2024.10.10

野球に関わる仕事20選!向いている人の特徴や就職する方法など詳しく解説

野球に関わる仕事は、プロ野球選手から選手の健康を支えるもの、野球グッズに関わるものなど幅広くあります。

野球の知識が求められる仕事もありますが、未経験でもできる仕事も多いです。

本記事では、野球に関わる仕事20選をご紹介するとともに、向いてる人の特徴や就職する方法も解説します。

野球に関わる仕事20選

プロ野球選手

球団と選手契約を結び活躍する、プロの野球選手は多くの子供たちも憧れる職業です。中には最初はアマチュアの野球選手になる人もいるでしょう。

プロもアマチュアも野球選手は試合に勝ち進むことが仕事で、活躍しなければ契約が打ち切られる厳しい世界です。

才能だけではなく、野球のスキルとセンスを磨くための日々の努力が欠かせない仕事です。

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監督・コーチ

野球チームの監督やコーチも野球に関わる仕事のひとつです。

監督はチームの総責任者のような存在で、練習の指揮を取るだけではなく、試合のメンバーをアサインするなど責任の大きな仕事です。

コーチは、各専門のポジションに適切な指導をする仕事で、チーム自体の成長に関わる仕事になるため、やりがいを感じやすい仕事と言えます。

監督やコーチは、野球の経験がベースとしてあり、上手く選手にアドバイスできるかが求められます。
チームを指導する立場から、人望なども重視されるポイントとなります。

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スカウト・強化担当

チームをより強い組織として作り上げるために、アマチュア選手の中からプロ選手を見つけ出すスカウトという仕事もあります。

試合だけではなく、練習試合や、日頃の練習ぶりに注目し選手の情報を収集します。

各チームの指導者から貴重な話を聞く機会もあるので、良いつながり作りができるようなコミュニケーション力が求められます。

元野球選手がスカウトや強化担当になることも多いです。

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アスレティックトレーナー

野球選手にとっては身体が資本となるので、日々のケアは決して欠かせません。

けがをしてしまった時の応急処置から回復に向けたリハビリ、日々のけが予防や健康管理など選手の健康医療に関するケアをおこなうのがアスレティックトレーナーの主な仕事です。

