2025.02.07

自己PRにマネージャー経験を書く方法!具体的な強みや例文を紹介

部活のマネージャー経験を、どのように自己PRに活かすべきか悩んでいる方も多いでしょう。部員を支えるマネージャーの経験は、就職活動の採用担当者に好印象を与える経験の一つです。

本記事では、マネージャーが自己PRを行う際の方法とポイントについて解説します。

マネージャー経験からアピールできる強み

献身性

マネージャー経験からアピールできる強みに、献身性があります。マネージャーの重要な役割は、選手や部員が良い結果に結びつくようにサポートすることです。

マネージャーの仕事は、自身が「選手や部員のために役に立ちたい」という想いをもっていないと務まりません。

マネージャーの献身性は「縁の下の力持ちとして活躍してくれる」「見えないところで努力してサポートする」と評価されやすく、自己PRでは強みになる要素です。

協調性

協調性も、高評価につながる自己PRの要素です。マネージャーが多くの部員をサポートしているように、仕事自体がひとりでは務まりません。

個人ではなくマネージャーも一緒になって、チームの一員となって協調することではじめて役割を発揮します。

成果を出すためには、協調性も欠かせない要素です。企業の多くが細かい部署やチームで成り立っており、それぞれが協力し合うことで業績をあげています。

たくさんの人と関わり協力しながら自分の能力を発揮できる要素は、入社後も発揮されることに期待が寄せられる、企業が注目する重要な要素となります。

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対課題力

対課題力も、マネージャー経験からアピールできる強みのひとつです。マネージャーの仕事には、選手のサポートに限らず、選手の抱えている問題を聞いて解決に導くことも含まれます。

選手の悩みの種類は異なり、相談してくる相手や内容に合わせた解決策を考える必要があります。

選手の悩みを聞き、不安や課題を取り除いた経験は自分の解決力をアピールする重要な要素となります。企業側も重宝したい力のひとつになるため、自己PRに自身の経験を盛り込むと良いでしょう。

タイムマネジメント力

タイムマネジメント力も、自己PRで強みになります。試合や練習などのスケジュール管理はマネージャーの管理があってこそ、スムーズに進んでいることもあるでしょう。

ミスなく選手に負担をかけないようなタイムマネジメントをしてきた経験は、社会人でも求められる力です。

社会人になっても、タスクに優先順位をつけたり、時間内に業務を終えるために管理をしたり、必須の能力です。

企業側もタイムマネジメントができる人材こそ、生産性の向上に貢献してくれると信じています。

自分のもつ、タイムマネジメントスキルは、自己PRでしっかりとアピールしましょう。

忍耐力・受容力

忍耐力と受容力は、企業に注目される強みです。マネージャーの仕事の多くが雑務や肉体労働であることが多く、時には理不尽に感じることもあるでしょう。

マネージャーの活躍が選手のように脚光を浴びることも多くなく、もどかしさを感じることもあるかもしれません。

そんな環境の中で長い間マネージャーの役割を全うしてきたことは、忍耐力や受容力をアピールする根拠になります。社会人として働く中でも必ず辛い局面はあり、それに耐えなければいけません。

マネージャー経験を通して培った力は、ちょっとした困難にぶつかった時にも乗り越えていけることを証明する証拠になります。

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マネージャー経験を自己PRでアピールする時のポイント

結論から自分の強みを具体的に説明する

強みを自己PRでアピールする時には、最初に結論から伝えるようにしましょう。「私の強みは〇〇です」とはじめることで、伝えたいことを相手に印象づけることができます。

結論に続けて、自身の体験談などのエピソードにつなげることで、より強みが具体的になります。

自己PRを作成する時には相手にきちんと伝えたいことが伝わっているか、家族や友達に一度聞いてもらうとよいでしょう。エージェントに添削してもらうのもおすすめです。

強みがチームの成果に結びついたエピソードを伝える

自己PRで自分の強みをアピールする時には、強みが結果的にチームの成果にどう結びついたのか、具体的なエピソードを添えましょう。

自己PRの中には、出来事と結果だけを並べて終わらせている内容のものも目立ちます。

「自分がどんな強みを発揮したのか」「その結果、どんな成果に結びついたのか」までをセットにすることで、より説得力が持たせられます。

部活動やマネージャーの経験は、多くの学生がアピールしたい経験になります。他の就活生と差別化するためにも、自己PRはより具体的にすることがおすすめです。

企業に求められている強みと入社後に活かせる点を伝える

自己PRの最後には、自分の強みが入社後にどのように活躍できるかを添えましょう。

自分の経験を述べて終わるのではなく、「私の〇〇の強みは、御社の××という面で貢献できます」と伝えることで、企業側もあなたを採用した後のイメージを持たせやすくなります。

