって求人を探したら良いのだろう?と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

ここでは、球団職員の募集の現状や仕事内容、募集の見込みがある野球球団一覧を紹介します。

球団職員の応募ルート

球団職員の募集はあるのでしょうか?結論からお伝えすると、募集自体はあります。しかし求人数はそこまで多くないため、丁寧なリサーチと対策が必要です。

中途で入社する

中途採用の場合は即戦力が求められる傾向にあるため、スキルや経験が鍵となります。中途採用はいわゆる転職の応募方法と同様です。

各球団のホームページから直接応募するか、転職エージェントに求人を紹介してもらう、もしくはリファラル採用を利用するという応募方法が考えられます。

こちらの記事もおすすめ
アスリートにおすすめの転職エージェント13選!転職成功のコツも紹介

新卒で入社する

応募方法は一般的な新卒の就活と同じです。各球団の公式ホームページから直接応募するか、エージェントに求人を紹介してもらうという方法が考えられます。

しかし、プロ野球でもアマチュア球団でも新卒を採用している企業の数はそこまで多くないというのが現状です。

稀に新卒を募集している球団もあるため、念入りに情報チェックをしてみましょう。複数のエージェントに登録するのもおすすめです。

こちらの記事もおすすめ
体育会・スポーツ学生向け就活エージェント・就活サイトのおすすめ10選!選び方も解説

その他の方法

インターンやアルバイトを経験した後に球団職員になる人もいます。下積みをしてから正社員になるコースなので、社風を把握した上で仕事をスタートできます

また、親会社から出向して球団職員になる人もいます。ただしこれはかなり少数派です。

そしてもう一つ、プロ野球選手として入団し、引退後に職員になる道を選択する人もいます。アスリートのセカンドキャリアとして選ばれる道でもあるのです。

こちらの記事もおすすめ
野球を仕事にできる職業20選と就職する方法

球団職員の仕事内容

球団職員の仕事内容について解説します。就活をする上でチェックしておきましょう。

球団職員の仕事は大きく分けると「強化部門」と「運営部門」に分かれています。それぞれの特徴をお伝えします。

強化部門編

試合に関連する業務を行う部門です。スコアや映像を分析しながらチームを強化すべく戦略を立てたり、選手に直接関わりながらサポートするのが主な仕事内容になります。

運営部門編

チームを動かすために運営に関わる部門です。営業や広報をはじめ、イベント企画、グッズ開発など業務は多岐に渡ります。

SNSや動画サイトを使ってPRする球団が増えており、それらに関する知識やスキルが強みとなります。

球団職員に採用されるためには?

球団職員へ内定するまでの道のりは決して容易ではなく狭き門。採用されるためのポイントについてまとめました。

人のために動けるというのをアピールする

球団職員は、第一線で活躍する選手とは異なり縁の下の力持ちのような存在です。

人のために自ら率先して動くことができる行動力が強みとなるため、書類や面接でアピールできると良いでしょう。

その際は、過去の具体的なエピソード(部活動でチームに貢献したことなど)を伝えると説得力が増します。

また、採用された後に実際にどのように貢献できるか現在のビジョンを語るのも効果的です。

野球経験を活かした面接でのアピール方法については以下の動画で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

こちらの記事もおすすめ
【例文あり】野球部経験を自己PRで評価してもらえる書き方のポイント

「武器」を身に付ける

どの業界の就職活動においても言えることですが、あなただけの武器を持っていると内定に繋がりやすくなります。

スポーツに関連する業界だからと言って、必ずしもスポーツ経験が必須なわけではありません。

球団職員は自分がスポーツをする立場ではないので、スポーツに関するスキルよりもその他のスキルを磨いたほうが有利になるでしょう。

たとえばプログラミングなどITに関すること、デザイン・美術に関すること、経理に関することなど一朝一夕では身につけることのできない専門性の高い武器ほど、就活の際にあなたを助けてくれるはずです。