必ずしも資格が必要だというわけではありませんが、日本体育協会認定の公認アスレティックトレーナーの民間資格を取っておく方が良いでしょう。

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スポーツトレーナー

スポーツトレーナーは、選手個々人のニーズに合わせた運動プログラムなどを組み立てて指導するトレーナーです。

日頃から選手のパフォーマンスを注意深く見たうえで、個々人に合ったトレーニングを提供します。

スポーツトレーナーになるための資格はなく、スポーツに関する基礎知識を持っていることが大切です。

国家資格の柔道整復師の資格もあると便利です。

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用具係

選手たちが日頃から使用する、ユニフォームやスパイク、ボールやバットなどの用具を管理する用具係という仕事があります。

選手たちの仕事道具となる用具の、メンテナンスや故障を防ぐために気を配ることはとても重要です。

チームと取引をしている各メーカーの担当者と付き合いながら、要望を伝えたり用具の微調整なども責任を持っておこなう必要があります。

栄養士

選手の健康を維持するためには日々の食事も欠かせません。

毎日の食事の管理やコンディションに合わせた食のアドバイスを行う仕事に栄養士という仕事があります。

不調な選手がいる場合は、選手個々人と向き合いながら適切なアドバイスなどを実施します。

栄養士になるには、管理栄養士の資格をとる必要があり、スポーツ栄養学の知識があることが望ましいです。

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通訳

野球球団には各チームに一人ずつ通訳がいます。野球の世界では、国境を超えた契約や試合が頻繁にあります。

海外の野球選手との契約時や、練習や試合の時の選手同士のコミュニケーションの通訳を担当します。

基本的には裏方の仕事とはなりますが、通訳がいなければ成り立たない場面もあるので貴重な仕事です。

スポーツ関連の通訳になるには資格は必要ありませんが、英語に限らずさまざまな言語スキルが求められるシーンも増えてきました。

野球球団職員

球団職員の仕事には、野球チームの試合調整をする仕事から広報活動、事務仕事などさまざまな仕事が存在します。

あまり表に出ない仕事が中心となりますが、選手や監督と一緒になりチームの認知向上や勝利に貢献できる点ではやりがいのある仕事です。

球団によっては職員を公募していることもありますので、好きな球団の公式サイト等でチェックしてみましょう。

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野球用具メーカー職員

野球にも多くの用具が存在します。各用具のメーカーを取り扱う、用具メーカー職員も野球に関わる仕事のひとつです。

仕事内容も、販売を専門とする仕事から商品開発に関わる仕事、広報の仕事など多岐にわたります。

どんな仕事内容で活躍できるかを、就職活動の段階で考えておくと良いでしょう。

大小さまざまな用具メーカーが存在するので、自分の好きなメーカーの採用情報を確認してエントリーしてみましょう。

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野球ショップ店員

球場内にある野球ショップでグッズの販売をおこなう野球ショップ店員も、野球と関わる仕事のひとつです。

基本的な業務内容は、グッズの陳列や販売などが中心です。

賑やかな球場内で、日々球場の楽しい雰囲気を味わいながら仕事ができる点は野球ショップ定員として働くことの醍醐味です。

攻守交代時はお客さんが押し寄せるので、テキパキとした対応力が求められます。

記録員

野球のゲーム内において、ヒットやエラーの判定や、勝利投手の決定など、審判よりもより細かく記録にまつわる判定をする記録員の仕事があります。

ルールブックに基づいた判定をする必要があるので、きちんと野球に関する知識を持っておくことが前提となります。

公式記録員になるにはNPBに就職する必要があるため、就職するのは非常に狭き門です。

運営スタッフ

プロ野球は、セ・パリーグの運営部、審判部、記録部など多くの部により運営されています。

円滑に、またより盛り上がる試合を運営するためにも、運営スタッフの存在は欠かせません。

営業活動をする仕事から、マーケティングの仕事、スポンサー企業との交渉など業務も多岐にわたります。

運営スタッフは、欠員が出るタイミングで公募されることが多いので、こまめに採用のチャンスはチェックをしておきましょう。

グラウンドキーパー

最高のコンディションで野球の試合が開催されるように、球場のコンディションの維持は必須です。

グラウンドキーパーは、球場のコンディション維持や管理を行う仕事です。

球場内の天然芝から黒土の管理は、日々の天気や気候を確認しながら、適切に管理をする必要があります。

球団に所属するスタッフが担当することも、球場が委託する球場が担当することもあるのでそれぞれの採用情報を確認してみましょう。

野球メディア

野球に関わるメディアは、雑誌媒体からWeb媒体まで幅広く存在します。

メディアで野球情報を発信している企業に就職することで、野球の最新情報から、野球選手へのインタビューなど、野球とより身近に関わることができます。

特集や企画を組む時には自身の知見やアイデアが採用され、多くの人に野球の魅力を届けられることにやりがいを感じられるでしょう。

気になる野球メディアの採用情報はチェックをしてみましょう。

記者

野球の試合やトピックに合わせて、取材をする記者という仕事もあります。

時には監督や選手と対峙し、生の声を聞くことができる点は記者の仕事ならではの魅力です。

試合のシーズンは記者の稼働も多く、また突然取材の案件が入る時もあるのでフットワーク軽く動ける人がスポーツ記者には向いています。

的確に、そしてスピーディーに情報を伝えることができる、情報処理と収集能力も求められます。

アナライザー(分析係)