企業が見ているのは、採用後にどのように活躍してくれるかという点です。自己PRでは、入社後の活躍がイメージしてもらいやすいような内容を伝えましょう。

マネージャー経験を自己PRでアピールする時の注意点

自己PRの内容と選考の態度が矛盾しないようにする

選考の際には、自己PRの内容と態度が矛盾しないように注意しましょう。

採用担当者は、応募書類に書かれている自己PRの内容から人物像をイメージし選考に臨みます。

そうした状況にも関わらず実際の選考で矛盾が生じると、「イメージと大きく異なる」と選考に不利になることがあります。

自己PRを考える際には、より強みを誇張したくなるものです。しかし、マネージャーの経験を軸にむりやり強みをこじつけてしまうと、矛盾が生じてしまう可能性があるので注意しましょう。

自分の持つ本来の強みがアピールできるような自己PRづくりを心がけましょう。

専門的な用語は避ける

自己PRなど、就職関係の書類にはなるべく専門用語を使わないようにしましょう。競技に詳しい人にとっては常識的な言葉であっても、一般の人からすると知らない言葉も存在します。

はじめて聞く言葉である場合、何を伝えているのか理解できず混乱を招いてしまう可能性があります。面接官もその競技を詳しく知らない一人として、専門用語をより噛み砕いた表現を用いましょう。

丁寧な表現にするほど、伝えたい想いが伝わりやすい自己PRになります。

客観性を入れる

自己PR文は、自分の想いも入りやすく主観的になりやすい傾向があります。「自分はこう活躍した」「将来はこうなりたい」などの主観的な意見だけでは、独りよがりな内容になってしまうでしょう。

具体的なエピソードに加えて、周囲からどう評価されたのか、どんな言葉をかけられたのかなどを付け加えることで、自己PRの立体感が増します。

より伝わりやすい自己PRにするためには、第三者の目線も取り入れるように工夫しましょう。

マネージャー経験と関連性が低い強みは避ける

マネージャー経験を自己PRに入れたい場合、自分の強みが本当にマネージャー経験と関連性があるのかどうかを見直しましょう。

「マネージャー経験と関連性が低い=マネージャー経験がなくても主張できる強み」と受け取られてしまいます。

せっかく経験をしてきたマネージャー経験を自己PRでアピールする場合、経験があるからこそ得られた強みをアピールしたいものです。

マネージャーとして発揮できる強みを把握したうえで、自己PRを組み立てましょう。

【例文】マネージャー経験を活用した自己PR

陸上部のマネージャー経験を活用した自己PR

私の強みは、協調性とコミュニケーション能力です。

私は学生時代の陸上部のマネージャーとしての経験を通じて、協調性とチームプレイの価値を深く理解しました。

陸上部では、選手たちの成功に向けた連携とサポートが不可欠であり、私はその一翼を担いながら、チームの目標達成に向けて積極的に貢献しました。

マネージャーとして選手たちのニーズを理解し、彼らが最高のパフォーマンスを発揮できるように状況に応じたサポートを常に心がけました。

マネージャーの経験を通じて、陸上部の成功には協調性とコミュニケーションが不可欠であることを痛感しました。

私は選手たちとコーチ陣との間の情報伝達を円滑に行い、チームの意思疎通を支援しました。

また、選手たちと協力して練習や試合のスケジュールを調整し、個々のニーズとチームの目標を調和させました。選手や先生たちからも感謝をしてもらうことができ、任務を全うできたと実感しています。