こちらの記事もおすすめ
アスリートの就活に役立つビジネススキル一覧。必要なスキルの習得方法もご紹介

(転職の場合)実績を作って、アピールする

中途採用の場合は即戦力となることが求められる傾向にあるため、スキルや実績が大切です。球団職員の中のどの部門を志望するかによって、求められるポテンシャルは異なります。

強化部門であればデータ戦略の実績、運営部門であれば広報や企画の実績などが重宝されるでしょう。可能であれば過去の活躍を分かりやすく伝えられるポートフォリオを準備することも効果的です。

日本国内にある野球球団一覧

NPB(プロ野球球団)

NPB(プロ野球球団)は現在、セリーグとパリーグで6球団ずつ、合計12球団が存在します。

【セリーグ】

【パリーグ】

  • 福岡ソフトバンクホークス
  • 千葉ロッテマリーンズ
  • 埼玉西武ライオンズ
  • 東北楽天ゴールデンイーグルス
  • 北海道日本ハムファイターズ
  • オリックス・バファローズ

独立リーグ

NPBで通用する選手を育成している独立リーグの球団も多数存在します。学校卒業後にドラフト会議で指名されなかった選手たちが多く在籍しています。

【四国アイランドリーグplus】

  • 愛媛マンダリンパイレーツ
  • 香川オリーブガイナーズ
  • 高知ファイティングドッグス
  • 徳島インディゴソックス

【ルートイン BCリーグ】

  • 茨城アストロプラネッツ
  • 栃木ゴールデンブレーブス
  • 武蔵ヒートベアーズ
  • 神奈川フューチャードリームス
  • 福島レッドホープス
  • 群馬ダイヤモンドペガサス
  • 新潟アルビレックスベースボール・クラブ
  • 信州グランセローズ
  • 富山GRNサンダーバーズ
  • 石川ミリオンスターズ
  • 福井ワイルドラプターズ
  • オセアン滋賀ブラックス

【関西独立リーグ】

  • 和歌山ファイティングバーズ
  • ゼロロクブルズ
  • 神戸三田ブレイバーズ
  • 堺シュライクス

【北海道ベースボールリーグ】

  • 石狩レッドフェニックス
  • 美唄ブラックダイヤモンズ
  • 士別サムライブレイズ
  • 富良野ブルーリッジ

【九州アジアリーグ】

  • 火の国サラマンダーズ
  • 大分県B−リングス

NPBと独立リーグの違い

NPBと独立リーグの違いについても押さえておきましょう。

NPB(プロ野球)と比べて独立リーグは収益が少なく、経営面で厳しいという現状があります。

チケットやグッズの売り上げ、番組などの放映権料、スポンサー料等で収益を得られるプロ野球球団と比べ、独立リーグはそういった収益がほとんどありません。

また、プロ野球球団には大手企業のスポンサーがついています。

選手の待遇にも差があり、独立リーグの場合はシーズン中だけしか報酬が出ません。そのため副業やアルバイトをしている選手は少なくありません。

こちらの記事もおすすめ
野球の独立リーグの年収は?NPBの年収と比較してみよう

まとめ

球団職員の求人自体はあるため、なることは不可能ではありません。しかし、求人の数は決して多くなく、告知も不定期です。

ホームページなどで大々的に宣伝しないケースも考えられるため、球団でアルバイトをしたり、非公開求人を扱っているエージェントに登録しておくこともおすすめします。

また、完全に未経験の場合は内定までの道のりはさらに険しいと言えます。自己分析をしっかりと行い、自分にしかない強みをアピールしながら就活に臨みましょう。

アスリートエージェントとは?

アスリートエージェントは、アスリート・体育会&スポーツ学生に特化した就職・転職エージェントです。

創業以来、

といった業界でも高い数字を出しているのが特徴です。

就職の知識が全くない方でも、元競技者であるキャリアアドバイザーが手厚くサポートいたします。

履歴書の書き方から面接のアドバイスまで、スポーツと同じように「勝つまで」全力で支援させていただくのがモットーです。

利用は完全無料です。私たちと一緒に就活でも勝利をつかみ取りましょう!

無料自分に合う仕事を探す