野球ゲームの打率や勝率など各成績のデータ分析をし、情報提供をする仕事にアナライザーがあります。

数字を使い野球を分析し、チームの勝利に導く仕事です。

細かい数字管理の業務になるため、SE業務の経験があることが望ましく、また野球ゲームを細かく観ることが好きな人に向いています。

チアガール

野球会場で試合に華を添えるチアガールの存在は欠かせません。

所属するチームの試合会場で、明るく笑顔でダンスパフォーマンスをする仕事は、野球場の盛り上げ役です。

好きなチームを身近で応援することができる点は、チアガールで働くことの一番の魅力。

オフシーズンでも、ファン感謝イベントや取材時には会場を盛り上げるために選手や監督と一緒になり活躍します。

チアガールになるには、ダンスの技術と、明るく接することができる社交性があると望ましいです。

カメラマン

野球の試合や選手の様子をカメラに収める、スポーツカメラマンも野球に関わる仕事のひとつ。

出版社などのメディアに所属しているカメラマンと、フリーランスとして活動をしているカメラマンの2パターンが主です。

メジャーな大会の依頼に基づく撮影の仕事もありますが、個人でテーマを立て撮影したものを売り込む方法もあります。

いずれも、撮影技術があることが求められます。

球場内スタッフ

野球球場のあらゆる業務を担当する球場内スタッフも野球に関わる仕事です。

野球場内で選手たちが安全に試合が実施できるように管理をすることはもちろん、来場者の受付からチケットやグッズの販売を担当します。

各エリアの球場ごとに募集要項は異なるので、気になる球場の状況はチェックをしてみましょう。

野球に関わる仕事に向いているのはどんな人?

野球経験がある人

野球に関わる仕事に就くためには、経験が大切だと思っている人も多くいるはずです。

実際に、野球経験者が競技を通して野球に想いを寄せ、野球に関わる仕事に就職しているケースが多いです。

野球経験があることで、自身の競技経験を活かし、選手目線で物事を考えることができるというメリットがあります。

ただし、野球経験が必須とは限りません。野球に関わる仕事で貢献できる方法をイメージし、それに向かって取り組む姿勢が重要です。

野球の知識や情熱を持つことは、就職のチャンスを広げるための一歩です。野球経験者は、ゲームの流れや戦術を理解し、選手やチームのニーズを把握しやすい傾向があります。

そのため、野球に関わる仕事において、経験は非常に有利になります。

野球経験者は、試合中の状況を素早く判断し、適切な指導やサポートを提供できるため、選手、コーチ、審判、マネージャーなど、あらゆるポジションで経験が活かされるでしょう。

野球が好きな人

「野球が大好き」という気持ちは野球業界で働く上ではとても大切です。

この情熱は、指導者やサポートスタッフとしての意欲を高め、チームや選手の成功に貢献することができます。

一方で、その気持ちだけでは難しい面があることも事実です。

「野球業界の女性活躍の場を作りたい」「チームの認知を日本一にしたい」など、野球やチームに関わることで何を実現したいのかを明確にし、それに向かって努力する姿勢が重要です。

各球団や企業は、あなたの熱意とともに、「何をもたらしてくれるのか」ということに期待をしているのです。

野球に関する仕事を目指す人は、熱量だけでなく、他のスキルや強みも磨くことが大切になります。

体力・忍耐力のある人

野球に関わる仕事では、長時間の試合や厳しい練習に耐えるため、体力と忍耐力が不可欠です。

コーチやトレーナーは、選手のトレーニングを指導し、試合中の状況に対応する必要があります。

また、マネージャーやスタッフも試合や練習のサポートを行うため、体力と忍耐力が求められます。

野球に関わる仕事をしている人は経験者が多いため、体力や忍耐力をアピールすることで共感を得られるでしょう。

コミュニケーション能力がある人

野球に関わる仕事では、選手や関係者との円滑なコミュニケーションが大切です。

コーチやマネージャーは選手とのコミュニケーションを通じて戦術や指示を伝え、チームの方針を理解させる必要があります。

さらに、スポンサーやメディア、ファンとのコミュニケーションも重要です。野球関連の仕事では、効果的なコミュニケーション能力が求められるでしょう。

コミュニケーション能力があることで、チーム内外の関係者と円滑な関係を築き、チームの成功に貢献することが可能になります。

向上心がある人

野球に関わる仕事においては、常に向上心を持ち、自己成長を目指す姿勢が重要です。

競技レベルの向上やチームの成功に貢献するためには、自己のスキルや知識を継続的に向上させることが不可欠になります。

また、野球の世界は常に変化しているため、新しい情報や技術に敏感であることも重要です。

向上心を持って取り組むことで仕事での成果を上げることができ、野球に関わる仕事でのキャリアを築く上で大きな強みとなるでしょう。

野球に関わる仕事でアピールできる強み

野球に関わる仕事では、競技に対する深い知識や情熱だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力、さらには企画力やマーケティングスキルといった多面的なスキルが求められます。