陸上部のマネージャーとしての経験から得た協調性とチームプレイのスキルは、他のチームプロジェクトや職場での協力にも大いに役立つと確信しています。

私は就職してからも協調性を重視し、チームの一員として効果的なコミュニケーションを促進し、共に目標を達成するために積極的に貢献し続ける意欲を持ち続けたいです。

サッカー部のマネージャー経験を活用した自己PR

私の強みは対課題力です。

私は入学当初から、サッカー部のマネージャーとしてチームの成功に欠かせない課題の解決と運営の円滑化に貢献してきました。

マネージャーの業務では、多くの課題に直面することもありました。

例えば、練習のスケジュール調整、試合前の選手の装備の確認、怪我の治療や予防対策、さらには予算やリソースの管理など、様々な問題が発生しました。

これらの課題に対処するために、私は迅速かつ効果的な解決策を見つける能力を養いました。

また、チーム内のコミュニケーションの円滑化も私の対課題力を高める要因となりました。選手、コーチ、保護者、学校スタッフなど、多くの関係者と連携し、情報の共有や課題の解決に努力しました。これにより、課題が発生した際には迅速かつ的確な行動を取るための基盤を築くことができました。

さらに、サッカー部のマネージャーとしての経験は、プレッシャーの中で冷静に判断し、行動する能力を鍛えました。

試合中に発生する急な問題や緊急の状況にも臆することなく対応し、チームの安定性を維持しました。

サッカー部のマネージャーとしての経験から得た対課題力は、私の職業生涯においても貴重な資産です。

新たな状況に対して柔軟に対応し、問題を迅速に解決するスキルは今後も養い続け、チームや組織の成功に活かしていきたいです。

野球部のマネージャー経験を活用した自己PR

私の強みは忍耐力です。

野球部のマネージャーとしての経験は、私の忍耐力を鍛え上げ、困難な状況にも耐える力を身につける機会となりました。

野球部のマネージャーとして、私は日常的にさまざまな課題やプレッシャーに直面しました。例えば、選手の怪我や体調不良、悪天候による試合の延期など、予測不能な出来事が頻繁に発生しました。

しかし、これらの課題に対しては、冷静な判断と忍耐力を発揮して、解決策を見つける努力を惜しまなかった経験があります。

また、野球部の活動は長時間にわたることが多く、選手たちのサポートや試合の運営に関わる責任も重大でした。長い練習や試合の日々を通じて、忍耐力が何よりも重要であることを痛感しました。

選手たちや監督と連携し、チームの目標を達成するために不断の努力と耐久力が求められましたが、その分、選手や監督から感謝される場面も多くありました。

野球部のマネージャーとしての経験は、私にとって忍耐力の重要性を学ばせてくれました。

これらのスキルと経験を、社会人になっても活かし、長期的な目標を達成するために貢献していきたいです。

自己PRを作成するなら転職エージェントへの相談がおすすめ

より伝わりやすい自己PRの作成を目指すなら、転職エージェントへの相談がおすすめです。

エージェントは転職支援のプロであり、あなたの強みや経験を客観的に分析し、採用担当者に響く自己PRを一緒に作り上げてくれます。

特に、自分の強みが明確でない場合や、どのようにアピールすればよいか迷っている場合に、具体的なアドバイスを受けられるのが大きなメリットです。

「アスリートエージェント」は、スポーツ業界の採用動向や企業のニーズを熟知しており、応募先に応じた自己PRのカスタマイズもサポートしてくれます。

これまでのマネージャー経験を通して得た、自分では気づけない強みやアピールポイントを引き出してもらえるため、自己PRがより説得力のあるものになるでしょう。

アスリートエージェントに相談することで、採用担当者の心をつかむ自己PRを作成できるだけでなく、面接でのアピール方法も学べます。

まとめ

自己PRは、自分の強みや学生時代の経験をアピールするために非常に大切です。

マネージャー経験のなかで、就活に有利な経験がたくさん積めるはずです。自分の活躍や貢献した内容を思い返して、自己PRづくりに活かしましょう。

よりよい自己PRを作成したい方は、体育会学生やアスリートに特化したスポーツ経験者のための就職・転職エージェント「アスリートエージェント」をご活用ください。興味のある方は下のボタンから会員登録してみてくださいね。

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