ここでは、野球に関わる仕事において、どのような強みが自分を際立たせる要素になるのかをご紹介します。

野球の知識がある

野球の知識があることは、野球に関わる仕事でアピールできる強みになります。

ここで示す「野球の知識」とは、ルールや選手・チームの特性、さらには試合運営や歴史的背景など、野球に関する幅広い理解を持っていることを指します。

これらの知識があることで、選手のプレースタイルや戦略に基づいた解説ができたり、ゲームの状況に応じた判断力を発揮させたりできます。

指導や解説、運営、野球関連のマーケティングやプロモーション業務においても役立つでしょう。

スポーツ経験がある

実際にスポーツをプレーした経験やチーム活動に参加した経験など、スポーツ経験があることは、野球に関わる仕事でアピールできる強みです。

野球などのスポーツを通じて培ったチームワークやリーダーシップ、プレッシャーの中での判断力、目標達成に向けた努力などは、野球に関わる仕事に限らず仕事をする上でも役立ちます。

また、スポーツ経験があることで、選手側の目線で物事を考えられるようになります。

試合時の選手のサポートや新商品アイテムの企画やプロモーションでは、経験を通じてプレイヤーの目線で考えられるスキルは重宝されやすい傾向にあります。

スポーツ経験がある場合は、就活時にしっかりとアピールしましょう。

有利な資格を持っている

野球やスポーツ業界関係の仕事に役立つ専門的な資格を取得していることも、野球に関わる仕事に就くための大きな強みになります。

具体的には以下のような資格があげられます。

  • 公認や旧指導者資格
  • アスレティックトレーナー資格
  • 審判資格
  • スポーツマネジメント関連資格
  • スポーツ栄養士資格

資格は実務において専門的な知識や技術を証明するものであり、採用側からも信頼されやすい強みです。

資格を持っていることで、指導や運営、イベント企画、選手サポートといった様々な分野で即戦力として活躍できる可能性が高まるでしょう。

目指している仕事でどのような資格が役立つのかを把握して、事前に取得を目指すことをおすすめします。

野球に関わる仕事に就職・転職する方法4選

(1)アスリート就職に特化した就職エージェントへ登録する

体育会系の部活経験やアスリート経験があって、野球に関わる職業に就職・転職したいと思っているのなら、アスリートや体育会学生を専門とする就職エージェントに相談をしてみましょう。

おすすめの求人情報の紹介や、自己PRやエントリーシート作成のアドバイスももらうことができます。

野球やスポーツ関連の企業や、アスリート採用を積極的に実施している企業とのつながりも多いため、これまで検討をしてこなかった業界や業種と出会える可能性もあります。

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(2)求人サイトから探す

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サイトによっては希望条件を細かく絞り込めるものや、キーワード検索できるものなどもあり、特徴もさまざまです。

求人サイトへ登録する際には、1つの求人サイトに絞り込むのではなく、複数の求人サイトに登録することがおすすめです。

(3)公式HPで求人を探す

求人サイトや就職エージェントに記載のない企業も、公式HP内で求人を掲載していることがあります。

公式HP内の採用情報を見ることで、希望の職種や業態の選考に参加できるかもしれません。

時期や人手状況によっても掲載される情報はあったりなかったりするものなので、細かく確認をするようにしましょう。

(4)知人から紹介してもらう

野球に関わる仕事は人気であることからも非常に狭き門です。野球関係に縁のある知人から、就職先を紹介してもらう方法もあります。

事前にどんな仕事に関心があるのかを明確にして、きちんとお願いをすることが礼儀です。本来は求人のない先でも、話が進むことが期待できます。

 まとめ

今回は、野球に関わる仕事についてご紹介しました。

野球に関わる仕事は非常に幅広く、必要なスキルや資格も異なります。しかし、いずれの仕事でも共通して大切なのは「野球が好き」という気持ちです。

「野球に関わる仕事がしたいけれど、自分にできるか不安」という方はぜひアスリートエージェントにご相談ください。

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